これはひどい。怒りを通り越して呆れてものが言えない典型的パターンだわ・・・。
名古屋市緑区選出の減税日本所属の河合優(まさる)議員。この数ヶ月で議員としての資質はかなり失墜することと相成りました。
まずは、政務調査費の不正流用疑惑。
今年6月に公表された政務調査費の実態調査で、この議員はマンガ雑誌など(約4800円相当)を購入していたことが明らかになりました。買っていたものが明らかに本人が読むのではないもので、いわゆる女性向けマンガ雑誌(JUNE系ではないかと推測される表紙のマンガ雑誌がテレビでは映っていたのですが、本当にそれなのか、単純にイメージ画像なのかは不明)やクロスワードパズルといったパズル雑誌を購入していました。
その際のコメントでは、意訳すると「職員が混同して問題の領収書を紛れ込ませおった」とのことで平謝り。この段階では議員を辞める気はさらさらなかったのでしょう。
この女性向け雑誌が紛れ込んでいた時点で、これは怪しいと思わなかった私達は甘かったんでしょうねぇ・・・。
その舌の根の乾かぬうちに、今度は政務調査費を利用して東京都杉並区にある劇場を視察するはずが、許可もなく女性同伴で行ったばかりか、朝早く起きるのを避けるためと称して、横浜のホテルに一泊するという暴挙にも出たわけで(推測ですけど、女性同伴だろうなと)。しまいには「私的旅行」にすり替わってしまいました。
この実態が明らかになった後、減税日本サイドで河合議員に説明を求めたにもかかわらず、10日間音信不通に。後に河合議員いわく、パニック障害になっていたので療養していたとのことらしい。
結局逃げ遂(おお)せられないのは明々白々なのは知っての通り、遂に記者会見を開くことになったわけですが、この記者会見がかなりひどい。
以下、その映像。事前の経緯も語られているこの動画が一番適任だと思われ(実際これ見てたけど、口あんぐり状態だったわ)。
見てもらってもわかるかと思いますが、カメラに向かって暴言は吐くわ、記者会見の記者ににバカヤローと言って他の議員にたしなめられて「今のは撤回します」とか大人しくなるわ、「俺以上に資質のある議員はおらんだろう」と開き直るわ、もう滅茶苦茶。ここまでやっても「ないないない」と議員辞職を頑なに否定する有様。
こんな人を選んだ緑区民はもう怒りが収まらんでしょうね。
政務調査費を巡る2つの事件で、河合議員は党員資格1ヶ月停止処分(8/1より執行)を受けました。これでは軽いんじゃないのか、河村さんよぉ・・・。どうあがいても、こんなヤツは即刻除名だろうとか思ったものです。
ここまでが先週の話。ええ、今週に入ってまたやらかしました。
昨日(7/30)、河合議員が緑区の国道で信号待ちしていた女性の車に衝突。その際、「何もやっとらんがや!」とその女性に暴言を吐き、逃走。いわゆる当て逃げ事故を起こしたわけです。その女性は腰に2週間のけがを負っています。
今日(7/31)、河合議員は(恐らく警察の要請で)出頭。「当たったという認識はなかったが、被害者がそう言うなら当たったかもしれない」としれっとした供述をしたのに、いざ書類送検されるやもとなると、「被害者の車に傷が2・3ヶ所あった。やっぱり当ったのかな」と意気消沈。それでも、「固定資産税減税をしないといかん」と称してあくまでも議員辞職はしないことにこだわっています。
さすがに河村代表もキレた(この件での記者会見では絶句したそうだ)のか、「議員の資質を越えた大きな問題(を起こした)」ということで、近日中にもやっと除名の運びになるようです。減税日本ナゴヤを飛び出した減税日本議員のこれまでの経緯を考えれば、河合議員も減税日本の看板を、虎の威を狩る何とやらじゃないですけど、借りて「減税日本○○」とかいう一人会派を立ち上げるんじゃないかと思います。了承されるわけないだろうけど。
河村代表じゃないけど絶句。開いた口が塞がらない。あと出てくるのは表題の文言だけ。
緑区民の皆様は、こちらを読んで、すぐにでもリコールに動いた方がいいです。
はっきり言って、以前書いた則竹元議員と問題点は全く同じ。いや、それ以上にひどい。だからこそ、緑区民は動いてほしい。他の区民ももし自分達の区にそういった議員がいたら動くと思いますよ。ただ、中区はそうなる前に、その方が辞めてくれましたけど。