Internet Exploler(インターネット・エクスプローラー。IE)が脆弱性を理由に使用することなかれとマイクロソフトが警告しているのだそうな。アメリカ政府も同様の警告を出しているようで、事態は深刻な模様です。
何がいけないのかというと、平たく言えば、第三者(ハッカー)によってリモートコントロール(遠隔操作)が行われ、サイバー攻撃に晒されるとのことだそうな。
対象になっているのはIE6~11と幅広く、しかも最新版であるはずのIE11までもが対象となっているので、相当なことでもあるわけです。
しかし使うなと言われても、日本だけで言えば、インターネット利用者の6割弱がこのIEを利用しているとされ、他のブラウザを使えと言われても、使い慣れてないので使いづらいんですよねぇ・・・。私でさえ、PCは使い始めの頃にNetscape Navigator(ネットスケープ・ナビゲーター。現在はサービス終了)を使っていたことがあるくらいで、その後はずっとIEですし、ChromeやFirefoxなんて容量の無駄だと思ってアンインストールしてるくらいですもの。
そういうわけで、早いことマイクロソフトは修正プログラムを配信してほしいものです。クレクレタコラだと言われても、利用者数が多い点とサービスであるという点からこの配信は不回避だと思うのですが・・・。現状有志による修正プログラムを配信しているのですが、本家に比べれば確信の持てるものではないわけですし・・・。
なお、今回の修正プログラムは今月でサポートを終了したXPには未対応になるとのこと。まだマイクロソフトは結論を出していませんが、過去の事例を考えると、行わないんじゃないのかなぁとも。これで行ってしまったら、慌てて最新版を買ったユーザーに示しが付かないですし。