2012年10月23日

秋の新機種2012 au編①

秋の新機種、今回からauの新機種を紹介していきます。
今回登場した10機種はiPhone5と同じ4G LTEを全て搭載しています。ソフトバンクがiPhone5のみ4G LTE・その他機種が4Gなのとは対照的と言ってもいいでしょう。サービス面ではまだまだ普及している状況ではないのにもかかわらず、これだけ積極的に攻めるのは、4G LTEへの熱の入れようの大きさ、そしてこの規格から他社と同じ土俵に立つことへの危機感(今までauは3GでもCDMAという別方式だったため)が現れているのだなと思います。
なお、4G LTEは将来高速化と新800MHz帯での運営を行っていくとのことだそうです。またテザリングオプションが2年間無料(通常は525円/月)、基本使用料が1年間半額になるキャンペーンが行われます。

次に、4G LTEサービスが開始になったことで、auスマートパスにブックパスが追加されました。
このサービスは「LISMO Book Store」をAndroidスマートフォン向けにリニューアルしたもので、590円/月の予定で読み放題になるというもの。またこのサービス開始に合わせて、既存のうたパスではユーザー好みの曲をセレクトする機能が追加。ビデオパスでは4G LTEに合わせた360pというコンテンツ再生速度を追加しています。さらに、「データお預かり」の最大容量が10Gから50Gに増強されたので、たくさんの写真・動画などをバックアップとして保存できるようにもなりました

最後に、今回の4G LTEサービスの本格開始により、専用の型番が設けられるようになりました。型番はメーカー名・LTEの頭文字であるL・ISシリーズとしては何代目なのかを表す数字・そのメーカーの何番目の機種かを表す数字の順で書かれています。


では新機種の紹介です。
今回は海外モデルの紹介です。


①HTC J butterfly HTL21
台湾のメーカーであるHTCから発売されるストレートタイプのスマートフォン。5インチHD・TFT液晶を搭載している。OSはAndroid4.1。HTC Jモデルの2代目にあたる。
2020mAhの大型バッテリー・おサイフケータイ・ワンセグ・赤外線通信・IPX5相当の防水機能を搭載している。

個人的感想
このHTC Jは元々日本のみの展開だったものが、台湾・香港でも販売したところ好評を博したとのこと。そのことを踏まえて、今回はかなりブラッシュアップが図られていると思う。
特に、ディスプレイ・バッテリーの大型化や前回断念せざるを得なかった防水機能を今回搭載している点は評価したい


②GALAXY S Ⅲ Progre SCL21
韓国のメーカーであるサムスン電子から発売されるストレートタイプのスマートフォン。4.8インチHD有機EL液晶を搭載している。OSはAndroid4.0。
2100mAhの大型バッテリー・ワンセグ・おサイフケータイを搭載している。

個人的感想
この機種はドコモのSC-06Dの兄弟機種にあたるからなのか、正直もう少し特徴を出してもよかったと思える機種。ストラップホールや着信ランプが搭載されても、日本の他の機種に慣れ親しんだ人には「何を今さら」感がありあり。大容量バッテリーで長いこと使いたい人向けの機種かと。


③Optimus G LGL21
韓国のメーカーLGエレクトロニクスから発売されるストレートタイプのスマートフォン。4.7インチHD・TFT液晶を搭載している。OSはAndroid4.0。
IPX5/7相当の防水機能・2210mAhの大型バッテリー・1310万画素のCMOSカメラ・ワンセグ・赤外線通信・おサイフケータイ・NFCが搭載され、手書きのメモを残せる機能も併せて搭載されている

個人的感想
この機種もドコモのL-01Eの兄弟機種になっている。しかしながら、日本で出すことを踏まえてか、高機能かつ独自の機能をきちんと揃えている。カラーリングも定番色ながらも全身が白で統一されているホワイトとビビットなブルーの2色ながらも存在感を見せている。


④VEGA PTL21
韓国のメーカーパンテック&キュリテルから発売されるストレートタイプのスマートフォン。4.3インチHD・TFT液晶を搭載している。OSはAndroid4.0。
手に触れることなく赤外線センサーで手の動きを感知したり、一定の言葉である行動を認識するVEGA Motionを搭載。また日本独自の機能であるワンセグ・おサイフケータイ(FeliCa・NFC)・赤外線通信・IPX5/7相当の防水機能・IP5X相当の防塵機能も搭載している。

個人的感想
韓国ではメインストリームの機種であるVEGAシリーズが日本でも登場するのだが、何より機能面ではVEGA Motionがすごい手に触れずに基本的なことができてしまうので、(防水機能があっても)手が濡れていて触り辛い時やなかなか手が離せない時にはオススメと言えよう。
日本オリジナルの機能もてんこ盛りになっている。カメラ機能だけが平凡なので、そのあたりが気にならない人にはオススメしたい。


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次回もauの機種紹介、国内メーカー編です。  

Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)TrackBack(0)