日本ハムの斎藤佑樹選手が、今日QVCマリンフィールドで行われたロッテ戦で先発し、実に785日ぶりの勝利を手に入れました。
斎藤選手は、鳴り物入りで入団したものの目立った活躍ができなかったばかりか、ここ数年はケガとの戦いに身を置くこととなりました。同じ早稲田大学出の福井優也選手(広島)や大石達也選手(西武)が活躍できなかったこともあり、3人で雪辱をという誓いを今シーズンは立てていました。
その斎藤選手、今年は何回か投げているのですが、いかんせん球が安定していなくて狙い撃ちされやすい。そのために大量失点に繋がるというパターンでしたね。今回のピッチングも下手したらそうなりかねなかったわけです(ゆえに角中選手のホームランが1点でホントよかったと思う)。しかし、それで目が覚めたのか、その後は要所を押さえるピッチング。全盛期の速球主体のものではないものの、上手くハマれば堅牢なピッチングで失点を重ねなかったのは、今後悪いなりにもやればできるんだという手応えを得たのではないのでしょうか。
その後打線が奮起し、6回に大引選手が同点タイムリー、同じ回に小谷野選手が逆転タイムリーを放って追い抜くと、最後は中島卓也選手のスクイズでダメ押し。
斎藤選手も7回を1失点で切り抜け、何とか勝ちました。
次回のピッチングの際は、『何とか』ではなく『余裕を持って』と言われるようなふうになれるよう心掛けてほしいものです。恐らく札幌ドームになるでしょう。ふがいない姿しか見せていないので、是非とも斎藤佑樹ここにありと訴えられるようにしてもらいたいですね。