セブンのチャーハンおにぎり

こちら、セブンイレブンで販売しているチャーハンおにぎり。
上が、「黒胡椒が決め手 牛焼飯」。下が「THE チャーハン」（以前紹介した「THE チャーハン」のおにぎり版）。
違いは、肉・味付けの違い・値段くらいでしょうか。ちなみに、東海地方では「THE チャーハン」ですが、関東圏では違うチャーハンになっているので、違う種類のチャーハンおにぎりになっているものと思われます。
この商品、年末からちらほら見掛けていたのですけど、どちらかが欠けているというふうで、一時関東圏の商品との比較にしようかなと思ったら、同じような状況になってしまって今に至るという（汗）。今回ようやく見付けて紹介できます。



「黒胡椒が決め手 牛焼飯」は、その名の通り、黒胡椒のスパイシーな味付けが後を引きます。そして、申し訳ない程度でも肉が入っているので、肉の旨味も感じられます。総じて味は濃い目になっていますね。
「THE チャーハン」は、これに対してあっさり目。温めるとよくわかるのですが、少し薄めの味付けなんですね。それでも、一緒に入っている焼豚（？）の中に肉の旨味が詰まっているので、その味わいがよくわかるおにぎりになっております。


どちらも美味しいなと思いましたが、食べやすいのは後者だったかなと。でも120円～130円でこれだけのクオリティ。あなどれんわい。


  

お、漢だ・・・

世の中、「シンプル・イズ・ベスト」という言葉があります。
混じりっ気なしとも余計なものは一切入っていないとも取れるこのフレーズ、要は何も手を加えていないものが実は一番使い勝手や味がいいんだよという物事の例えなんですね。

ゲーム業界で言えば、D3パブリッシャーから発売していたSIMPLEシリーズがその代表例。低価格でありながらクオリティの高いゲームを作ることを目標に作られたもので、後の廉価版（ベスト版など）に影響を与えたとも言われています。特にシンプルながらも細やかな配慮がなされた「SIMPLE1500シリーズ Vol.1 THE 麻雀」はプレイステーションで100万本以上売れた人気作となりましたね。


そんな中、セブンイレブンがとんでもない商品を発売したのだ。まるでSIMPLEシリーズの真似事でもしたいかのように（笑）。
それが今回紹介する商品「THE チャーハン」です。
・・・うーん、実に潔い名だ（ギャハ）。
ちなみに、価格は398円（税込）。いっそのこと400円にして「SIMPLE400シリーズ THE チャーハン」としてもよかったのに（ニヤニヤ）。それか「SIMPLE390（サンキュー）シリーズ」とかでもよかったのに。


この商品、中京地区限定販売（とはいうものの、それ以前にも他の地域で売られていたらしい）で、味付けに地域に馴染んだたまり醤油と鶏ガラスープを使用したとのこと。具材も炒り玉子・チャーシュー・長ねぎのみ。添えてあるのも紅しょうがのみという潔さ（苦笑）。これ以上何を加えようとするんや、とでも言いたげですわ。



味はシンプルな具材と味付けながらも、何杯でも欲しくなる味わい。少々薄いかなとか思いながらも、気が付けば食べ切っている・・・というふうに。
まぁ、セブンイレブンのチャーハンなんて、これまで何杯か食らってますからね。ただ、そこにチンジャオロースが掛かっていたり何だりしておりますから、確かにこうシンプルな状態で食らうことはないですわね。


女性には少々量が多いかなと思われるのですが、美味しいので問題ないでしょう（笑）。