それでは、今年の秋アニメのランク付けをしていきたいと思います。
秋アニメに関しては、量の多い割には心の琴線に触れた作品が少なく、正直不作だったのかなと思っております。似たような作品が出てきていたというのも要因としてあるのかもしれませんが、過剰に期待していたのに始まったらガッカリ・・・という作品も少なくないのも要因だったのかもしれません。それでは、例によって例のごとくベスト3・ワースト3で決めていこうと思います。
今期のトップ1は、「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件」です。
正直イロモノでハーレムアニメ的な展開になるのかと思ったら、結構芯はしっかりしていて、それでいてヒロイン同士の争いも見られるといういい作りのしている作品だと思います。思った以上に見た目で損しているのかもとも。これホントに面白いわ。〆るところはきちんと〆ているし、ギャグ要素もしっかりと盛り込んでいるし。これが名古屋ではケーブルテレビでしか見られないとは損してるわ。三重テレビなぜ動かなかった(苦笑)。
第2位は、「すべてがFになる」。
個人的には期待通りの評価です。フジテレビ系を見ない人間がこの時でないと見ないというのもあるのは置いておいて、ミステリー系の好きな人には是非とも見てほしい作品です。ちょっともっさりしているかなという感はあるものの、じっくりと見せたいというふうならこれでいいのかも。犀川と西之園のやり取りも面白いですね。
第3位は、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。
こちらもどちらかというとミステリー系の作品ですね。こうも立て続けにミステリー系の作品が高評価になったのは初めてですね(笑)。
こちらも落ち着いた展開ながらも見せることにこだわり、気が付いたらきちんと起こった事象を解決させる(解決させなかったのは初回のみだった(汗))という、何とも素晴らしい、見せることを意識したものになっています。こちらも櫻子と正太郎のやり取りが面白い。この作品では、どちらかというとボケとツッコミの漫才コンビのような関係ですが(苦笑)。
次点は、「落第騎士の英雄譚(キャバルディ)」。
この作品は、同じ時期に放送されることになった「学戦都市アスタリスク」と比較対象にされることとなりましたが、面白さでいけば、こちらの方が段違いです。そう思った理由は、主人公とヒロインの関係が急速に深まってきたのとヒロインはツンデレながらも素直に主人公の実力を認めて、かつ彼女がまたかわいいところがあるのよ(ニヤニヤ)。ホントはアホな子じゃないのかと(ギャハ)。そのギャップがまた面白い要素にもなっているんですね。いい凸凹コンビでもありますわ。
次回はワースト3の紹介です。