話は翌日に。
朝早くに起きて朝風呂・・・とか思ってたらもうとっくに入れ替えの時間(泣)。仕方ないので、朝ご飯をセットで頼んだので、朝ご飯を頂くことに。
朝ご飯は、「健康朝食」と称したバイキング形式。ここでは無料で提供してくれるのだそうな。
バランスのとれた食事を提供してくれるだけでなく、自社製の野菜ドレッシングも用意され、朝ご飯とはいえ抜かりはないふうになっています。けど、北海道は美味いものが食えるので、無料とはいえあまり食ってしまうとその後に影響が出かねないので、少々控えめに。ただ、ご飯とかは本当に美味しかったので、北海道じゃなければ結構食べていたと思う。
じゃあ、朝ご飯をたくさん食べなかったのは何でかというと、二条市場にある食事処でこれが食いたかったからだよ(ニヤニヤ)。
場所は創世川のほとり、二条市場にある「食事処ながもり」。すすきのからは5分くらいのところ。
そこで頼んだのが、いくら丼と子持ちししゃも。いくら丼には味噌汁・突き出し・漬物(たくあん)が付いてきます。
ししゃもは子持ちじゃなかったんですが、そんなことを言ったら小さい人だと思われるし、値段も一緒だし、何より本物のししゃもはメスよりオスの方が美味い(これは物産展で仕入れていた情報)のだから、わざわざ美味いものを出してくれたんだろうと解釈して何も言わなかったわけで。まぁ、いくら丼は、時期外れとはいえ、甘くてプチプチしているんですよね。これがあるから何も言わなかったとも。
実は、ホッケでもよかったかなと思ったんですが、ホッケはまた今度に取っておこう(笑)。
で、その際、店の主人と思しき人から、のりの佃煮(のりくらげ)を配ってくれていて、それを頂いたのですが、これがホントに美味かった。乗せられて買ってしまいましたよ(ギャハ)。後日紹介します。
その後、てくてくと歩くことに。
あいにく小雨が少し降っていた(すぐに止んだけど)かつ寒い中、地下鉄で移動するのはカネが掛かって仕方ないのとSAPICA以外はICカードが使えない(Kitacaなどが相互利用できるのは6月以降らしい)ということなので、目的地の札幌駅まで歩くことに
。
その途中の一コマ。お色直し中のさっぽろテレビ塔(左)。
右奥に写っているのが、今回の目的地、札幌駅にあるJRタワー。その中間にちょこんと顔を出すのがNHK札幌放送局。
実は、粉の途中に合ったセイコーマートに立ち寄って、北海道らしいお土産、というかセイコーマートでしか買えない商品(いわゆるPB商品)をメインに買っております。これも後日紹介します。
ところ変わって大通公園。
そこの屋台には北海道名物のとうもろこしが売られています。ジャガイモとのセットもあったのですが、とうもろこしをまるまる頂きたいと思って、焼いてもらいました。写真はそのワンシーンで、この後醤油を塗られます。
そして、缶バッジ付のきびっちセットというものも。
この中の雨の日バージョンのバッジが結構シュール。「美味しく焼かれ中」って(汗)。
あ、味に関しては美味しいことこの上ない。朝採れのとうもろこしが一番美味い(その後急速に鮮度が落ちる)のを知っているので、食べるなら朝ですね。まぁ、そのとうもろこしが(以下自主規制)。
しかし、寒さは相変わらずなので、丁度大通まで来たこともあり、地下街に潜ることに。今回は札幌駅(または地下鉄さっぽろ駅)まで札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)とさっぽろ地下街があるため、一気に通り抜けられるようになりました(以前行った時には後者のみしかなかった)。
その途中の北1条地下駐車場に行く途中の連絡通路には、札幌の街の歴史を収めた写真と通称弾丸道路と言われる国道36号の改修の道のりが紹介されていました。
特に国道36号の話が面白く、じっくりと読ませてもらいましたよ。
かいつまんで話すと、国道36号は、戦後民需・軍需(進駐軍)で活用されていましたが、舗装が悪く、すぐにぬかるみの道になってしまったそうな。そこでアメリカ軍が出す特別予算を使って改修工事を行うことになるのですが、1年以内に完了させるという条件の下で行わなければならないという強行軍だったそうです。
当時としては最高の舗装技術と車社会を見越した道路作りが成されたのだそうです。
その札幌駅前通地下歩行空間にある「ようこそ札幌へ」の言葉が書かれた柱。
北海道らしいのは日本語の奥に写るアイヌ語(アイヌ語には文字がないので、日本語のカタカナで代用している)とロシア語(奥にあるアイヌ語の隣にある柱)。北海道にいることが実感させられる場所でもあります。
ちなみに、道すがらのセイコーマートでこういうものも買っていた。
北海道限定のソフトカツゲンのフルーツミックス版、「フルーツミックスカツゲン」。フルーツミックスなのに、無果汁とはこれいかに(苦笑)。
味は甘酸っぱい(笑)。しかしこの甘酸っぱさが、この日を体現するものだったなんて、この時には知る由もない。
次回は札幌駅にあるJRタワーの紹介です。