秋の新アニメ、最後はヤングキングアワーズで連載されている作品の「それでも町は廻っている」です。
この作品、全くのノーマークでかつ事前に見るべきか迷ったんですね。しかも本(TBSの)放送より2週間も遅れている地域のため、ますます迷った中見ていたわけですよ。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。
東京都大田区、いわゆる下町になる丸子にある喫茶シーサイド。
一見すると下町のごくありふれた喫茶店だが、実はメイドがいる喫茶店・・・と言えば態はいいものの、残念ながら『なんちゃってメイド喫茶』でしかなかった。
実は、喫茶店のマスター磯端ウキが「今メイドが流行っているから」という安直な理由で初めた『理念なき店』だったのだ。
しかし、そんなことは知ってか知らずか、その喫茶店には、嵐山歩鳥に会いたいがために通い詰めている真田広章、広章を好きなものの言い出せない辰野俊子(通称トシ子)、そしてマスターのウキと商店街の住人達の何気ない日常が繰り返される。そう、シーサイドで何かが起こっても、それでも町は廻っているのだ。
というふう。
作品としては、シャフトが関わっているからという理由が最大にあるのだが、小刻みなパンチの利いたテンポのいい作品になってますね。一応小ネタみたいなのを利かせているのも特徴ではあるんですけど、同じTBSで放送・シャフト制作の「ひだまりスケッチ」ほどではないですね。作風の違いもあるかもしれないが。
あとシャフトらしさといえば、オープニングの曲に尽きますね。
♪DOWN TOWNのテンポに合わせて、スタッフ紹介などをしていく、これまたノリのいいアニメーションになっています。
しかし♪DOWN TOWN、ものすごく懐かしい(泣)。
正確には世代ではない(EPOのバージョンを少し聞いたことがある程度)のですが、今聞いても完成された歌謡曲(今回の坂本真綾さんが歌うカバー版はJ-POPと言った方がいいかもしれない)だなと思います。
このあたりはシングル紹介をしたいと思っているので、そこで思いをぶちまけようぞ(苦笑)。
総じて、なかなか面白い。見ててダレない飽きのこない作品になっていますよ。
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