今年の夏、日本未来科学館に行ってきた際、お土産を買ってきたわけですが、それがこちら。
でも、何で今頃食ったんだと言われるんでしょうけど、この商品の賞味期限は来年の6月半ばくらいまでなので、その気になれば来年でもよかったりする(笑)。
こちらが、その土産の「ミドリムシクッキー」。
1箱の中に5枚のクッキーが入っていて、1枚にはおよそ2億匹のミドリムシが入っているのだそうです。
ところで、なぜミドリムシなのかというと、この微生物が世界の食糧問題ならびに環境問題に著しく貢献をしてくれるとのことから重要なのだそうです。
食糧問題の点に関しては、ビタミンA・必須アミノ酸や不飽和脂肪酸など必要栄養素が手軽に採れるとのこと。このため、発展途上国での食糧不足を大きく解消できるとされています。
環境問題の点では、水と光(光合成)と塩(栄養価のある塩)だけでできるので、非常に手軽でコストも安い。さらに、空気中の二酸化炭素を大量に消費してくれるので、地球温暖化の鈍化にも貢献しているとされます。
なお、ミドリムシはバイオ燃料の側面も持っているそうです。
味はというと、パームオイルのような味が濃厚です。それでも、ショートニングや油・マーガリンといった油脂を一切使っていないので、ヘルシーではあるようです(カロリー的には、5枚食べても約185kcal)。
でも、宇宙食と並んで、(基本的には)日本科学未来館でしか買えない代物なので、話のタネに買ってもいいかなと思います。
ちなみに、ミドリムシが入っているからといっても、青くささといったものは一切感じられません。