据え置き機編の2回目はPS3・X様の新作紹介。
まずはPS3。量はそれなりですが、一足先に体感ゲーム用周辺機器PlayStation Move(PS Move)が登場するとのことで、少しリードしているかなと。
そのPS Moveで出る中で注目できるのは、街スベリとBIG 3 GUN SHOOTING。
前者は、街中をイスに乗って疾走する作品。
マフィアに追われているので、イスに座りながら、カンフーアクションを繰り出すというかなりアクロバティックな動きもできるようになっています。
後者は、「タイムクライシス」の2作品である「タイムクライシス4 アーケードバージョン」・「タイムクライシス:レイジングストーム」とオリジナルの「デッドストーム パイレーツ」の3本が収録。
「タイムクライシス4 アーケードバージョン」は、その名の通りアーケードの移植。「タイムクライシス:レイジングストーム」は、シリーズオリジナルで、PS Moveをマシンガンのようにぶっ放せる爽快シューティング。「デッドストームパイレーツ」は2人協力プレイタイプのシューティングで、協力することで強力な武器が使えたり、難局を乗り切るような仕組みになっています。
どちらも、PS Moveのプレイ感覚を理解するのに十分な作品になるでしょうね。
そして、劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~。
こちらは正確には映像作品で、内容は昨年公開された劇場版を収録したもの。しかしながら、Blu-ray版はミニゲーム(「マクロストライアルフロンティア」)が収録されており、PSPで発売された「マクロスアルティメットフロンティア」をベースにした3Dアクションシューティングになっています(そのため、発売はバンダイビジュアルではなく、バンダイナムコゲームスになっています)。
ただし、この作品はDVDでも発売されるものの、ミニゲームは収録されないので、購入の際ご注意をば。
続いてX様の注目作品。
やはり、ここでの最注目はフェイブルⅢ。
ピーター・モリニュー制作の同シリーズ最新作。産業革命を経たアルビオンが舞台になっていて、独裁的な父王の息子でありながら、庶民と共に革命を扇動し、新政権の長に収まるものの、その革命がもたらした影響の中で、どういう統治を行っていくのかが試されるというふう。
今作は銃火器が登場し、より近代に近い雰囲気の作品になっています。
今作では、フレンド内の世界の探訪や共同事業を興すことが可能になっている他、タッチというコミュニケーションでより具体的な行動を起こすことも可能になっています。なお、インターフェイスも遊びやすいものになっています。
日本ではなかなかウケにくい部分もありますが、この作品はよくできていると思います。
続いては、車輪の国、向日葵の少女。
元々はあかべぇそふとつうより2005年発売のPC作品で、当初はイエティ(主な作品としては「Myself;Yourself」)開発・発売で進められたものの、今年になって断念。代わって5pb.より開発・発売になりました。
日本によく似た架空の国を舞台に、犯罪者に懲役刑を執行(更生)する特別高等人にならんとする主人公が、ある田舎町で執行(更生)を待つ3人の少女との出会いを描いたヒューマンアドベンチャー。
本作では、ハイデフ画像に構成し直された他、ファンディスクである「車輪の国、悠久の少年少女」のメインシナリオ法月編が収録されています。
今でも人気のある作品の一つとして語り継がれているので、やっとコンシューマーで日の目を見たことになるわけですから、ファンとしては感慨深いかと思います。
最後は、ラジルギノア MASSIVE。
今年2月にWiiで発売した同作品の移植作。基本的にはアーケードの移植になると思われます。ちなみに、発売のマイルストーンはこの作品がX様の処女作になります。
次回は、Wiiの作品紹介。