新年が明けて2日目。ほとんどの店(既に初日から行っている店もありましが)で初売りが始まりました。ことさら言われていますが、不況の最中でも、お店は知恵を振り絞って、時には赤字覚悟で出血セールを行っているようです。
ところで、ゲーム業界の初売りは早くて8日。ただその日の発売はベスト版のみの発売なので、実質的な初売りは15日までお預け。
それまでは既存の発売している商品と、予約で食い繋ぐというふうになりそうです。特に今年は予約がいつになく激戦になりそうで、その理由は言わずもがなドラクエⅨ。当日買いの比率も高くなるかもしれませんが、それで買うには十分厳しくなるくらいの本数(初日で100万本以上になる可能性)をはらんでいるので、欲しい人はお早めに。
さて、今回はマルチ展開編。今回は史上初の展開を行う作品が登場することに。
その作品とは「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム」(Wii・DS)。
アクション要素の高い「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」シリーズの一つ、同シリーズの一つである「リング・オブ・フェイト」の続編にあたる作品。
この作品の最大の特徴と言えるのが、POLLUX ENGINE(ポラックス・エンジン)。
実際説明するとかなり難しい理論で成り立っているようですが、簡単に言うと、WiiとDSをWi-Fi(もしくはワイヤレス通信)でつなぎ遊べるためのシステム。実際の画面もWiiで楽しめるようにDSと同じような画面配置になっています(上下画面なのを左右配置に切り替えただけだが、それだけでも画期的)。
また画面自体もどちらのハードで見ても遜色ないくらいきれいな色彩。
ただDSの画面を変換してはめ込んだのではなく、きちんとした綿密な計算で描画しているシミュレーターというのだからすごい。
シングルプレイ・マルチプレイがシームレスになっているようで、好きな時に切り替え可能。またWii・DSとの混合編成も可能。
おそらくデータの相互対応も可能になってくるかもしれないので、<b>好きな時に自由に楽しめるようになってくるかもしれないですね。
その次にオススメしたいのが、「ラビッツ・パーティー TV Party」(Wii・DS)。
Wiiのローンチソフトとして大きな(?)話題をかっさらい、そのバカさ加減で本家フランスでは大ヒット(らしい(笑))。日本にも隠れたファンが多いシリーズ作品で、今回3作目。
性懲りもなく今度はテレビ局を乗っ取ったんだって。それってフランスのチャンネル2(注:フランスの国営テレビ局)?
ゲーム内容は、ちょっとオバマ・・・じゃなかったおバカなミニゲーム集。
最大の特徴は、Wii版ではバランスWiiボードに、DS版ではダウンロードプレイが可能何とゲーム技術のムダ(以下略)。しかもバランスWiiボードは尻で操作可能だなんて何とフランス人の(以下自主規制)。
なお、Wii版では50種類、DS版では40種類のミニゲームが収録。
ある意味天才ともキ●ガイともいえるこの作品。この無茶苦茶な作品はこんな世の中だからこそ笑い飛ばしてやってほしい作品です。
最後は「ワールドサッカー ウイニングイレブン2009」(PS2・PSP)。
PS3・XBOX360版とベースは同じだが、特にPSP版では新要素が加わるとのこと。
既に新世代機版を購入済なら改めて購入すべきか迷うところだが、まだ購入していない人ならPSP版を価格面も含めてオススメしたいです。ただ、唯一操作性が難しいので、そのあたりがどう出るか気になるところ。
次回は据え置き機編の作品紹介。