オレンジジュース、マヨネーズ、食物油・・・ 後編

前編からの続き。


さて、オレンジジュース値上げのひとつに、ブラジルのサトウキビへの大規模転作が原因と書いているが、なぜブラジルがこれを推奨しているのか気になった人もいるのかもしれない。


実はただ地球環境というためだけでなく、国家プロジェクトとしての側面（社会民主主義政策）も見え隠れしている。

現在ブラジルの政権（2007年5月現在）を率いている中道左派のルーラ政権は貧困の解消・失業の解消というブラジルの大きな問題を解消するために、北部の貧しい農民を肥沃な土壌のある南部に移住させ、そこの熱帯雨林や荒れ地、他の作物を展開している農園を切り開いて、サトウキビ畑とそれをバイオエタノールに精製するための工場を作り出した。
この国家プロジェクトによって、失業者や犯罪の発生率が抑制され、また、ここで得た資金を貧困層（スラム街）への社会福祉の充実に当てたりもしている（石油マネーで社会福祉政策を回しているベネズエラのチャベス政権と考え方は一緒）。

さらに、この国家プロジェクトで、実際ブラジルは新興工業国家（通称BRICｓ）の一員になるまでに経済成長を遂げたというメリットもある。まさに現政権にとってのキモとなる政策でもあるのだ。


しかしながら大きなデメリットも抱えている。

例えば、この政策は熱帯雨林という『二酸化炭素をため込むプール』を破壊していることに気付かねばならない。近年の地球温暖化の原因は熱帯雨林の減少によって引き起こされている。地球環境を守るために地球環境を破壊しているのはいささか矛盾しているのでないのだろうか？

もうひとつは今回の原因になった食料としての作物の値上げである。極端な転作は他業種の壊滅的打撃を与えるばかりでなく、万一その極端化した作物が不作に陥った場合、何もフォローができなくなってしまう。最悪の場合、深刻な食糧不足やそれに伴う国家財政の破綻を招きかねない。

そして何より、バイオエタノールすべてに言えるのだろうが、食料として行き渡っていた人達の首を絞めかねない行為になるかもしれないからだ。今まで何とか食料として買えたものが買えなくなれば、どうなるか一目瞭然だろう。


このことで思うのは、上手く使うことなのだと思う。
どちらか極端に走るのではなく、バランスよく配分すれば最善の結果が得られるのだと思えてならないのだ。
例えば休耕田をバイオエタノール用に使う。また例えば食料として適さないくず商材をバイオエタノールの原料として使う。あと先述にあった廃油の再利用も然りだ。
そして何よりも食物育成を多様化させることのできる地域では、それをできる限り残さなければならないのだと思う、それを残すことで、よそで不作に陥った時の代替の役割を持たせられるからだ。
そう多様性が世界の食糧供給を安定させているのだと今回の一連の値上げで感じ取ってほしい・・・。


  

オレンジジュース、マヨネーズ、食物油・・・ 前編

表題のものは、いずれもここ最近値上げに踏み切った商材。


オレンジジュースはアメリカ・フロリダ州のハリケーン直撃による不作だけでなく、ブラジルのサトウキビへの大規模な転作によってもたらされた生産量減による高騰、マヨネーズは原材料のトウモロコシ・大豆油の高騰、そして食物油もマヨネーズでも出てきた前述以外にオーストラリアの干ばつによる菜種（菜の花）の不作による高騰によって起こったものだ。
ここまで聞いてわかった方もいらっしゃるかもしれないが、すべて今流行のバイオエタノールの原料になるものばかりだ。


バイオエタノールとは化石燃料（石油・石炭・天然ガスなど）からではなく、植物の発酵（化学変化）を利用する燃料の一種。簡単に言うと、お酒を作って、そのお酒で車を走らせるものだと考えてもいい（実は穀物酒と成分は一緒。ただ飲めないようにガソリン等を混ぜている）。

このバイオエタノールにすることで、それを使うことによって発生する二酸化酸素を育成元が光合成で吸収する・・・というライフサイクルが発生するため差し引きゼロになるということだそうだ。すなわち、このバイオエタノールを率先的に利用することで、地球温暖化を限りなくゼロに持っていくことができるという考えができるからだ。


ただ、オレンジジュースにしろマヨネーズにしろ食物油にしろ、実は多少なりとも値上げの幅を抑えることができたのではないのかと思う。

バイオエタノールとして利用されているトウモロコシや大豆や菜種油が高騰しているのは、おそらく精製したばかりの油（ピュアオイル）を使っているからではないかと思えてならない。
この油を廃油（例えば使用済のてんぷら油やファーストフード店等で出る廃油）に切り替えれば、ろ過する過程のコストは若干かかるかもしれないが、普通のものと同じように使えるのではないかと思う。また、さじ加減にもよるが、過度な使用を控える動きが出れば、それだけ消費量を抑えられるので、より多く二酸化酸素の使用量を抑えることができるのかもしれない。


長くなったので、後編に続く。

  

春の新アニメ2007 その10 風のスティグマ（聖痕）

春の新アニメ、恐らく今回で最後になります。


その最後の作品は富士見ファンタジア文庫で好評シリーズ連載中のライトノベル「風のスティグマ（聖痕）」です。
原作のタイトル表記は「風の聖痕（スティグマ）」ですが、アニメ版は逆になっている珍しい作品です。


あらすじはこう（以下PCではイタリック体で表記）。


聖陵学園に通う神凪綾乃は一見普通の女子高生。
しかし、実は彼女こそが日本に古くからうごめく妖魔を退治する神凪一族の後継者で、神剣『炎雷覇』を操る炎術師でもあった。

彼女には兄で、炎雷覇の後継者争いで敗れ、その後父親に勘当され母方の姓を名乗った八神和麻がいた。彼は風の力を操る風術師として驚異的な力を携え、神凪一族に復讐をせんとしていた・・・。


というふう。


感想としては、イラストが「護くんに女神の祝福を」に近い感じがする。GONZO製作ではないんだろうけど、何か違和感のないくらいに近い。もしかすると、ヒロインの設定がツンデレ女子高生というあたりで妙な親近感が沸くからだろうか？

作風はバイオレンスアクションというふうなんでしょうけど、いまいちスピード感とスプラッタ性が薄い。
後者の場合はテレビでの表現の問題があるのでなんとも言い難い面があるけれども、残虐さなら他の作品で嫌っていうほど強調されているので、こってりしない程度で出してほしい。
何せあの「ウィッチブレイド」を作ったところだから、少しさじを増やせばできるはずなんでしょうけどね・・・。
シリアスとコメディのバランス配分に関しては悪くないので、このままの状態で突っ走れば飽きることはないと思いますね。



  

名古屋ならではの自販機？

名古屋でもなかなか見かけない自販機のひとつがこれ。


「スィートキッス」や「ライフガード」でおなじみのチェリオの自販機。
確か本社が名古屋にある飲料会社。昔、ナゴヤ球場の広告看板でも名古屋人にはおなじみのものだった。

「ライフガード」くらいはコンビニでもよく売っているほうなんでしょうけど、会社名にもなっている「チェリオ」や「スィートキッス」はこの自販機かマイナーなコンビニやお店にあるかどうかの代物。他にも珍しい飲み物が多いので、ぜひ見てもらいたいものです。


名古屋であれば、私の知っている限りだと、ナディアパークそばの立体駐車場近くにあります。

  

「涼風」の携帯コンテンツキタコレ

最近、『少年誌の限界』を越え（爆）、ますます絶好調な涼風ですが、現在講談社の携帯コンテンツ（コミゲー講談社）に行くと、今月の特集（なのか（笑）？）として涼風フェスタを5月の間開催中。


マンガのオマケで付いている涼風もんの待ち受けを無料でもらえるだけでなく、無料でクロスワードパズルが楽しめます（一部機種除く）。
で、そのクロスワードパズルを解くと、あのキャラの待ち受けがもらえるぞ！
・・・最近見かけないねぇ（爆）。
なお、パスワードはもうひとつあり、それを入れると、これまたあのキャラの待ち受けが・・・！
・・・最近（以下略）。


さらに、EZアプリでは5/17からで、iアプリ・S！アプリでは既に配信されてますが、涼風の恋愛シミュレーションゲームが登場するとのこと（一部機種除く）。
・・・そうか、涼風の本領発揮だな。
エ●ゲーの涼風＜マテ！
普段ギャルゲーなんてめったにやらない（笑）＜怪しい。
・・・ホントにやらんって（苦笑）。
めったにやらないのに、こう楽しみなのは何なんでしょうな・・・。
しかも初のゲーム化なのでどうなるのかも気になるところです。

  

ドキュメント24 再び23時

終わりました。
何だかんだ言って書き終えました。
無事に24時間書き連ねることができました！
・・・人間やればできるんだなって思わされました。

唯一寝たなと思ったのは、3時台の音楽聞いてた時だけ。気が付いたら曲目が終わってる・・・なんてことが数回（笑）。それでも4時台にはキチンと目が冴えるので驚きを隠せない。


え、次？
やりません！
二度とこんな辛いことやりませんってば！


最後に、こんな駄文に長時間おつき合い頂き誠にありがとうございました。


・・・さ、もうすぐ「ライアーゲーム」が始まるから、もう幕引こうっと（ニヤニヤ）。
よいこはみんなマネしちゃダメだぞぉ（ギャハ）。＜またマネするバカが増えるような言い方を・・・。


  

ドキュメント24 22時

飲み会も終わり、店を出た後に中国土産のお菓子を食らうことに。


1つ目のロ●テのペペロというグ●コのアーモンドクラッシュポ●キーもどきはまぁ普通に食えました。

問題は見るからにまずそうなマンゴー味のお菓子。
ものすごく漢方くさい味で非常にまずい。オマケにノドが焼けた感じになっちょります。

水が欲しいと言った時、甘い中国茶があると言うと、非常ににこやかな反応がいやらしく見えますよ（爆）。


まだノドが・・・。

  

ドキュメント24 21時

まだアキバのイタリア料理店にいます。

パエリア美味いんですけど、今までの疲れがどっと来ております。
大丈夫か俺！？

  

ドキュメント24 20時

ごめんなさい。これで許して下さい。


飯うめー！


おかずうめー！


酒うめー！


話弾みまくってるー！


ごめんなさい、もう許して・・・。

  

ドキュメント24 19時

今飲んでます！


アキバのイタリア中心の料理屋です。
撮ってたら消えてしまうので、もう撮るのを放棄！
美味い。レパートリーが少ないのが気になりますけど、美味い。

これでは申し訳ないので、景色でお楽しみ下さい。




  

ドキュメント24 18時

再びアキバ。


面子が揃うまで店の前で待つことに。
各々、ゲームする者、くっちゃべる者、連絡取る者。人それぞれ。
私はワンセグ見て待っている。


  

ドキュメント24 17時

いよいよクライマックス。ロシア皇帝の至宝展へ。

丁度クレムリンエッグの前にいます。
細かい装飾が人々引きつけます。何かに吸い込まれるように・・・。


  

ドキュメント24 16時

引き続き江戸東京博物館。

ロシアの展示を観た後、東京の歴史に触れる。
鹿鳴館を真上から眺めるところがガラス張りなので少々怖かったりする。

  

ドキュメント24 15時

江戸東京博物館で展示会見てます。

まずは江戸時代。
なかなか興味深い展示物が多いです。

  

ドキュメント24 14時

まだ両国のちゃんこ屋です。

とりあえず12時のやつ見せたら、みんな「やっちゃったね」って顔してますた（ギャハ）。
もう任務完了です（謎）。


え、ちゃんこ？
美味かったんですが何か。

  

ドキュメント24 13時

今両国です。
近くのちゃんこ屋でちゃんこ食ってます。

早くしないとみんな食われちゃうので、もう食わせて（爆）！

  

ドキュメント24 12時

そう、ただ乾電池を買うがために降りただけだったんだよ、アキバは。
しかし、私は何かに取り憑かれたかのようにチチブデンキに行ってしまったのだ。
そこで驚愕の品にたどり着く。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


ギャー！





ラーメンか～ん！
何考えてんの！？


いや、そんなの軽いジャブだってことはアソビットシティで思い知らされることになる。





おでんカレー！


しかも


ドジっ娘プロデュース！


キターーー！！！
もう撃沈。
これからABCっていったら、朝日放送でもABCマートでもなく、アソビットシティを真っ先に思い浮かべますよ！


ちなみに、


そろそろ外相サイドが怒ってこないか（爆）？


  

ドキュメント24 11時

今は総武線に揺られております。


しかしながら暑い。東京はそんなに暑くならないと思ってたけど、暑い。
今年初めて電車のクーラーが涼しいと感じた。
ホント暑い。



  

ドキュメント24 10時

今「王様のブランチ」見ております。
伊豆の旅行ですか・・・。昔は新婚旅行の候補地のひとつに数えられるくらい有名な場所だったのにねぇ・・・。

で、「撮影のためにタオル使用を許可してもらっています」？
・・・そんなもんイラネ！＜遂にヤキが回ってきたか（ギャハ）。

  

ドキュメント24 9時

まだマンガ喫茶でマッタリ（笑）。
朝のうちに買ってきた新聞に目を通したり、ヤングアニマル（隔週刊）を読んでたり・・・と。


ここで、この場を借りて東京のFMウォッチ。
東京はNHKとコミュニティー局を除けば、東京および周辺局合わせて7局も聞ける激戦区である。
で、どのくらい感度がいいのか東京駅八重洲口で朝6時～7時に試してみることに。


①TOKYO FM
いわずと知れたJFNのキー局。関東圏の中では最も老舗局。
無論クリア。
ただ、最近は全国ネットの番組になっているので、東京色が最も薄い。


②J-WAVE
洋楽専門チャンネルのさきがけだが、J-POPの語源となったように邦楽もかけるバランスのいい局。昔はNO.1FM局だったが、近年は周辺局に押され気味。
やはり感度は良好。


③Inter FM
多言語放送として在日外国人のための放送がメインだったが、近年は洋楽専門チャンネルとして日本人向けの番組が多くなった。コアな洋楽はJ-WAVEよりよく流れる（らしい）。
感度は意外にいい。というのも、この周波数の近くには放送大学（77.1MHz）があったから。


④BAY-FM
千葉にあるFM局。交通情報の時のBGMにフリークが多い。それゆえか交通情報の割合がニュースや天気予報より多い。またサーファー向けの波の情報も多い。
少し動くと混信や乱れが出るものの、概ね良好。個人的にもオススメの局。


⑤NACK5
埼玉にあるFM局。珍しく野球中継を行っている放送局。また洋楽以外にも邦楽（演歌や歌謡曲もよく流れるらしい）を流したりしている。近年在京局と肩を並べるほどの実力もつけてきた。
BAY-FMほどではないものの、混信や乱れあり。尖ったものがないので、人によっては食い足りない感じもあるかも。


⑥FMヨコハマ
神奈川にあるFM局。日本初の独立局でもある。
周辺局の中では周りに混信する局がないからか、一番入りがいい（ただ乱れは出る）。ただ、若手が多いのだがうまく生かされてないのかも。伝統だけが空回りの状態？


⑦FM-Fuji
山梨にあるFM局。メインエリアは山梨なのだが、三ツ峠から飛ばしている電波が微力ながら東京とその周辺に届いている。
この中では一番感度が悪く、少し動いてもすぐNG。ただピタリと入ることもある。確かに300Wの中ではよくやってるほう。
番組は・・・まぁ不問に（爆）。