それはそれとして、今日はキャンプ前日になるのですけど、前日には各チームの監督や選手達がミーティングなどで『所信表明』のようなコメントを残すことが多いんですね。
そこで、阪神タイガースの矢野燿大監督は、とんでもないことをぶちまけた。何と今シーズン限りで監督業を退任すると述べたのです。
いわく、「自分の中でも色々考えることも多くて、(中略)チームのためにも選手のためにも申し訳ないけど、俺のためにもなるのかなという決断」したとのこと。「明日の2月1日の1日も帰って来ない1日。来年は監督という立場でここに来ているということはないんだという気持ちを持って、挑戦していきたい」と、この決意が不退転であることも明示しています。これは、選手もスタッフもっ困っちゃうぞ・・・。それこそ勝って(優勝・日本一になって)花道を飾らなければいけないと思わされるでしょうから。
ただ、矢野時代になってからの阪神は、過去3年全てAクラスだったりします。2019年は3位で、クライマックスシリーズはセカンドステージまで進んでます。2020年・2021年は共に2位になりながらも、2020年は新型コロナウイルスの影響でクライマックスシリーズが開催されず、2021年はファーストステージで破れています。今年のこの決断が吉と出れば、優勝も十分に狙えるのです。
ちなみに、同じようなことをやったのが、今年北海道日本ハムファイターズの監督に就任したビッグボスこと新庄剛志さん。
2006年に、試合後のヒーローインタビューで突如その年で引退することを表明。その後リーグ優勝・日本一を達成して、惜しまれつつ引退したという経緯があります。<だからビッグボスは怖いのよ、スネーク(ニヤニヤ)。

