2012年04月04日

春の新機種2012 ドコモ編

今回、春の新機種ともいえるラインナップがちょこちょこ出てきているので、今回ここでまとめて紹介していこうかと思います。各キャリア特徴的なものを搭載していると思うので、そのあたりを上手くピックアップできればと。


今回はドコモの機種紹介。
ドコモに関しては、ドコモが取得したマルチメディア放送(モバキャス)の「NOTTV」に対応した機種が登場したということでしょうか。
「NOTTV」とは、ドコモが主導して取得した電波を利用したマルチメディア放送で、スマートフォンでのみ対応するとされています。平たく言えば、地上デジタル放送のデータ放送とニコニコ動画的な要素を足して2で割ったものと見ていますが、正直電波余りともいえる状況で、どこまで訴求できるのかというのと、有料という媒体でどこまで食い込めるか、さらに、この過程で敗れたau(mediaFLO方式というアメリカのクアルコム社が提示したもの)が乗るのかというのが最大の懸念材料でしょう。持って3年と私自身は思っていますが・・・。


閑話休題、それでは新機種を見ていきましょう。


①AQUOS PHONE SH-06D
4.5インチのNewモバイルASV液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。ドコモが展開しているNEXTシリーズの一つ。OSはAndroid2.3。
IPX5/7相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能を搭載している他、ドコモが主体となって進めているマルチメディア放送「NOTTV」の視聴が可能になっている。
なお、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とのコラボモデルも発売予定になっている。

個人的感想
全体的にマットな仕上がりになっており、大人向けな機種になっている。ワンセグやNOTTVなどを見やすくするためか、節電機能や大型モニターを搭載しているので、映像を見る機会の多い人にはオススメの機種かもしれない。


②MEDIAS TAB N-06D
7インチのWXGA TFT液晶を搭載したストレートタイプのタブレット端末。ドコモが展開しているドコモタブレットシリーズの一つ。OSはAndroid2.3(将来的にAndroid4.0への移行予定)。今回の機種はNECから発売される。
IPX5/7相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能を搭載している他、ドコモが主体となって進めているマルチメディア放送「NOTTV」の視聴が可能になっている。その他、ドコモの次世代高速通信Xiにも対応している

個人的感想
従来のタブレット端末と違う点は、通話ができる点とおサイフケータイに対応している点
通話機能があることで、少々使いにくいものの、ハンズフリーにして使えば問題ないし、何よりSkype・LINEといった通話を導入しないで手軽に話せるのがいい。おサイフケータイが付いていれば、移動中に買い物をする時に便利ではあると思う。
大きいケータイと捉えると割り切れるのではないかなとも。


③GALAXY Note SC-05D
韓国サムスン電子から発売されるストレートタイプのスマートフォン。ドコモが展開しているNEXTシリーズの一つ。OSはAndroid2.3(将来的にAndroid4.0への移行予定)。
5.3インチのHD Super AMOLED液晶を搭載しており、そこに手書きでメモを書くことやイラストが描くことを可能にする付属のスライタスペンが用意されている。その他、ドコモの次世代高速通信Xiにも対応している

個人的感想
一番目を見張るのが大きさと思われる。スマートフォンとしては大きすぎるものの、タブレット端末にしては小型という位置付け。ともすれば中途半端ともいえるが、薄さが9.7mmと扱いやすいふうに設定されているので、先述のような違和感を持つ人は少ないと考えられる。
海外メーカーながらワンセグに対応しているものの、現在ドコモが力を入れようとしている「NOTTV」に対応していないのは、吉と出るのか凶と出るのか・・・。


次回はソフトバンクの機種紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月24日

秋の新機種2011 ドコモ編①

秋の新機種、今回からNTTドコモの機種紹介になります。ドコモに関しては大きなトピックがいくつもありました。


まずはドコモが展開する機種シリーズの大幅変更
これまでは、一般的なケータイで展開された4シリーズ(STYLE・PRIME・SMART・PRO)をメインに、らくらくホン・キッズケータイといったその他一般的なケータイ、スマートフォン・タブレットはPROシリーズではなく「ドコモスマートフォン」として扱われていました
それが今回から大幅な見直しが図られ、スマートフォンがメインになりました。
スマートフォンはXi(クロッシィ)対応の機種はNEXTシリーズ、それ以外のスマートフォンはwithシリーズ、タブレット端末は「ドコモタブレット」(ソニーエリクソン製のタブレットは「Sony Tablet」として独自展開)として分割されることになり、逆にそれまで4シリーズ展開されていた一般的なケータイはSTYLEシリーズに統合されることになりました。そこにらくらくホン・キッズケータイが加わる形になります。

続いて、NEXTシリーズのメインになるXiに関しては新プランが設けられることになりました
基本料金が1560円/月の「タイプXi」とそれが2年契約で半額(780円/月)になる「タイプXiにねん」がそれで、どちらも国内通話は21円/30秒、パケット通信料は63円/1KB、SMS通信料は3.15円/1通になります。
また「Xiパケ・ホーダイ フラット」・「Xiパケ・ホーダイ ダブル」も開始され、フラットは5985円/月、ダブルは2100円/月~6510円/月になっています(ただし、2012年4月30日まで1575円割引が適用(ダブルの2100円は割引対象外))
なお、現在はパケット通信過剰利用時の速度制限は行われていないものの、2012年10月1日以降は月に通信量が7Gバイトを超えると、下り/上り共に最大128kbpsに制限されることになります。しかしながら、7Gバイト超過後に2Gバイトごとに2625円追加料金を払えば、速度制限は解除されるとのことだそうです。

最後は、iモードをスマートフォンでも事実上展開するという点
11月中旬より、スマートフォン版iモードともいえる「dメニュー」を開始するとのこと。iモードのコンテンツをAndroidで落としこんだものを提供していくとのことだそうです。また、動画・電子書籍などを販売する「dマーケット」も同時に展開することになりました。
対象はNEXT・with・ドコモタブレットシリーズ。ただし、一部機種には制限があるとのこと。


次回は機種の紹介になります。今回は30機種ほど発表しているのですが、今回は今年中に発売する24機種とドコモのデータ通信を利用するPlayStation Vitaに触れていく予定です。


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Posted by alexey_calvanov at 22:54Comments(0)TrackBack(0)

2011年06月02日

夏の新機種2011 ドコモ編⑥

夏の新機種ドコモ編、最後はSMARTシリーズとデータ通信端末の紹介です。
まずはSMARTシリーズから。


20:N-05C
3.4インチのタッチパネルを備えたフルワイドVGA液晶を搭載したスライド式のケータイ。オートフォーカス・手ブレ補正・集光力の高い800万画素CMOSカメラ、IPX5/8の防水・IP5Xの防塵機能を搭載している。

個人的感想
カメラ機能は800万画素であるものの、クオリティの高いものになっており、さらに防水・防塵機能を加えたことから、スマートフォンライクな感覚で利用できるものと思われる。ただ、SMARTシリーズとしてはかなり厚い(最薄で14.7mm)のはSMARTの名がすたるのではないかと思われ


21:F-11C
最薄12.8mmの折りたたみ式ケータイ。IPX5/8相当の防水機能が搭載されている。
セキュリティ機能が強化されており、指紋認証の他、一定時間無操作になった場合にロックをかけるオートキーロック、一部機能を非表示にできるプライバシーモード、microSDへのパスワード機能も搭載されている。

個人的感想
やはりセキュリティ機能が強化されているのはうれしいところ富士通のお家芸の指紋認識ももちろんあり、加えて様々なところにセキュリティ機能が付いたので、色々とプライバシーが寄せ集まったケータイを安心して使えるよう配慮されている。
カメラは510万画素と今のケータイからすれば貧弱なものの、ISO12800相当の高感度撮影が可能なので、もしかするとクオリティの高い写真を撮れる可能性も出てくる。
ビジネスでもオシャレしたい人にオススメ。


続いてデータ通信端末から。


22:BF-01C
公衆無線LANと有線ブロードバンド回線も繋ぐことができるモバイルWi-Fiルータ。ドコモ新世代(第3.9世代、LTE)ケータイのXi(クロッシィ)に対応している。ワンタッチで認証・設定ができるAOSSに対応している。

個人的感想
ベースになっているのはポータブルWi-Fi(BF-01B)で、今回満を持してXiを搭載したことになる超高速通信を楽しみたい人にはオススメできるし、家の中では費用節約のために有線ブロードバンドも使えるのはありがたい


23:L-08C
韓国のLGエレクトロニクスが製作したUSB型のデータ通信端末。USB端子部分にキャップが付けられるようになっている。挿し込めばすぐ使えるよう設定画面に繋がるようになるゼロインストール機能を搭載している。

個人的感想
使い勝手のいい機種ではあるが、Xiに対応していない点とゼロインストール機能がWindowsのみなのが残念なところ


24:L-09C
韓国のLGエレクトロニクスが製作したモバイルWi-Fiルータ。ドコモ新世代(第3.9世代、LTE)ケータイのXi(クロッシィ)に対応している。2700mAhの大容量バッテリーを搭載している。最大10台のWi-Fi対応機器と接続可能になっている。

個人的感想
コンパクトながら大容量バッテリーを積んでいるので、外で長時間使っても差し障りのないように配慮されている。ただ、Xiが使えないエリア向けかつ費用節減対策がなされていない(実質FOMA通信網以外使えない)のが残念なところ


次回はauの新機種紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)