今年は、「宇宙刑事ギャバン」の一挙放送を見ることにしており、終わるのが年越しになったら嫌だなと思って、今のうちに書いておく(ニヤニヤ)。
今年はオリンピックイヤーでよかったですね・・・と思ってたら、年の初めから新型コロナウイルスの影響がちらほら出てきて、2月に入ってから本格的になってきました。4月には緊急事態宣言が発せられ、どうなることかと思ってましたけど、梅雨になって落ち着き始め、これで収束に向かうのかな・・・と思ったら、夏にじわじわ増え始め第2波に至り、秋に少し落ち込んだかなと思ったら、冬の到来と共に第3波がやって来て今に至ります。数週間前にはイギリスで変異種が登場して、更なる感染拡大が発生するのではないかと危惧されています。
唯一の救いは、ワクチンの開発が進み、接種が始まっていることなんですけど、副作用(副反応)が気掛かりではあるし、どこまで効果があるのかも未知数。ウイルスの進化と人間の知恵との格闘になってきそうです。スペイン風邪(インフルエンザの一種)も収束まで数年掛かったと言われているので、長期戦は覚悟した方がいいでしょう。
世界もコロナ禍で影響を受け、米中の貿易摩擦から始まるいがみ合いはピークに達しました。
一方のアメリカでは、新型コロナウイルスを軽視するトランプ大統領再選のアキレス腱となり、実際に大統領選挙にも影響を与え、ジョー・バイデンさんの当選に至ることになりました。いまだこの選挙の不正を訴えているトランプ大統領が来年どういったことを仕掛けてくるのか気掛かりではあります。混乱を早く治めないと、ますますコロナの影響を受けかねず、アメリカ経済がきしむことになるかもしれないです。
一方の中国では、香港に対する締め付けが厳しくなってきました。コロナ禍に乗じてというのも否定できないでしょう。来年は香港にとっても命運を左右する1年になるでしょうし、この香港の事例が中国の各自治区にも飛び火していることを思うと、中国の締め付けが来年さらに厳しくなるのではないかと危惧しています。
ヨーロッパではコロナ禍の混乱の最中で、イギリスがEUから離脱します。大きな混乱がコロナ禍で起こっているのに、今度は離脱による混乱も加わると、イギリス経済はマヒしてしまうのではと心配になります。ヨーロッパ本土でもコロナ禍の混乱はしばらく治まらないでしょうけど、何とか経済を回していくと思っています。この時にEUの一体感が生かされると信じています。
日本では、安倍晋三政権がいよいよ幕を閉じ、内閣官房長官だった菅義偉さんによる新政権が9月に誕生しました。難局を乗り越えるために期待していた人が多かったんでしょうけど、実際は安倍政権とあまり変わらなそうだと失望する人も多くなっています。信頼回復のために、何としてもコロナ禍対策をしっかり練り、安倍政権の諸問題との決別を図れるように、功労者にもメスを入れる改革を行ってほしいです。それができなければ、やっぱり自民党は自民党(つまりダメなものはダメ)だと思う人が増え、来年の選挙にも影響を与えることでしょう。
野党は実現しうる対案・提案を出し、発言力と行動力を今こそ出すべきだと思います。もう烏合の衆では人は信用しません。パーシャル連合でもいいので団結し、自民党政権を倒すんだ・自民党とは違うんだと意気込みを見せるべき時期に差し掛かっていると思います。
スポーツもコロナ禍で大きな影響を受けています。
大相撲は大阪場所が休止、春場所以降は東京の両国国技館で行われ、地方開催は中止(東京での代替開催)になりました。
プロ野球は交流戦が中止になったことで120試合制で遅れて開催されました。この事態によって、坂本勇人選手の2000本安打達成に大きな影響を与えました。最年少記録が達成できなくなったのは残念でした。
JリーグはJ1・J2は長い中断を余儀なくされ、J3は開幕が延期になりました。夏の再開・開催になり、かつ集中日程となったことから、選手達の疲労も相当だったと思います。チームによってはクラスターが発生し、さらに過酷な日程になったことでしょう。
いずれにしても、興行が無事に全て行われたこと、当初は無観客、後に最大半分程度に収容しての開催に漕ぎ着けて開催できたことに対し、関係者に謝意を申し上げたいです。
来年もコロナ禍の1年はほぼ間違いないでしょう。そんな中で延期になったオリンピックがどうなるか。個人的には落ち着いたらやるべきだと思います。
平和の祭典という意味だけでなく、アスリート達の躍動が大きな感動に、コロナ禍での癒しになってほしいと思いたいのです。ただ、無理して開催してほしいとは思わないです。できないと判断したら、中止または更なる延期も止む無しだと思います。
今年こそ皆様には良い年をお過ごし下さいと思っております。コロナ禍だけでなく数年に一度の大寒波がやって来て、平野部でも雪(下手したら大雪)になりかねないのです。外出は最低限に留め、家にいるのが一番だと思います。その際は暖かくしてお過ごし下さい。