2009年04月30日

少し前に話題になったあの商品を食べ比べてみましたよ 前編

日清食品が身近なあのカップめんを変えようとしているのはご存知でしょうか?
前編にあたる今回は、少し前に関東限定で発売され、その後全国発売されたあの商品「カップヌードルLight」をフィーチャーしてみようかと。
以下今までの商品を従来品、カップヌードルLightをLightと表記してお送り致します。


まずは、味の定番カップヌードル。
カップヌードルで変わった点といえば、まずは調理方法の違い
従来品の場合、麺を揚げて換装させる方式を採ってるのですが、Lightの場合、油をミストシャワーで浴びせて、それを乾燥させるというふうで「揚げている」わけです。
もう一つは、麺そのもの
従来品は単なる小麦粉で練った麺だが、Lightの場合、小麦粉で練った生地との間に食物繊維を挟んでカットした3層麺になっているとのこと。
なお、それに伴って、含ませるお湯の量に若干の違いあり(従来品300ml、Light320ml)


ここれが従来品とLightを上から見た図。
原材料や作り方などを表記している部分が従来品は白抜き文字なのに対し、Lightは赤文字になっています。



同じく横から見たところ。
Lightの文字・低カロリーを意識させるキャッチコピーの表示以外だと、!マーク型のアクセントが従来品は金色っぽい色になのに対して、Lightは銀色っぽい色。



3分経過で出来上がりは変わらず。
見た目もあまり変わらないものの、麺へのお湯の含み具合が若干違うか?



味に関しては、当たり前なのかもしれないが、従来品のほうが若干味が濃い
具材の味は全く変わらないのですが、麺の味が全く違う
従来品は噛み切りやすい普通の麺。ボソボソしたものはなく、油が染み込んで美味い。
ところが、Lightの麺はモチモチしている割に染み込み具合がイマイチ。そのため軽い生煮えの麺の味がする感じが消えない慣れれば問題ないかなと思う味ではあるが、最初のうちは薄味気味のスープと合わせて抵抗感があるかもしれない。


そして、同じLightにはシーフードヌードルのバージョンもある


上から見たものもあまり変わらない(キャンペーンのものなので、若干違うが、仕様は同じもの)。
共通点・違いはあまりない。
ちなみにお湯の量は、従来品は310ml、Lightが320ml



横から見た面もあまり変わらない。!マークのアクセントが従来品は黄色っぽい色になっているだけ。



3分待って出来上がったものも全くと言っていいほど変わっていない。ただお湯の含み具合が違うような気が・・・。



味に関してもやっぱりLightのほうが薄めの味付け、麺がモチモチで味が十分染み込んでいないというふう
でも決してまずいというふうではなく、食べ慣れれば美味しい味


総じて言えるのは、慣れるまでが勝負の麺に耐えられるか否か
従来品は味が濃いので食べたという気分にはなるが、もう少し食いたいなと思わされる。
逆にLightの場合は味が薄いものの、麺がモチモチしているからか若干飽満感を感じやすい。すなわち腹持ちが若干いいのだ
小腹が空いた時・・・といって食べる夜食ならば、こちらのほうが断然いい(もちろんカロリー面でも)。

気になる価格は、販売している場所やセールなどの状況で違ってくるが、Lightのほうが若干高い場合もある。ただ、基本は同じ価格で売られている


両方食べてもカロリー的にはそう多くないので、比較がてら食べてみてもいいのではないでしょうか。


次回は、あの焼きそばをフィーチャー
ホントはうどんでもやりたかったけど、もう前のバージョンがなくて・・・。そばはやったけどね(苦笑)。

  

Posted by alexey_calvanov at 22:32Comments(0)TrackBack(0) 飲み食い系 

2009年04月29日

名古屋の中に東京が現れた

床屋に行って来た帰り、こんなものを目に。


「日本だから、できる 新しいオリンピック!」というキャッチコピーのあの宣伝ポスターだ。



どうしてもこの2016年夏季オリンピック誘致活動というのは、開催都市になる東京だけの話題になりがちだから、こういうふうに地方都市にも宣伝を据えたのだと思う。
東京では頻繁に見ていたので、そう違和感は感じなかったのですが、よもやこんなところで見かけるとは思わなかった(苦笑)。
恐らく、このポスターは市役所のバス停にも据えられていると思う。え~、見てますか、河村市長(ギャハ)?(市長の乗る区間になる)基幹バスにはないけど(ゲラゲラゲラ)。


ちなみに、名古屋とオリンピックには浅からぬ因縁があり、以下のようなものが。


①姉妹友好都市の中にはオリンピック開催経験のある街が含まれている。
友好関係を結んでいる5都市のうち、シドニー・ロサンゼルス・メキシコシティー・トリノはオリンピック開催経験がある
②オリンピック開催を模索していたことがある。
1988年の夏季オリンピック開催のために積極的なPRを行っていたが、あと一歩のところでソウルにかっさらわれたのは有名な話。もっというと、もう名古屋で決定だろうとオリンピック関連のイベントや商品まで企画していたのだから恐ろしい(爆)。


個人的には、やっぱりオリンピックは見てみたいものです
スポーツイベントの中ではかなり特殊な部類に入るし、国に勢いが付くんですよねぇ。身近に世界と交流ができるのもいいことですし。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)TrackBack(0) etc 

2009年04月28日

春の新アニメ2009 その8 リストランテ・パラディーゾ

春の新アニメ、8回目は大田出版のマンガ・エロティクスFに連載されていた作品(現在は外伝が連載中)の「リストランテ・パラディーゾ」です。
このマンガ・エロティクスFというのは、成人・青年・女性誌出身のマンガ家が集まった、色とりどりの作品が読めるエッジの利いた雑誌のようです。
また作者自身、女性誌向けの作品、青年誌向け作品だけではなく、ボーイズラブ作品もいくつか(別名義で)執筆しているようです。
なお、この作品は、フジテレビ系のNOISE枠第2弾作品ということだそうです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)


主人公のニコレッタは、幼い頃に両親が離婚。母親のオルガに親権が渡ったものの、ニコレッタを叔母に預けて、自身は新しい男の下に向かってしまった薄情な母親だった。時折オルガはニコレッタの元に戻ってくるものの、その数は多くなく、、また対応はあまりにもそっけない。

そんな母親に恨みを持って育ったニコレッタ、大人になってまずしたかったことは、母親のいるローマに向かい、ことの始終をオルガの夫、つまりは彼女の義理の父であるリストランテ(イタリアンレストラン)のオーナーにバラそうと考える。というのも、母は自らが「こぶ付」であることを夫に隠していたのだ

やって来たリストランテで、彼女は不思議な光景を目にする。
そのリストランテにいる従業員全てが中年の男性で、しかも老眼鏡を着用しているのだ。その紳士目当てに中年女性が大挙して押し寄せるため、いつも予約をしないと入れないローマ屈指の盛況なリストランテなっていたのだ。

これは、個性的な従業員とオーナーである義理の父、夫に秘密を隠し続ける母、そしてその娘ニコレッタが織り成すとあるリストランテの物語である。



というふう。


作品の内容的には女性向けの作品なのかなというのが第一印象。
歳の差カップルを肯定的に見える人には面白い作品なのかなと思いますね。今は主人公がとある人物に恋焦がれているのではと疑わしく思うシーンが出てきていないので、わかりにくいのかと思いますが、状況が進むと、そのことで悩む乙女チックなシーンが拝めるかもしれません
ちなみに、個人的には女性向けと思われる作品でありながら、あまり抵抗感なく見られるのですが、作画にやや癖があるため、男性が見ると軽い拒絶反応が出てくるかもしれません。



  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:11Comments(0)TrackBack(0) アニメ・コミック 

2009年04月27日

幸せの黄色い仔犬

今期は面白い番組の当たりが多いなぁと思っているんですが、今回もそんな番組の一つ。東海3県のローカル番組の「幸せの黄色い仔犬」です。
司会は愛知県生まれのタレントと俳優
尾張旭市出身の青木さやかさんと「それいけアンパンマン」アンパンマン役でおなじみの名古屋市北区出身の戸田恵子さん。そしてサブ的に中京テレビの田岡アナウンサーが就いています
・・・あ、戸田さんが出て最近知ったこととして驚いたことの一つに、実は私の卒業した小学校と中学校と同じところに通っていたらしい(ギャハ)。


番組の内容は東海3県の情報バラエティ番組時にドキュメント的な側面を持たせたりもしています。


メインのコーナーは3つ。


①東海3県の幸せスポットや心が温かくなるような話をフィーチャー、または楽しい旅行プランを提案・案内する特集。

②お笑い芸人千原兄弟の兄千原せいじさんの息子、千原夕くんが東海3県を回り、旅先で出会った人にしょうゆを使った料理をごちそうになる「千原夕のしょうゆ旅」。ちなみに一緒に旅する一升瓶のしょうゆがなくなるまで旅をするとのこと。

③家のウッドデッキに移動してエンドトークと共に行われる占いコーナー「来週の幸せ曜日」。



特に、千原夕くんが本当にかわいい
子供らしさが全開で、時にお父さんを彷彿とさせtる笑いのセンスも垣間見せてくれます。また、無邪気なところもそうですが、キャベツやわかめの収穫での一生懸命な姿が見てて、まだ5歳なのに立派だし、いい社会経験をさせてもらっているんだなぁとうらやましくさえ思えます。同じくらいの子供の頃にこんな経験なんて絶対させてもらえませんからねぇ・・・。


①・②のコーナーはVTRメイン。その合間にスタジオでの2人のフリートークになっていくのですが、歳の差はあまり感じさせないほどにかみ合っているなと
ただ、個人的に気になるのは、青木さんのみになった場合
前回(4/25)放送回で、戸田さんが舞台あいさつのためにお休みで、青木さんと田岡アナウンサーのみになったわけです。
実は、青木さんはタレントになる前にアナウンサー試験を受けており、それにことごとく落されている経験があるため、(特に女性アナウンサーに対しては)かなり敵意をむき出しにして、しかもそれがギャグに思えないくらい食いついてくる場面があるのですが、時折それが露見して怖いなぁとさえ思えます。芸風とはいえ、あの攻撃的な部分がなくなれば、本当にいい番組なんですけどねぇ・・・。



  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)TrackBack(0) 好きな番組系 

もう40周年なのか

もう1週間ほど過ぎてしまったのだが、4/22は何もない日ではない
4/22は、1970年代に日本や欧米を中心にポップシンガーとして名を馳せた男女2人組のカーペンターズが事実上結成した(正確にはカーペンターズの名が契約によって生まれた)日でもあるのです。

今で言うところのカントリーっぽい響きのする彼らの曲なのですが、当時はソフトロックやほぼ同義のアダルトコンテンポラリー、もしくはイージーリスニングや先述のポップミュージックとしてくくられることの多かった歌手だそうです。


カーペンターズは1969年事実上の結成(それ以前からも名は違うもののグループでの活動があり)。主なヒット曲として、♪Sing・♪Yesterday Once More・♪Top of the World・♪Only Yesterday、そして意外に知られていないが、彼らにとってはカバー曲の♪遥かなる影(Close to You)。
70年代の代表的な歌手として、ABBAやオリビア・ニュートン=ジョン、クイーンやエアロスミスなどと共に語られることの多かった彼らですが、80年が近づくにつれ、彼らの名声がなくなると共に、兄のリチャードの薬物中毒と妹カレンの拒食症(正確には摂食障害。また正確な症例は神経性無食欲症だが、便宜上こう書く)がひどくなっていきました

80年代に入って、リチャードはリハビリにより薬物中毒を脱却していったものの、カレンはソロ活動の断念や実業家との結婚生活が上手くいっていなかったことで、先述の拒食症がますますもってひどくなり、1983年、拒食症による長期の闘病生活による心臓の負担増によって起こったとされる心不全で亡くなってしまったのです。
それ以来、カーペンターズとしての活動は全くなくなり、『遺作』となった曲の一部がアルバムなどで公開されるというふうなことが時々行われる程度。しかしながら、彼らが当時奏でた曲は名曲として今でも語り継がれ、また様々な企業CMやドラマなどの番組のオープニングやエンディングなどとしても使われているのはご存知の方もいらっしゃるでしょう

そして、今年で結成40周年
リチャードは今年63歳、カレンは生きていれば今年で59歳。もう今この時代に伸びやかで艶やかでもあるあの声が生で聞けないのは非常に残念だと思います。


ところで、うちの地元にあるラジオ局FM AICHIも今年で開局40周年
1969年の12月24日に日本初のFM民放局として開局しました(正確にはFM東海(今日のTOKYO FM)が既に開局していたのですが、FM東海は実用化に向けた実験試験電波によるもの)。
カーペンターズとほぼ同じ時期にデビューしたFM AICHI。現在はJ-POP(ニューミュージック)の発信基地としての役割を果たしていますが、元々ZIP-FMが開局するまでは、積極的に洋楽も流していたステレオミュージックの発信基地でもあったわけです。
そんなFM AICHIが開局とともに歩んだカーペンターズ、60年代の音楽を語る上で外せないザ・ビートルズ、そして今もなおスタンダードミュージシャンであり続けるザ・ローリング・ストーンズの特集を中心に、60年代・70年代の洋楽を特集する特別番組をO.A.するそうです。
番組タイトルは「FM AICHI 40th Anniversary Special "MUSICATION" Vol.1」
放送時間は4/29(祝)の11:30~16:00・19:00~21:55
懐かしい洋楽が聴けると思いますので、放送エリアである方は是非に。

  
Posted by alexey_calvanov at 22:00Comments(0)TrackBack(0) etc 

2009年04月26日

このところ話題になったアレをようやっと頂きましたよ

先日発売され、発売以降大ヒットし一時期生産が追いつかなかったとされるあの飲み物を買って参りました。
ホントは数週間前に買っておいたんですが、いつの間にか誰かに飲まれ消えていた(泣)。誰だよ飲んだやつ。


それは、「キリンフリー ノンアルコール」



その名のとおり、ノンアルコールビール(現在はビールテイスト飲料が一般的名称。理由は後述)なんですが、今までのノンアルコールビールというのは、ノンアルコールと掲げながらも、1%ほどのアルコールが含まれているので、飲みすぎるといわゆる酔っ払った状態になってしまうために、子供への飲料や車の運転は避けるべきといわれていました(実際、ビールテイスト飲料のCMで、飲酒しながら車を運転するシーンが上記の理由で差し替えになったらしい)

ところが、今回の商品は、完全なノンアルコールビール。この商品が発売された当日のテレビ中継で、これみよがしに呼気によるアルコール検査をやっているシーンが映されていましたが、全く反応を示さないという優れモノ
そのため、高速道路のサービスエリアやゴルフ場のレストランなどで試飲や販売が行われ、ヒット商品になったようです。


さて、このビールを実際に頂いてみました。
注いでみた時には、全く本物のビールと変わらない。きちんと泡も立つし、何より香りもビールそのもの、麦芽の香りがするのです。
じゃあ味はどうなのかというと、これまたビールの味がきちんとするわけです。

ただ、気になるところもいくつか。
泡に関しては、若干硬いかなと。さらりとしたビールが好きな人にはちょっと重たく感じるかと思います。そしてもう一つはビールの味にしては少々苦いんじゃないかと。

総じて重いビールに仕上がっているので、いわゆる軽いビールやドライビールを飲んでいる人には少し厳しいかなと。飲み慣れていない人にも抵抗感があるかと思います。


あと、肝心の本当に酔わないのかという点については・・・。


酒持ってこーい(ギャハ)!<そうやって、変に商品のイメージを悪化させない!



・・・とまぁ、こう悪態ついた酔いというのはもちろんないのですが(苦笑)、何でか知らないんですけどカクカクっとした酔いに近い雰囲気を味わっている状況で・・・。錯覚なのかしら(ニヤニヤ)?

  
Posted by alexey_calvanov at 22:11Comments(4)TrackBack(0) 飲み食い系 

ネットで書き込もうと文章で送ろうと、捕まるものは捕まる

今日は、母方の祖父の百ヶ日だったため、岐阜の各務原にある親戚の家に。
その際、帰る時に岐阜駅のキオスクで買ってきた地元の新聞(「郷土の新聞」がキャッチコピーの岐阜新聞)に載っていた記事より。


それによると、埼玉県幸手市の幸手市役所宛に「らきすたの施設(テレビアニメ「らき☆すた」のファンの交流施設「きまぐれスタジオ美水かがみギャラリー幸手」)を、4月25日に爆破しに行きます」と書いた手紙を送付して、運営している幸手市商工会の業務を妨害した威力業務妨害の疑い群馬県高崎市に住む22歳の男性を逮捕したというもの。


幸手市は「らき☆すた」のキャラの一人が住んでいたといわれている街。また作者の美水かがみさんの旧居がある街でもあります。


毎度毎度この手の事件を聞くにつれ思うのですが、何やっても捕まるよと言いたいネットでやると足が付きやすいから、郵送ならわからないだろうという短絡的な犯行ではないかと思います。

で、この事件の犯人の性質の悪いところに、作品に関して何も知らなかったらしく、「インターネットで知った程度」とのこと。さらに、「爆破を実施するつもりはなかったが、脅迫文を出せば騒ぎになると思った」という愉快犯的な犯行だったとのこと。


こういう人が変な知識を応用してやってしまえば、ファンに対する一般の人達からの風当たりを強くさせるだけで、全く迷惑千万でもあるわけです。また街の活性化のために骨を折ってくれている商工会、そして無償で提供してくれた美水一家の善意もふいにしかねない行為であることを自覚しているのでしょうか?
無知の人間が仕掛ける悪意のあるトラップはどうしようもできないだけに、本当に頭の痛い出来事でもあります・・・。

  
Posted by alexey_calvanov at 21:29Comments(0)TrackBack(0) etc 

2009年04月25日

春の新アニメ2009 その7 シャングリ・ラ

春の新アニメ、7回目は池上永一さんが原作の小説「シャングリ・ラ」です。

シャングリラとは理想郷・桃源郷の意味の意味合いを持たれており、元々はイギリスの小説から来ているものだそうです。その小説の設定ではヒマラヤ山脈近辺(その小説のモデルはチベットのシャンバラ)とされ、近年それにあやかって、中国のとある地域がシャングリラ県と名を変えたほどだそうです(イギリスの小説の舞台によく似ていたからとされる)。
また原作の池上永一さんは、沖縄県生まれということもあってか、琉球王朝や沖縄問題など沖縄の歴史を軸にした作品が多い作家としても知られているのですが、この作品は今現在唯一沖縄を舞台にしていない作品。しかしながら、環境問題・格差社会を鋭く描いたSF小説として数々の媒体で注目作として取り上げられていました。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)


21世紀半ばの東京。急激な地球温暖化の進行のせいで、世界は京都議定書で取り決めた決まりよりもさらに厳しい二酸化炭素排出量の削減を行うことが決まった。しかし温暖化に歯止めはかからず、遂に東京の一部を緑化。空中都市を建設しそこに移住することで難を逃れようと考える。それがアトラス計画だった。

ところが、実際は住民は全員移住できず、一部の人間、特に特権を持った人達と後に行われるようになった「アトラスくじ」の当選者だけが移住できただけだった。残された一般市民は難民と化し、貧民窟のような中に閉じ込められた格好になる。そこでは熱帯化した気候・激しいスコール・地盤沈下、そして熱病が蔓延する世界になっていた。

ただ、それでもなお温暖化が歯止めを掛けられることができず、遂には株取引を炭素排出量を指数化したものでの取引に切り替えてしまう強攻策に出た

そんな世界の中、格差社会の是正と全住民のアトラス移住を目指す反政府組織「メタル・エイジ」の総裁である北条國子は、数年前の事件で逮捕されたことをきっかけに抑留されていた少年院から出所する。そして、とある事件をきっかけに、再び反政府組織の理想を達せんとする決意をするのだった。



というふう。


一番気になるのが、各組織の位置付けがイマイチわかりづらいところと複雑な用語があるくらいで、それ以外は非常によくできた作品。

特に主人公の國子の初々しさとティーンの頃の青臭さが自然に出てて好感が持てますね。それでいて組織のトップであるという自覚を徐々に持っていくという難しい役も見事に演じてますよ、主人公の人
アクションシーンは非常に派手。特にオープニングで出てくる戦車斬りは圧巻
あと、オープニングのMay'nの曲もいいですね。ロック風なメロディーにややコブシの利いたブルースのような感じが新感覚でいいですねぇ。


淡々とはしているものの、一つ一つが非常に深い作品でもあります。
しかし、こんないい作品を名古屋は他の作品とぶつけてくるなんて、何ともったいない・・・



  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 21:55Comments(0)TrackBack(0) アニメ・コミック 

2009年04月24日

春の新アニメ2009 その6 けいおん!

春の新アニメ、6回目は新進気鋭のマンガ家かきふらいさんが書いている連載マンガが原作の作品「けいおん!」です。
この作品、連載そのものの新しく、今から数年前に開始されたばかりのもの。かなり速いスピードで連載されています(ちなみに最速は「初恋限定(はつこいリミテッド)。」。半年だけ早い)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)


私立桜が丘高校には3年生が全て卒業してしまったために廃部寸前の部活、軽音楽部がある。
桜が丘高校に入学した幼馴染み同士の田井中律・秋山澪はは、4人集まらないと廃部になるという事実を知り驚きを隠せずにいたが、すぐに新入部員集めのために奔走することになる。

そんな中、同じく今年入学した琴吹紬は、合唱部に入部するつもりで部活見学に来るつもりが、間違えて軽音楽部に来てしまった。最初は入部する気はなかったものの、律と澪のやり取りを気に入って入部してくれることになった。

あと一人を集めるために、彼女達はポスターを作って必死の勧誘活動を行うことに。そのポスターを見て、やはり今年入学した何もやることが思い浮かばず入部申し込みも書けずに焦っていた平沢唯は、軽はずみな動機で軽音楽部の門をたたくことに。
しかし、軽はずみな動機では済まされないほど本格的な部活だと知り、入部を辞めようかと思ったものの、彼女達の真剣な眼差しと「あまり上手ではない」ながらも何かしらの心の琴線に触れさせた演奏を聞いて、唯は入部を決意する
しかし、唯は楽譜も読めないばかりか楽器はカスタネットしか叩いたことがないという相当な初心者。それでも新しい軽音楽部の第一歩を踏み出すことになったのだった。



というふう。


見た感じ、原作が「まんがタイムきらら」系の雑誌で連載されている4コママンガということもあってか、どこかしか「ひだまりスケッチ」のようなにおいがするのは気のせい?
思うところに、舞台設定(高校生)・4人が主人公・原作が4コママンガ・緩い雰囲気・・・などなど
しかし、同じ雰囲気なのに、どことなく違うものを上手く引き出せているのは、やはり音楽の力から来るものなのだろうかと少々考えてしまいますね。引くところや押すところが絶妙で、思わずクスクスとなってしまうんですよ。


なお、ここで流れる音楽は非常にいいデキ1話の挿入歌が♪翼をくださいだなんて泣かせますなぁ・・・。
またオープニング・エンディングもロックしてていいですねぇ。特にエンディングがヘビメタ(ハードロック)風で思わずノリノリですよ。

で、もうひとつ、作画は京アニこと京都アニメーションが担当。しかし、地上波は4:3の額縁放送きれいなグラフィックで名を売ったといってもいいくらいな京アニに4:3は失礼なような・・・。ハルヒの時は元々地デジ開始前後だっただけに仕方のない部分もあるのですが・・・。ホント京アニの無駄遣い(ギャハ)。



  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:03Comments(0)TrackBack(0) アニメ・コミック 

地デジのチェックをする前に自らのパーソナルチェックを怠ってしまった

今日は1日テレビ・ラジオ・ネットはこの話題で持ちきりなんでしょうね。


人気アイドルグループSMAPのメンバーの一人である草彅剛(くなぎつよし。『なぎ』は弓へんに剪(センもしくはきる・はさむ))さんが、夜中の公園で全裸になって大暴れ、公然わいせつ罪で逮捕というふうになり、この記事を書いている現在も拘留中とのことです。


今回の件、赤坂の居酒屋で女性を含めた知人達とビール・焼酎を飲酒し、いわゆる「ちゃんぽん」状態になったために急速に酔いが回ってへべれけになってしまったものと思われます。

その後深夜3時頃、ジャニーズ事務所の近くにあるという赤坂の公園で衣服とケータイを丁寧にたたんで置いてから、あぐらをかいたり、韓国語ともいえる叫び声を上げながら全裸で徘徊(はいかい)という奇行を繰り返すことに。地元住民の通報で警察が来て厳重注意になるはずが、「裸になって何が悪い」と悪びれ抵抗したために、透明なテープでぐるぐる巻きにされた後現行犯逮捕。そのまま連行という形になりました。

朝になって行われた取り調べでは、酔った際に行った出来事は覚えていなかったものの、真摯に反省をしているということ。まだアルコール分が検出されており完全に酔いが醒めていないため、引き続き拘留されているものと思われます(それだけではないとも思われるのですが、それは後述)。

その間にも、尿検査と家宅捜索で薬物がないかを調べるなど異例の展開を見せ、ジャニーズ事務所側も状況を把握していなかったようで、ただただ平謝り
もちろん彼をイメージキャラにしているトヨタレンタリースでは契約を打ち切りCMを中止、ポスターの掲載も即刻取りやめになったとのこと。またAC(公共広告機構)の日韓共同キャンペーンのひとつエコライバルキャンペーンで韓国の女優チェ・ジウさんと共に出演したCMも打ち切りに。洗剤のアリエールのCMや9月公開の主演映画に関してはとりあえず自粛の方向で動いているものの、今後の動向次第で打ち切りも視野に入れているという不安定な状況になっています。

しかし一番すごかったのは地デジ大使の『解雇』でしょうか。
総務省の一大キャンペーンだったこともあってか、総務省の長である鳩山総務相、ただの打ち切りでは気がすまなかったようで、相当な制裁を加えたかったのか烈火のごとく怒り、「滅茶苦茶な怒りを感じる」と吐露したほど

この話題は日本だけで留まらず、韓国・中国・台湾・香港などのアジア圏でも大きく話題に上ったほどでした。


今回、普段なら厳重注意で済む、仮に逮捕されても即日釈放される程度だったものが、数日間の拘留ばかりでなく家宅捜索や尿検査まで行われるという異例ずくめの事態に発展しました。
というのも、昨今芸能界では薬物中毒に陥っているタレントが続出したこともあったからではないかと推測しています。そのために今回酩酊(めいてい)状態だったとはいえ、ともすれば麻薬の症状にも似た行動を取っていたので、そのあたりで白黒をつけるために行ったものと言えなくはないですね。

今回まだまだ予断を許さない状況なので、深い憶測は避けますが、保釈はどういう形でなされるのか、メンバーを含めた謝罪会見を開くのか、本人の処遇はどうなるのかなどのあらゆる疑問・意見が飛び出してくるのではないかと思います。
今回の件で言えることは、自らの行動をセーブできなかった、そしてイメージキャラとしての自覚というもの・世間での評価を本当に理解できていたのかわかっていないんじゃないかと思われても仕方がないことをしているわけです。その点での猛省は当然だと思います。
しかしながら、そこまでいってしまったほど本人自身芸能界での仕事に相当なストレスがかかっていたのではないか、屋内や店内ならまぁまぁで済んでいたものに対して過剰とも言える対応・反応をされてかわいそうだというふうにも見えます。
私自身も愛憎相反しているふうですね。どちらの意見も非常に納得できる。本当にイエスかノーかで真っ二つにできない出来事だとも思います。
社会的イメージの失墜は否めないですが、何ヶ月・何年か先に、「お前外で全裸で暴れてバカだよなぁ」と笑いのタネにされたら、「ああそんなこともあってあの時大変だったよ」と苦笑いするという展開で済んで欲しいとも思っています。

  
Posted by alexey_calvanov at 00:57Comments(4)TrackBack(0) 真面目なモノ 

2009年04月23日

春の新アニメ2009 その5 戦場のヴァルキュリア

春の新アニメ、5回目はセガのゲームが原作になっている作品「戦場のヴァルキュリア」です。
ヴァルキュリアというのはValkyliaというスウェーデン語のつづりから来ているもののようです(Valkyriaとつづることも)。ちなみに英語のつづりに直すとValkyr(ie)
原作のゲームはベスト版も出るほどのヒット作品になり、海外でも評価の高い作品です。なお、原作を制作したのは、「サクラ大戦」シリーズを制作した旧オーバーワークスのメンバー
原作の絵もCANVAS(キャンバス)という、その名のとおりキャンバスで油絵を描いたかのような温かみのあるものになっています。今回のアニメもそれを下敷きにしてアニメ風のイラストに改良されて描かれています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)


征歴1935年。東西2大大国が分割して支配されているヨーロッパ大陸。
この地で、燃料・動力・爆薬・治療薬など多岐にわたる利用ができる鉱物資源ラグナイトを巡って世界大戦(第2次ヨーロッパ大戦)が勃発した。
その大戦を引き起こした通称帝国と呼ばれる東ヨーロッパ帝国連合と同じく連邦と呼ばれる大西洋連邦機構の2国の争いは次第に熾烈を極め、やがて矛先は豊富なラグナイト資源を有する2国の間に挟まれた小国ガリアにも飛び火中立を国是としていたガリアも否応なしに巻き込まれていくことになる。

その戦渦に最初に巻き込まれた国境の町、ブルールから、生物のスケッチを河原でしていた主人公のウェルキンと義勇軍に参加していたアリシアとの偶然の出会いで物語は始まる。



というふう。


作風は至って地味。
各話特に大きなヤマがあるとかそういうのはないので、昨今のジェットコースター式な盛り上がりを見せるハイパーインフレなアニメに慣れていると肩透かしを食らった感があるかもしれません。
しかし、作品構成がしっかりした原作もあってか、噛めば噛むほどおいしさが広がるスルメのような作品になっているなとも思います。
これから助走がついてくると、おっと思わせるような展開があるかもしれません。何せ、あの押井守さんが原作に関しては高く認めているわけですから。

ちなみに、主題歌を歌うHIMEKAさん、日本人ではなくカナダ・ケベック州出身のフランス語圏の白人とのこと。アニマックスが主催するアニソンコンテストでグランプリにも輝いたというまさしくアニソン界のジェロですよ、この方。



  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:25Comments(0)TrackBack(0) アニメ・コミック 

2009年04月22日

春の新機種 まだまだ出てきた隠し玉 データカード編

春の新機種の隠し玉、ドコモだけかと思ったらauやウィルコムからも出てきた電話機編。そしてデータカードでも、ソフトバンクだけかと思ったら、ソフトバンクと組んだイーモバイルでも、WiMAXで新規参入を果たしたUQコミュニケーションズも早くも新機種を投入してきました


特にイーモバイルはいくつかの新要素や変更点を盛り込んできました

まずは、HSUPA(下り1.4Mbps)を超える超高速サービスの対応機種を発売
上りのスピードが約3倍の5.8Mbpsにまで上昇。重い容量になることの多い動画投稿などの際に素早く送れるようにもなりました。
ただこのサービスは現状、駅・空港・地下街などの公共施設・地下施設周辺にのみ対応しているだけなので、まだ家の中とかでは実感できない状況です。ただ対応機種が増えることでこの状況も除々に解消されていくのだとは思いますが、まずはサービスエリアの充実・・・というのも否めない事実なわけで。このあたりの折り合いをいかにつけるかが今後の課題でしょう。

もうひとつは、プリペイドサービスになるEMチャージの価格改定
これまで最大5250円/月だった使用料が4410円/月に値下げされることに。
実は、ポストペイドのにねん・スーパーライトデータプランの契約は5985円、年とく割や新にねん適用で4980円だったので、状況によってはポストペイド契約のほうが有利だったのですが、今回の値下げで逆にEMチャージのほうが有利になりました(一括払いで購入というデメリットもあるが、アウトレット購入でそのデメリットを最小限に抑えることが可能)
これによって、さらなる契約者数の上積み、特に手軽にデータ通信をやりたく財務管理のしやすい中高生を子に持つ親へターゲットが絞れそうです
なお、これまでどおり使い放題。ただ改定されるのは月(30日)での利用者のみで他の利用帯の値下げはなしなので注意。


UQコミュニケーションズは、これまで利用不可だったマック(マッキントッシュ)の利用が一部機種ながらも可能になった点でしょうか。これでWindows XP・Windows Vista・Mac OS対応のほぼ全てのPCで使えるようになりました。
また、ウィンドウズ接続でも性能アップが図られているようです


では最初はイーモバイルの機種から紹介をば。


①D22HW
中国のメーカーHuawei(ファーウェイ。華為技術)製のUSBスティック型のデータ通信端末。HUDPA対応機種。
最大8GBまでのmicroSDスロットを搭載し、それを利用することでUSB型のメモリーデータカードにもなる。

個人的感想
今までHuaweiでは、microSDが対応になっていても、下り3.6Mbpsまでのものしかなかった。しかし今回初めて7.2Mbpsに対応できる機種を出したことで、やっと他のメーカーに追いついた感じがする
そして、他のメーカーよりもヴィヴィッドな色使いになっている。悪く言えばどぎつい色ではあるが、女性向けを意識したカラーリングとも言えよう。


②D23HW
中国のメーカーHuawei(ファーウェイ。華為技術)製のUSBスティック型のデータ通信端末。上りスピードが最大5.8Mbpsにまで対応可能。
USB端子部分を回転して収納可能になっている。

個人的感想
HSDPA・HSUPA対応開始時には他の接続型のデータ通信機を用意するものだが、今回は初めてUSB型のみの発売になった。
上りの高速通信が可能なので、重いデータを送る人には重宝することに。最近はデジカメで撮った写真をそのまま送る機会が増えていると思われるので、渡りに舟ともいえるだろう。
また、ウィンドウズの場合はゼロインストール対応なので、すぐに始められるのもうれしいところ。
ただ、外見がD21HWと全く同じなので、見分けが付けられるのかどうか心配。またUSBのみなので、他の接続モデルの人にも配慮が欲しい


次はUQコミュニケーションズの機種紹介。
なお、UQコミュニケーションズは、モバイルWiMAXという名称ではあるものの、正確に言うとケータイというカテゴリーには当てはまらない(無線LANの一種)とのことですが、携帯性が高いという点で、電波塔があって、そこから電波を放出し、さらにその放出にはエリアという区域設定があるということを鑑みて、このケータイというカテゴリーの中で説明しています


・UD01OK
通信機器・情報機器を製作している沖電気工業のグループ会社の一つ、OKIネットワークス発売のUSBタイプのデータ通信端末。
周辺機器のUG01OKを繋ぐことで屋内でのWi-Fiに利用することが可能に。

個人的感想
単体でもゲートウェイでも威力を発揮するまるでアニメに出てくるスーパーロボットのような機種
ゲートウェイ機能を併せ持つUG01OKは、複数の通信に振り分けることが可能になっている。
ただし、これが発揮できるのはあくまでUQ01OKのみで、既存のUSBタイプのモデルでは利用不可なのは惜しいところこのために買い換えるのは非常に負担なので、そのあたりは配慮して欲しかった。

  
Posted by alexey_calvanov at 22:26Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

2009年04月21日

春の新機種 まだまだ出てきた隠し玉 電話機編

先日ドコモの春の新機種の隠し玉3機種を紹介したのですが、その後まだまだ小出しでいくつかの機種が紹介され、一部は発売を迎えています。


電話機で今回発表した会社は、KDDIグループのauと旧KDDIグループ(現カーライルグループ。KDDIは資本比率10%のみ)のウィルコム

特にauは、新ブランドiidaを立ち上げ、鳴り物入りでこの機種を売らんとしています
かつてのau design projectよろしくデザイン性を先行させた機種になるようですが、それに比べるとiidaは操作性をおざなりにしていないかとか、操作は二の次オシャレ優先に見えなくもないわけです。すっきりとしたフォルムのケータイも出る予定ではありますが、まさか有名デザイナーの機種が先に出るのではと危惧しています・・・。

ウィルコムに関しては、再び法人の巻き返しを図ろうとしているようです。HONEY BEE2やBAUM、WX340Kで若者・女性層を引き付けてはいるものの、思ったほどの純増を得られなかったのではと推測しています。となると、再度ビジネスマンにヒットするような手軽に使えるケータイをということで、簡単なスマートフォンを出してきたようです


では新機種の紹介です。
まずはauから。


・G9(SOX01)
auの新ブランドである「iida」シリーズの第1弾デザイナーの岩崎一郎さんがプロデュースしたスライド型。3インチフルワイドVGA液晶を搭載。

個人的感想
新ブランド第1弾であるこの機種のコンセプトモデルは、以前au design projectの中で紹介されていたGRAPPA(グラッパ)にあたるとのこと。
スペック的には、企画端末ということで、一部を除けばSO001ではなくPremier3(SOY01)に近いのかもしれない。そのため突出した機能はあまりない。
全体的には丸みを帯びたフォルムでキラキラと輝いてキレイなケータイではあるが、ボタンが非常に小さいように感じる。Walkman,Phone Xmini(W65S)ほどではないが、危うくはそのような印象を与えかねない小ささ。ギュッと締めたのが仇になっているように感じる。
ちなみに、岩崎さんプロデュースのケータイはA1403K・A5405SA以来3代目
また、iidaシリーズが発足したことで、au design projectおよびNEW STANDARDシリーズは、全てこのシリーズ内に統合されることになるという
前2シリーズはオシャレなだけでなく、実用面でもかなりブラッシュアップしていただけに、このコンセプトは忘れないで頂きたいと思う。


続いてウィルコム。

・WILLCOM NS(WS026T)
W-SIM対応のタッチパネル式スマートフォン(ウィルコム側は「MID(Mobile Internet Device)」、つまり「インターネットを閲覧できる機器」としている)
4.1インチのワイドVGA液晶を搭載し、付属のスライタスペンでクリックするという方式。WindowsCE 5.0を搭載しており、無線LAN(Wi-Fi)に対応しているので、ワイヤレスインターネットも可能。

個人的感想
いわゆるスマートフォンの一種と思っても差し支えがないのだろうが、もっと具体的に言えば電子手帳にネット通信ができるようになったものというべきだろうか?
jigletというアプリが搭載されているので、ネット通信以外にもスケジュール帳・メモ帳・地図などの表示ができるようになっているとのこと
ただ、iPhoneと違い、形状が大きくかつ音声通話が不可能なので、かなり利用が制限されてしまっているようにも感じるW-SIMの差し替えをすれば使えるとはいえ、不便としか言いようがない。もしかすると、EM ONEのようにIP電話が投入されるのかもしれないが・・・。


次回はデータカード編。

  
Posted by alexey_calvanov at 22:40Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

2009年04月20日

4/26は名古屋市長選挙の投票日です

任期満了に伴う名古屋市長選挙が4/12告示されました。


今回の知事選挙の特徴は、

・いわゆる『与野党相乗り』が解消され32年ぶりの全面対決選挙。
・国政選挙の縮図の様相を呈している(つまり、どの候補が勝つかで、現内閣の信任度合いと国政選挙(衆議院選挙)の行く末が占えるからです)。


というところでしょうか?

・・・とここまで2年前の県知事選挙のカーボンコピーができるとは思わなかった
奇しくも32年ぶりと国政選挙を占う意味で重要というのがピタリと合うとは・・・。
違うのは、現職の引退と任期満了に伴うものというところか?


候補者は4名(公平さを期すために候補者名は以降伏せます)
届け出順で、愛知県商工団体連合会(愛商連)会長・全国商工団体連合会(全商連)副会長(名古屋市議会の政党革新市政の会と共産推薦)、元愛知1区の衆議院議員(民主支援)、中京大学経済学部教授(自民・公明支援)、無所属のアルバイトの男性
最後の候補者を除いて、三者三様のマニュフェスト(政権公約)が掲げられており、県知事選と同じガチンコ選挙になる予想が立てられます。


今回の選挙で大きく変わったところは、候補者の顔ぶれ的には、先述した「現職の引退と任期満了に伴うもの」という点ですが、周囲を取り巻く環境はがらりと変わりました


まず、経済状況
かつては日本一元気な地域として持ち上げられていた名古屋は、日本で一番元気のない地域に成り下がってしまいました。特に深刻な派遣切りと中小零細企業の操業休止・倒産は類を見ないほどだと言います。その状況下をいかに克服打破するか、いかに雇用の創出を導き出すかが大きなポイントになっています。

そして市の財政
先述の深刻な状況から市の財政もかなり逼迫しており、国から資金援助をしていただかないといけないレベルにまで達していると言われています。その中で、市民税(収入)のカットが正当なのか、はたまたカットせずに重点的に回すところを変えていくべきなのかが争点になっていくのかもしれません

市政に絡む点でいけば、福祉事業(名古屋市の敬老パス問題・社会福祉の財源問題)や教育関連(保育園の民営化)を手厚くするのか、それとも本丸御殿のような一大プロジェクトにも均等に配分していくのかも大きな焦点になっています。


今回名古屋市長選挙、2年前の県知事選挙よりも俄然注目が集まっている点として、『外野』の動向もあると思います。

今回自民・公明は(不正な点の多い)千葉・秋田で連勝しているだけに、ここで彼らの推す候補が勝って、5月中の解散になだれ込みたいという思惑があるのではないかと考えています。逆に民主にとっては負けられない戦いになっており、ここで人気のあるとされる候補者を担ぎ出しても負けるということになれば、小沢代表の進退問題がいよいよ危なくなっていくのではないかと考えています。

今回民主の推す候補が勝てば、与党は解散に打たず東京都議会選挙の後まで引きずり、都議会選挙の結果を見て解散か、結果が思わしくなければ任期満了までもつれ込むという「じらし作戦」に出てくる可能性もあります。

共産系の候補が勝った場合(これを挙げるのは、昨今の共産系の勢いが無視できない状況であるのと、本山元市長が旧社会・共産から推された候補というのもあるため)、与野党どちらにも失点にもなるわけですが、やや野党に優勢に傾くのではないかと思います。しかし決定打にはならないとも考えているので、こう着状態が続くと思います。


この時、有権者が候補選びで、バックホーンを見る際のキーワードが「西松事件」・「偽装ダイレクトメール事件」・「市民派・無所属」になると思われます。

「西松事件」は言わずもがな、小沢代表の秘書が絡んだとされる事件です。これで民主が大打撃を受けており、民主の推す候補は、最初それの件でのお詫び行脚に走ったとされます。そんな中、同じ名古屋の選挙区の議員が絡んで発生した「偽装ダイレクトメール事件」が出てきました
この事件は、名古屋南部を地盤に持つ牧衆議院議員が、障害者団体を隠れみのにベスト電器のダイレクトメールに使った事件に一枚かんでいるのではないかとされるからです。同じ民主議員の失態なだけに、状況次第(最悪なのは議員秘書逮捕)では大きな失点になりかねないと思います。

そして「市民派・無所属」という点。
実は三者共政党のバックホーンが大きく見え隠れするわけですが、その中でも顕著なのは与党の推す候補者市民派と政党系事務を使い分けているというある意味狡猾な手段で、『クリーンな市民派』を演出しているのが気に入らないかつ気になるところです。
ちなみに、この候補は、現職の市長と県知事のお墨付きをもらっているので、ある意味『無所属・市民派』を名乗るのもおこがましいと思いますが・・・。
また野党系で一本化調整ができなかったのも大いに気になるところです。割れることで、2年前の県知事選挙のように、与党系の推す候補が漁夫の利で勝つ可能性も否めません。


投票日は4/26です。
何度も言っていますが、貴重な一票です。
ふざけて自分の名前を書くとか、好きな野球やサッカーチームの監督を書くとか、はたまた適当に選ぶとか言う輩(その中には今年50になる人間が本気で言っているのだから信じられなかった)もいるそうですが、何かしらの意見を述べるある意味神聖な場をそういう形で汚してもらいたくないです
そういうことを言う人達は、いかに自由選挙を得るのに先人は苦労したのかを絶対に考えて欲しいのです

棄権も一つの手です。しかし、棄権することで「あああの時こうすればよかった」というのだけは辞めてもらいたいものです
今回は(一本化調整していくべきという考えとは矛盾しているかもしれませんが、敢えて書きます)きちんと受け皿は三者三様で用意はしてあります100%ではなくとも、どこかでシンパシーを感じる候補者がいるのではと思います。

  
Posted by alexey_calvanov at 22:42Comments(4)TrackBack(0) 真面目なモノ 

2009年04月19日

ハマってる食い物 その63


プリングルスのマヨネーズポテト。
プリングルスシリーズの新作。
マヨネーズとポテトを合わせたシンプルなものながら、マヨネーズの酸味とポテトに振りかけられた塩味とが絶妙。飽きの来ない味に仕上がっています。


期間限定なので、もうそろそろ販売終了になっているかもしれないですが、一度お試しあれ。

  
Posted by alexey_calvanov at 21:38Comments(2)TrackBack(0) 飲み食い系 

2009年04月18日

ハマってる食い物 その62


かねふくの焼きめんたいこ。


♪めんたいこ~めんたいこ~ かね~ふく~のめんたいこ・・・でおなじみ、かねふくのめんたいこシリーズです。
主だったのは辛子明太子でいわゆる生のたらこを唐辛子入りエキスに漬けたものですが、これはそれを焼いたもの。
味は当然ながら塩からめですが、その中でも甘みやコクがあったりとただの辛子明太子とは一味違う風味が付けられています


グラム単位で売っているので、若干高めなものの、辛いのが苦手な人でも、お茶漬けとかにすると美味しく食べられるかと思いますね

  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0) 飲み食い系 

ひるおび そらナビ

TBSテレビ系列の春の改編の目玉として、昼の時間帯にドラマと既存のワイド番組を潰して大型ワイドを持ってきたわけですが、金曜日だけは、これまでのドラマ制作の名残で、大阪のMBSテレビ(毎日放送)とCBCテレビ(中部日本放送)制作の番組が組み込まれた編成になっています。
そこで、CBCテレビはローカル番組で実績もあり、中部地方へのネット経験もある「そらナビ」を全国ネットに格上げして放送することにしました


内容は気象(天気)に関すること全般を紹介する番組。それに絡めて、風光明媚な景色の紹介する旅番組やグルメ情報番組的な側面も持たせています
特にオススメなのは、その土地の天気に詳しい人(たいていは漁師・農家や職人といわれる人達)が明日の天気を予測する「観天望気」のコーナーディレクターが街をぶらりと回って、そこに自生する植物や動物などの身近な自然を紹介する「今週の花鳥風月」(ちなみに、このコーナーを単独番組でまとめて放送した「ボクが見た花鳥風月」はJNN系列での賞を取ったことがある)、森田さんが必死になる(爆)「森田さんの生!お天気解説」でしょうか。

基本的にはCBCテレビでやっていたコーナーを継承して進めて行くのですが、大きく変わったところは、全国のJNN各局(1回の放送で2~3局)と中継を結んでクロストークを展開するところでしょうか。一部コーナーにも絡んでくるので、そこでのやり取りが軽妙で面白いですね。時にそこのリポーターの技量が推し量れるという恐ろしい中継でもあります(爆)。
しかも、基本的には中継は繋ぎっぱなしなのでいつでも乱入可能という設定もあります。いまだ行使した人はいないようですが、慣れてくるとそのあたりでの思わぬ『乱入』が話の転がり具合を大きく変えるのではという波乱要因にもなって楽しみです


しかし、今までローカル時代は土曜の夕方だったので、家族でじっくり見られる番組だったんですが、いかんせん今回からは金曜の昼になったので、子供にも見せたい番組だったという利点が消えてしまいましたね。そこが残念でなりません。
テレビで録画して今は見ていますが、本当なら土曜か日曜の昼の枠にやってほしいなぁと思いますね。非常にもったいない。



  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 21:31Comments(0)TrackBack(0) 好きな番組系 

2009年04月17日

今期の問題作を見てきた

かねがね噂になっている今季の問題作「クイーンズブレイド 流浪の戦士」を見てみた。
この作品、原作はアメリカ発のゲームブックで、日本版の公開開始以降、美少女ゲームのイラストレータを軸にしたギャルゲー風味の作品に生まれ変わってしまいました(笑)。これがよかったのか、ゲームブック復活の動きに貢献したとも言われています。また、ゲームブックの売り方に新たな風を吹き込んだとも言われています(先述のギャルゲー風のゲーム内容への変更、キャラを全面に出したビジュアルブック風な展開、世界観の充実など)
しかし、最も特徴的なのは「着衣が破れる」に尽きまして(爆)。え~、それって何て「黄金の城」(謎)?<誰も何年前のものか、それがゲームかさえもわからんだろ!
その破れっぷりは18禁作品に近いものがあると思えてなりません。

で、そんな作品が、人気に推されてアニメ化されてしまったわけです。実はその後5月にはゲーム化も控えています。そういう点では、この作品の盛り上がりが今後の展開の試金石にもなりそうなわけで・・・。


そういうことを加味して、とあるルートで視聴しました。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


噂には聞いているが、すごい作品だった(核爆)。

とりあえず、最初の戦闘シーンまでは見たもうこの時点で私の精神は負けますた(ギャハ)。これは地上波では流せんわ・・・。
とか言いつつ、地上波で立派に流れている、それどころかネット配信までされているわけですが、そこでは作中に「光」が差すそうですよ(ギャハ)!
一瞬、マドンナの♪ray of lightを思い出したよ(ニヤニヤ)。

敵も敵だわ。
もうこの敵を見た時点で、こ れ は ひ ど い と思ったし、一部シーンを見て、 終 わ っ た な とも(ヒント:最初の戦闘で、敵が止めを刺さんとしているところ。その敵との2度目の戦闘シーンでも可(爆))。もう一部シーンはスクイズを超えました(核爆)。さすが(自主規制)!もうゲームを売りたいだけだなんて言わない!決してPCで売れとも(ギャハ)!


もうしばらく先は、このホームラン級のトンでもアニメは見えませんので、特に(自主規制)でご覧の皆様、毎回録画<怒られます!
決して(削除)。<ヒント:ダメに決まってます!



  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(4)TrackBack(0) アニメ・コミック 

まさかの続編④

番組の終了理由は様々。その中で最もすごいのが「予算が尽きた」。
・・・NHKだってそんな理由で打ち切りにはならない
しかし、今回紹介する番組、前シーズンを打ち切ったのは、その理由で終わったのだそうだ。そう、「伊集院光のばんぐみ」である。本当にそうらしいのだ。

そこで、終了後は再放送で食いつなぎ、せっせと「ばんぐみDVD」を売り歩いた
その努力が認められたのか、遂に「しんばんぐみ」として登場したのだ。それが今回紹介する「伊集院光のしんばんぐみ」である。

・・・とまぁ、書いていますが、要は続編です(爆)。
そのため番組内容は全く変わらずばんぐみテーマソングも変わってません(核爆)。フルコーラスで聞ける場所があればいいんですけど、ないよなぁ、たぶん(苦笑)。<歌詞の一部によい子に聞かせられない部分があります(ギャハ)。
そういうこともあって、初めて見る人にも、既にばんぐみを見ていた人にも大丈夫な仕様になっています(笑)。

しかし、あまりにしれっと復活したから第1回目を見逃しちゃったじゃねーか(ギャハ)!という人にも配慮してか、それとも前シーズンの打ち切り理由が「予算が尽きた」にあるためか、(1ヶ月4回の放送として計算して)前半2週で本放送、後半2週で再放送という変則編成になっています。


で、第1回・第2回の放送は「新レギュラーオーディション」だったわけですが、表向きは若手芸人を呼んで、しんばんぐみの新レギュラーをばんぐみのレギュラー陣でオーディションして決めようという企画で進行。しかしその裏は、しんばんぐみのレギュラー候補である若手芸人で、ばんぐみレギュラー陣を逆オーディションして、評価の悪い人物を落としてしまおうという伊集院さんの策略(魂胆)が見え隠れするものだったという何とも番組らしい腹黒い企画(笑)。
その中のやり取りが「ばんぐみ」らしくていいですねぇ。若手芸人の必死さが垣間見える番組でもあります。この番組に呼ばれた時にはそういうことも考慮しないといけないのに、もう簡単に罠にはまっているところがたまらなく面白いですね。


次回以降、またどういうひとひねりを加えてくるかが楽しみですね。
なお、次回の放送は5月の初旬の予定です。



  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:29Comments(0)TrackBack(0) 好きな番組系 

2009年04月16日

くり万太郎のオールナイトニッポンR

今年は長寿番組といわれて差し支えない番組が続々終わったり、また予告のない打ち切りや終夜放送の打ち切りが散見されるラジオ業界。かく言ううちの地元も、深夜枠のネット編成が変わり、また自社枠が削られるなど苦しい立ち回りが続いています

そんな中、久しぶりに旧オールナイトニッポン2部枠が変更になり、月~金帯でリクエスト番組になりました。それが今回紹介する「くり万太郎のオールナイトニッポンR」です。
パーソナリティはくり万太郎こと高橋良一さん。1970年代の黄金期を築いた時のパーソナリティです。

実は、旧2部月~木は前の番組になる「オールナイトニッポンエバーグリーン」というリクエスト番組で、オールナイトニッポン草創期を支えた名物パーソナリティのアンコーこと斉藤安弘さんが務めていましたが、この番組はどちらかというと50年代~80年代の、いわゆる団塊の世代前後(簡単に言うと、NHKの「ラジオ深夜便」世代)を意識した番組になっており、それを外れた曲(例えば90年代のいわゆる若者向けの曲)を掛け終わった後は、(「まぁ、これも曲なんでしょうね」とか「何を歌いたいのかわからない」といった)『小言』をいわれる傾向が強かったように思えます。

しかしながら、この番組になってからは、時代に関係ない曲が流れるようになり、最近のヒットチューンも流れるようになっています。ただ、アンコーさんの頃と違い、1曲目がザ・ビートルズ、2曲目はいわゆるヘビーローテーション曲をかけるというふうになり、また3時台にコーナーや(フルコーラスではない)一曲かけるという傾向も強くなり、シンプルなリクエスト番組(アンコーさん末期にも時代劇紹介コーナーはあったが)ではなく、トーク系音楽番組の要素が若干強くなったような気がします(コーナーが設置されたあたりもその傾向の一つ)。


それでも、前の番組と同じく、基本フルコーラス、そして時代制限もなく放送されるので、聴きやすくなったのではないのかなと思っています



  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)TrackBack(0) 好きな番組系