何と今日からPSP goが1万円の値下げなのだそうだ。
PSP goは2009年の11月1日より発売されたので、そろそろ1周年にあたる時期での値下げということになります。
PSP goの特徴としては、
・UMDディスクを廃し、全てダウンロードでのソフト購入に切り替えたこと
・薄型・軽量化が図られている
・16GBの内蔵メモリを搭載し、ゲームだけでなく映像やコミックなどを保存可能
・Bluetoothに対応
などPSPに比べてもそん色ない機能になっています。
ところが、実際はPSPに比べても高価(PSPは16,800円。PSP goは26,800円)だったので、なかなか浸透しませんでした。そのため、今回1万円の値下げに踏み切ったのではないかと思います。
それでも、まだまだ普及には高い壁があると思えてなりません。
その最たる理由は、最も注力すべきゲームソフトのダウンロード販売が進んでいないこと。
2010年9月現在で600タイトル弱しかないというのが大いに気になります。特に最需要層の一つであるギャルゲーで普及が進んでいないということが挙げられるでしょう。
ギャルゲーユーザーにとって、限定版で買うという『文化』がある限り、ダウンロード版は普及しないでしょう。
この点を逆手にとって、店頭でダウンロードさせて、そこに特殊なキーワードなどを仕込ませておき、それを店のレジで見せることで特典を贈呈。またはネットショップで購入の場合は、後日特典を送付・・・といったことでPSP goの普及を図るとかを行ってもいいのではないかとも思えてなりません。
ライトユーザーへの普及はある程度のところまで来てしまうと難しくなります。そう考えると、今度はコアユーザーをいかに移行させるかというのがPSP go普及への鍵になるのではないかと思えてならないのです。