2023年04月25日

やっぱり犯人はヤスだった!?

以前紹介した「SQUARE ENIX AI Tech Preview: THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE」4/24に配信開始されたものの、評価は芳しくないようです。
様々な理由があるのですけど、まずはAIの未成熟が挙げられます。
捜査を切り上げようとしても、まだ容疑者のことを聞いたり、何かを調べようとしても、誰かのプロフィールを紹介するなど、ともすればトンチキな行動をしでかす様でした。ちょっとした単語でも何を言ってるのかわからないコメントを出すなどもAIが未成熟だからなのだとも言えるでしょう。お笑い芸人のコントかとか言われる有様でもあるようですが(ニヤニヤ)。
そして、本来搭載されるはずだったであろう自然言語生成が未実装になったことで、ヤスの返答にバリエーションが無くなっていき、最終的には何を言ってるのかわからないコメントをするだけのホントにロボットのような感じになっていたようです。
それ以外にも、ヤスに通じるコマンドが非常にわかりにくいというのもあります。テキスト入力になったことで、幅が広がったはずなのに、逆にコマンド総当たり以上の苦労を味わうことになったのです。ちなみに、PAUSEキーを押せば、入力に近い、使用できるコマンドが表示されるとのことですけど、これをフル活用してもヤスが言うことを聞いてくれるのかは未知数です。やはりここは、AIの非倫理的な発言の可能性を考慮して外された自然言語生成が搭載され、ブラッシュアップされることが、このゲームのプレイに大きく影響するでしょう。上手くいくものだと思っていたので、今回の不評という評価には、非常に残念でなりません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)

2023年04月21日

【犯人は】ポートピアが先祖返りしてSteamに襲来【ヤス?】

1983年にPC(PC-6001など)で発売され、後にファミコンに移植され大ヒットを飛ばした「ポートピア連続殺人事件」21世紀に入ってからフィーチャーフォンのアプリゲームとして移植はされたものの、スマホでプレイすることは未だ叶わない状況です。
ところが、最近になって「ポートピア連続殺人事件」の英題にあたる「THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE」が商標出願されていたことが明らかになり、近々何かあるのだろうとは言われていました。すると、4/24に「SQUARE ENIX AI Tech Preview: THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE」としてSteamで配信されることが発表されました。しかも無料とのこと。何とも太っ腹。


この作品は、AI技術の一つである「自然言語処理(NLP)」を構成する「自然言語理解(NLU)」について体験できるものになっています。


ここで、PC版の「ポートピア連続殺人事件」とファミコン版とケータイ版の「ポートピア連続殺人事件」の違いについて話したいと思います。

PC版に関しては、キーボードを利用したコマンド入力式になっており、自由に文章を打ち込んで、相手から聞き込みをしたり、証拠品を押収したり、別の場所に移動したりなどができるようになっていました。ただ、当時の理解力が稚拙だったため、答えがわかっていても、適切な文章を打たないと先に進めないというもどかしさを抱えていました。ちなみに、この手の方法は、元々は「ミステリーハウス」などアメリカで生まれたアドベンチャーゲームがベースになっており、英語で展開される、ないしは日本語テキストでもコマンドが英語でないと受け付けない作品の場合、英語力がかなり試されたものになったと言われています。

対してファミコン版やケータイ版の場合、キーボードが備え付けられていない・容量の関係上などの理由により、コマンドで決めるものとなっておりました(PC版も、オリジナルから移植された作品では、よく打つ言葉はファンクションキーに割り振られる仕様に改良されている)テキストを入力する煩わしさや答えを打ち込めないもどかしさは消えるものの、いわゆるコマンド総当たりという弊害も生み出していました。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの原理が生まれてしまったんですね・・・。


今回のSteam版は、先述のAI技術を生かすことで、PCの性能が向上したこともあって、より自然な展開が生み出せるようになり、表現上の揺らぎがあっても、正解にたどり着けるようになりました。自分の思ったことを思ったように表現することで、先に進めるようになるのは、結構斬新ですよ。これは音声による認識でも可能(ただしキーボードは必須)とのことなので、キーボードを打つのが苦手な人も楽しめるようになりました。


過去に四苦八苦してプレイした人も、リニューアルされた「ポートピア連続殺人事件」をプレイするいい機会になるかもしれませんね。果たして、この作品の犯人は<ヤスで決まり!


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Posted by alexey_calvanov at 22:54Comments(0)

2023年03月25日

確定申告を作れるギャルゲー登場で、Steamがお怒りの様子

毎年、個人事業主が頭を悩ませるのが、確定申告というもの。年間の所得税と住民税の申告と納税の手続きを指すことが多いですけど、細かいことを言うと、結構複雑怪奇なものらしいです。もういいや、国の申告した金額を収めりゃいいじゃんとか思うワイは、思わぬ形で納めなかった税金が発覚し、脱税でタイーホですな(爆)。<よかったな、ブタ箱で一生暮らせるぞ。

そんな確定申告というものは、アメリカでもあるらしく、頭を悩ませるのは万国共通な模様。そこで、かったるい・面倒くさい・面白味が無い(であろう)確定申告を楽しく行えるようになのか、確定申告の書類を作るギャルゲーが登場したとのこと。どうやって確定申告と恋愛するんだというツッコミは、どこかの片隅に投げてしまおう(ギャハ)。
それが「Tax Heaven 3000」というもので、恐らく税理士の資格を持ったヒロインと共に書類を作っていくというもののようです。デートとかもあるらしいのですけど、一体何の関係が・・・。わかった、出先で書類を作るんだ(たぶん)!
この作品は、確定申告の書類を作るものなのに、マルチエンディングが用意されているなど、実はただのゲームなんじゃないかと思ってたんですけど、確信をもってゲームなんじゃないかと思ったのは、18禁パッチがあるんだよ(爆)!ホントにそうなるのかはわかりませんが(実際開けてみると、テキストが出てくるだけなので、発売後に実装というふうかもしれない)
『ゲームの中で死ねば現実でも死ぬ。ゲームの中で確定申告をすれば、現実でも確定申告をする』というふうなことをあらすじの中でも言っているので、知らない間に確定申告が終わっているのかもしれないけど、あくまでそれはアメリカでの話で、日本での展開は未定・・・なのに、日本語が随所に出てくるぞ、このサイトと商品(爆)。


何度も言いますが、アメリカで確定申告を楽しみながら行うことをコンセプトにしているからか、社会情報番号(日本でいうところのマイナンバー)を記載する部分があり、それが問題になってしまったようです。パッケージ版(コレクター版)は3/27に、Steamで4/3に(現地で)発売予定なんですが、Steam版は先述の理由で3/21に削除されたようです。インターネットには繋がらないと開発サイドは明言しているものの、やはり個人情報を晒すことは、大きな不安要素ではありますからねぇ。特にアメリカでは、社会情報番号が生活の中で密接に関わってくるので、これが知れ渡ると大変なことになるのは、ユーザーもわかっているのではないかなと思うのですが・・・。


日本ように改良されたバージョンが出たとしても、そのあたりを留意してプレイするようにしてほしいですね。まぁ、日本なら確実にエロゲーじゃないと売れない(ギャハ)。<んなこったぁない。


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Posted by alexey_calvanov at 21:09Comments(0)

2022年08月05日

Steamが手軽に遊べるようになるかも

最近PCゲームでは、Steamでのダウンロード販売が主流になっているようです。主にアメリカ(英語)での販売になりますが、日本語版の展開もなされており、もちろん日本メーカーが販売しているものもあります。そのSteamを手掛けるValveという会社自らが手掛けたSteam用携帯ゲーム機が、いよいよ日本でも展開されることとなりました。
「Steam Deck」と呼ばれるその携帯ゲーム機は、日本ではKOMODOが販売代理店として展開することになっており、特設サイトを設けて予約も受け付けているとのこと。

「Steam Deck」は64GB・256GB・512GBの3種類で展開され、このうち512GB版では防眩エッチングガラスを採用しています。この他、付属ケースやストレージの違いなどがあるそうです。共通しているのは7インチの液晶という、結構大きめの画面になっている点やmicroSDで拡張可能という点でしょうか。なお、OSはWindowsではなく、SteamOSというLinuxベースの独自のOSとのこと。独自のOSではあるものの、Windowsとの互換性は有しているとのことなので、遊べないゲームがある・・・という可能性は低いようです。
気になる価格は、64GBモデルが59,800円、256GBモデルが79,800円、512GBモデルが99,800円で、内金は1000円必要とのこと(この内金は、購入代金から差し引かれるとのこと)


スペックの問題で遊べなかった人やPCを持っていない人には、オススメのハードになるでしょう。かつSteamは海外仕様になっている日本のゲームも多く、ギャルゲー(18禁)では顕著とのことらしいので、その手のものが欲しい人も(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2020年03月16日

スーパーバーニーワールド?

熱を帯びてきたアメリカ大統領選挙の予備選挙(いわゆる候補者選び)。特に民主党では多数の候補者が出てきた中から、ジョー・バイデン候補とバーニー・サンダース候補の一騎打ちの様相を呈してきましたここ最近の情勢では、死にかかったバイデン候補が不死鳥のように甦った・・・というまるで神話のような語り口で優勢が伝えられています
そんな中、サンダース候補を応援しようと、一風変わった形での支援がなされています。いかにも現代らしいというのか、若い人達の支援が多いこともあってなんでしょうけど、何とゲーム(ダウンロードコンテンツ)での支援です。
その作品の名前は、「SUPER BERNIE WORLD」。・・・何か、嫌な予感がする(苦笑)。早速トレーラー動画が上がっていたので、見てみましょう。



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・・・これは任天堂法務部が動き出すぞ(汗)。


えー、法務部が動き出す前に説明しておきますと、オーソドックスというのかクラシカルな2Dアクションゲームで、主人公がアメリカ11州とワシントンDC(コロンビア特別区)を巡り、票を集めながらジャンプで難所を乗り越え、チーズ(サンダース候補の好物)を取って巨大化、バラ(社会民主主義の象徴)を取るとバラを投げて敵をやっつけることができるという・・・アカン、法務部出動待った無しや(ギャハ)!
で、敵はどうなっているのかというと、トランプ大統領支持者と思しき共和党支持者や同党の閣僚が某ゲームに似せて登場(笑)。ラストに登場するのは、もちろんトランプ大統領。彼の下に向かう途中には火が飛んでくる仕様になっています。恐らく戦う中でも火を噴くのでしょう。


結論から言って、これはホントに大丈夫なのか(苦笑)。ともすれば、任天堂が削除要請を掛けてきてもおかしくないと思われます。逆に言えば、それだけパロディとしてはよくできているし、作品の完成度も悪くないことでしょう。既にフルプレイ動画も挙がっているようなので、そちらもご覧下さい(あえて貼りません(爆))。
なお、この作品はSteamなどで購入可能になっています。遊びたいという方は、そちらでダウンロードして下さい。消される前に(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)

2018年02月18日

『不具合』で低評価無双

日本ではPS4で販売された「真・三國無双8」。海外ではPS4以外にもPC版(Steam)でも販売されております。そのことから、PC版は日本語の対応は基本的にしていない(字幕やインターフェイスでの対応は無く、音声のみの対応)だったのですけど、発売当初は中国語と共に日本語がフル対応になっていたのです。
ところが、発売2日後にアップデートが施され、非公式でフル対応になっていた日本語と中国語が不具合扱いで対応不可になってしまったのです。それに伴い、日本語は基本的に非対応、中国語に至っては全て非対応になってしまいました
この一件で、日本および中国ユーザーの怒りを買い、レビュー・コミュニティ共に炎上、「おすすめしない」が9割に達する事態になりました。


一番不遇なのは、中国を題材にしているゲームなのに、(元々サポートしていないとはいえ)中国語が一切非対応になってしまったことでしょう。地元の史実をベースにしているのに自国語で遊べないのは辛いでしょうねぇ。ただ、中国でどのくらい遊べるのかが不確かなところでもあるわけですわ。ご存じの通り、中国は社会主義体制で国家の統制が厳しいところそこをかいくぐって遊ぶのであれば、いくら不満を挙げてもSteamやコーエーテクモゲームスの耳に届きにくくなるでしょうね。

日本語の一件に関しては、お怒りはごもっとも。日本で作っている作品なんだから、日本で展開されるのは当然という考えもわからなくはないです。ただ、元々Steamでは海外展開のみとしているので、致し方なしなところも。中国語の一件と同率に考えるべきなのでしょうが、日本ではPS4で遊べるという点で事情は異なってくるでしょう。日本でのPCでの普及率も頭に入れなければならないでしょう。ただ、コーエーテクモゲームスの前身であるコーエー(光栄)がPCメーカーのパイオニアとして、この扱いもどうかとは思いますが・・・。


もっとも、日本語・中国語を不具合扱いで処理したコーエーテクモゲームスの対応が一番まずかった返金の認められる購入から14日以内ないしはプレイ時間が2時間未満の間にやるべき処置だったのに、それを怠ったのは不具合の扱いと同様にまずいですわねぇ・・・。
一番行うべきは、元々対応していなかったのに入れてしまったことを謝罪することであり、非対応にするのであれば、条件に関わらず返金すべきだと思うのです。それか公式に日本語と中国語で対応しますとアナウンスすることでしょう。


自分達の利益を追い掛ける結果がこの対応ならば、コーエーテクモゲームスも酷い企業になったなと思えてならず、残念でなりません。


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Posted by alexey_calvanov at 21:44Comments(0)

2016年04月22日

メガドライバー歓喜!

ただし使用言語は英語(汗)。


セガ・ヨーロッパは、Steam(スチーム)というダウンロードコンテンツでSEGA Mega Drive(メガドライブ)のゲームを保存する機能「SEGA Mega Drive Classics Hub」を展開することを発表しました。
1990年代の部屋をイメージした仮想空間に保存され、当時をしのばせるポスターやブラウン管のテレビが置かれています。


この「SEGA Mega Drive Classics Hub」では、ローカル対戦やどこでもセーブができる機能、さらにMODデータを入れた遊ぶことができる「Steam Workshop」にも対応しています。
なお、既にセガクラシックスを購入した人も自動でこの機能に無料で対応してくれるとのことなので、この機会に是非どうぞ。


対応ソフトは30本。日本でも有名な作品もたくさんあります。セガを代表するRPGファンタシースターシリーズはⅡ・Ⅲ(時の継承者)・Ⅳ(千年紀の終わりに)の3作とも対応している他、セガのアクションゲームの傑作「バーチャファイターⅡ」や「スペースハリアーⅡ」、プレミア価格が付いたことのある「コミックスゾーン」も収録されています。今後、対応ソフトはアップデートにより増加するとのことなので、人気だったあの作品も間もなく登場するかもしれませんね。


でも、どうせなら根強いファンのいる日本にもローカライズしてほしいなぁ・・・(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 21:48Comments(0)TrackBack(0)