2013年07月16日

日本で使えるかは未定ですが、使える機種の開発はしているようです

携帯電話はいつ頃から複雑怪奇になったのだろう。
今では通話・メール・ウェブ閲覧は当たり前。それらに加えて、アプリを使ってゲームができたり、データ通信を肩代わりしてくれたり、ウェブの閲覧もPCみたくできるようになったり、音楽プレイヤーにもなったり、お金が払えたり、ポイントが貯めれたり、健康管理機能が付いたり、本が読めたり・・・挙げていけばキリがない。それだけ、今のケータイは複雑怪奇になっていると、特に歳を取った人や機械オンチの人には見えてしまうのだ。


そんな中、シンプルなケータイが登場することになったそうな。しかも単3電池1本で動くとしたら、どうだろう。
それが、8月半ばにオーセラスジャパンから出る予定の「SpareOne」という商品。
この商品は通話専門のストレートタイプのシンプルなケータイ。恐らく液晶画面もない(電池が透けて見えているからだ)
単3電池1本で稼働可能・・・というのだが、そんなに持たないんじゃないのかと思われた方、これを聞いてご安心あれ。
通話だけの利用でも最大10時間、付属しているLEDライトの利用だけなら最大24時間(もちろん、どちらも併用した場合は、この限りではない)というのだから、いかにタフネスなケータイなのかがわかる。しかも電池を挿していても全く使わない状況下(電源をオフした、いわゆる絶縁状態)に置かれていた場合、最大15年も持つというのだから驚くなんてもんじゃない。最早恐ろしいとも言える。昨今のスマホなんて1日持たないケースもあるんだぜ(泣)。
恐ろしいついでにもう一つ。
このケータイは極限状態にも耐えられる仕様になっていて、下は-30゚C、上は60゚Cまで耐えられるという優れモノ。極端な話、砂漠のど真ん中で使っても、北海道の寒い地方(さすがにシベリアや南極・北極は無理そう(苦笑))で使っても、何てことはない設計なのだそうな。

ケータイボディには防水加工も付いて、何と1万円を切った9980円(税込)。全国の家電量販店・成田空港・羽田空港で販売予定で、要SIMカード(iPhoneのSIMカードも利用可能)

「・・・え、成田と羽田?」と思った方は鋭い。そう、残念なことにこのケータイ、GSMという通信規格(日本で言うところのPDCにあたるもので、第2世代の通信規格)でしか使えないので、日本では宝の持ち腐れなのだ。


意味ねぇじゃん・・・とお怒りの方、ごもっとも。そんなお怒りの方にいい情報をば。
日本向け(というより、既に一般化しているというのもあるのだが(苦笑))にW-CDMA・CDMA2000対応用のモデルも用意するとのこと。価格は1万以上になるんじゃないかなと思うのですが、防災グッズの観点からも安くケータイ端末代をあげたいという人にとっては十分にお得な値段じゃないのかと思います。


・・・ドコモさん、起死回生の一策としていかがですか(ギャハ)?
・・・たかたさん、売れますよ、これ(ニヤニヤ)。



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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)