2011年10月18日

秋の新機種2011 ウィルコム編 前編

秋の新機種が今日ドコモで発表されたことで、全てのキャリア(携帯電話会社)の発表が揃いました。


今回は震災後初の大掛かりな発表会になったところも多く、しかも全てのキャリアが何かしらの動きを見せたという極めて珍しい事態も起こりました。
そんなわけで、今回からしばらく新機種の紹介をしていこうかと思います。
紹介順番は一番発表の早かったウィルコムが最初で、以降au→ディズニーモバイル→ソフトバンク→イーモバイル→ドコモとなりますが、ディズニーモバイルが2機種・イーモバイルが1機種のみの発表なので、ディズニーモバイルとイーモバイルはまとめて紹介するかと思います。


では、一番最初の発表になったウィルコムの紹介から
実に9ヶ月ぶりの新機種発表会になったウィルコム。一時期の落ち込みは影を潜め、ソフトバンクの支援を受けながら、順当に契約数を伸ばしています。
今ウィルコムが狙っているのは、ケータイでスマートフォンを持っている人達の『隙間』を狙うこと、ないしは個人が持っているケータイの次を狙う、いわゆるセカンドフォンとしての需要の掘り起こしをしています。これが功を奏して今の地位があるわけですが、これをさらに拡充させるようです。
そのため、機能はあまりないシンプル系統のものが目立ちます


では見ていきましょう。今回はウィルコムの主役になるだろうシンプル系統のセカンドフォン的なケータイ(ストレートモデル)の紹介です。


①WX01NX
ネットインデックスから発売される幅44.5mm・高さ112.5mm・薄さ11mm・重さ67gの小型ストレートモデル5色のカラーリングだけでなく、リモートロックやモバイル内線ソリューション「W-VPN」を搭載している。

個人的感想
ポップなカラーリングは女性向けを意識したものになっている。それでいてビジネス向けの機能を備えている。恐らくOLやビジネスウーマンを対象にした機種になっていくのだろう。
なお、この機種はmicroUSB端子で充電することからもわかるように、徹底した小型化を図っている。
画面は1.8インチと小さいものの、ボタンは大きいので、文字が大きく表示できるのならば、オシャレなシニア向けに売り出すこともできなくはない。


②SOCIUS WX01S
SII(セイコーインスツル)から発売される通話・メール(Eメール・ライトメール)に特化したストレートモデルBluetooth機能を搭載し、4台まで設定(同時接続は2台まで)可能になっている。

個人的感想
まるでセカンドフォンの典型的機種になるようなモデル
Bluetoothはスマートフォンからの電話を受けたり、逆に発信もでき、さらにSkypeからの受信(ヘッドセット代わり)も可能になるらしい。
もしかすると、ケータイとして利用するよりも、ケータイの代わりに受け取る受話器代わりになってしまう可能性もあるが、緊急通話用として抑えておいても、プライベート用の機種として抑えておいてもいいかもしれない。


③Sweetia WX02K
31万画素のカメラが搭載されたストレート端末。
撮影した画像をすぐにデコラティブメールに挿入できる「最速メール」機能を搭載した他、絵文字とデコメ絵文字を切り替える機能を搭載している。また6色のカラーリングで展開される。

個人的感想
ターゲット層は10~20代の女性。現在展開中のHONEY BEEの流れを汲むモデルになると考えられる。ファーストフォンとしては貧弱に感じるものの、手軽に扱うもの・セカンドフォンとしてなら十分ではないかと思う。


④LIBERIO WX03K
31万画素のカメラが搭載されたストレート端末。
時間毎に最適な文字を予測する「時間対応予測」機能や待ち受け画面からすぐにメールを作成できる「すぐ文字」機能を搭載した他、4色のカラーリングで展開される。

個人的感想
こちらは逆に30~50代の男性中年世代を狙った機種。基本的な機能はSweetia WX02Kと同じ。


⑤WX01J
日本無線から発売される法人向けに制作されたストレート端末。
管理者がウェブ上で管理やセキュリティを施すことのできる「ビジネス安心サービス」に対応している他、赤外線通信、一般固定電話の子機として利用できるPBXを搭載している。

個人的感想
いわゆる特徴のない普通の電話。掛ける受けるだけなら十分な機種であると思う。


次回はウィルコムの個性的な機種の紹介。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)