・・・なんて堅いタイトルつけてますが、要は名古屋の老舗の松坂屋と大阪の老舗の大丸が経営統合して、持ち株会社J.フロントリテイリング(以下Jフロント)となったわけです(ただし、店名はそのまま)。
正式な発足は昨日(9/3)だったわけですが、今日から1週間、松坂屋と大丸の全店舗で記念セールをやっていまして。
あの記念紙袋欲しさに何か買おうと思ってたんですが、何を買えば付いてくるのか全く案内がないため、全然わからないというオチがつきまして(泣)。
限定21万袋ということなので、早々なくなるとは思わないのですが、初日のセールの目玉商品のために、朝7時から並んでる人がいるなんてことを考えると、ホントに大丈夫なんだろうかといささか疑問に思うわけです。
平日の夕方に行っても何にもなさそうなので、休みの日に朝からセール狙いで並んでやろうかと思います。
ところで、今回松坂屋と大丸が経営統合されることで、百貨店側は元々競合の少なかった東海・関西で一本化できるだけでなく、かねてから戦略的に弱かった関東方面への進出を本格化できるというメリットができるそうです。関連企業では松坂屋ストアと大丸ピーコックが経営統合に向かうそうで・・・。
どちらにも言えることは、競合のない地域の引き締めと更なる拡販を狙うというところでしょうか?
同じように、三越と伊勢丹も来年4月をメドに経営統合を進めています。
ただ、こちらの統合はそこそこにバッティングしているところがある(業務提携先含む)ので、前者のようではないようです。
こちらの統合の場合は、互いのノウハウを吸収しあうというところにメリットが置かれているようです。
この場合、三越は富裕層向け・伊勢丹は若者向け、というカテゴライズができているそうで。
このように棲み分けられているのならば、特に地方店舗でのバリエーションが増えていいのかもしれません。
これから先、ジリ貧の百貨店業界はますます経営統合に進んでいくんでしょうけど、どういう色を出して統合していくのかが重要になるのかもしれません。
ちなみに、例の限定紙袋、おかんは「こんなセンスの悪いの欲しいの?」とケタケタ笑っておりましたよ・・・(泣)。
センスじゃねぇんだ!扇なんだよ!<またくだらないシャレを・・・。オヤジギャグかますなよ。
・・・どっちも重要なのは要なんだよ!< 誰 が 上 手 い こ と 言 え と 。