名古屋発祥のコンビニとされるココストアとその傘下に入ったコンビニのエブリワンが今日をもって全店舗営業終了となりました。最後に残っていた沖縄の2店舗が今日営業を終了したからです。
2015年12月にココストアを買収し、以降ファミリーマートに転換するということで動き出し、1年掛かると言われていたのですが、予定より早く10ヶ月で全店舗転換を終えました。
とはいっても、全ての店舗を本当に転換したのではなく、一部の店舗はファミリーマートの手から離れたというのが真相です。
実は、今年の4月に一部のココストアの店舗がミツウロコホールディングスに買い取られ、RICマート・RICストア・タックメイトとして再起されることになったのです。しかも会社の名前はココストアリテールとなっているため、将来的には、ココストアの名を冠するとミツウロコホールディングスは鼻息荒いわけですわ。
しかし、残っているこれらのストアのほとんどが沖縄や九州で、関東圏や愛知県にはわずか(ココストア創業の地と言われている春日井市など数店しかないらしい)。確か70店舗ほどしかないふうなので、ここから盛り返すのは大変でしょう。
ただ、まだ不透明な部分はあるものの、ココストアの名は残る可能性が出てきました。そして、店内調理など他のコンビニがそうそう行っていない事業を引き継いでくれることでしょう(ミツウロコホールディングスが魅力的に感じたのは、この部分だったらしい)。
既に私が知っているココストアはファミリーマートに変わってしまい、かつての本社(皮肉なことに今は、その場所にココストアリテールの本社があるらしい)そばにあったココストアもファミリーマートに変わっています。名古屋での再興は難しいものがあるでしょうけど、他の地域でもっと盛り上がってくれればと思います。セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンだけじゃ寂しいもんね。