2010年09月29日

遂に自分が投げられた

急転直下、晴天の霹靂(へきれき)というのはこのことか。
楽天のブラウン監督が、1年の契約を残して解任されることになりました。
まぁ、成績を見ていればわからなくもなく、パリーグ唯一の負け越し(9/29現在)をしているだけでなく、ダントツの最下位も尾を引いているなと。起用法に関しては可もなく不可もないそつのない采配で、その点では不満はないものと思います(恐らく)。


楽天は監督を決める前から揉めていたような印象を強く感じます。
というのも、あれだけ成績のよかった野村元監督(現在楽天の名誉監督)を解任させて、楽天サイドで意地になって探していたそうです。それで選んだ結果が、若手育成に評のある(とされる)ブラウン監督でしたから。
そもそも論で、なぜ万年Bクラスしか成績の残せなかった監督を新しい監督に据えたかったのか。そのあたりに楽天サイドの稚拙さを感じます。


で、そうなると後任がどうなるか・・・ということになるわけですが、去年と同じようなふうになっている(最有力が元西武の東尾さん)報道がなされているあたり、なら誠意を示して東尾さんに三顧の礼しろよと思ったばかりか、『野村復帰(待望)論』もあるなんて報道が出た時には、もう楽天サイドの手腕は信用できなくなるなとさえ思ったほど。まぁ元の鞘に収めたい気持ちもわからなくないし、それが一番しっくりくるのもわかるんですが・・・。

そんな過程の中で面白い監督候補が、ヤクルトの荒木コーチ
実は、来季のヤクルトの監督就任まで手繰り寄せていたんですが、小川監督代行の予想以上の好成績で、ヤクルトサイドが荒木コーチの監督就任よりも小川監督代行のスライドを決めたようで、荒木コーチはコーチ職に留任することになったそうです(少なくとも、監督就任は再来年以降)。また荒木コーチの人気も楽天の経営安定のために高く評価しているそうですし。
その『再来年』まで我慢ができるかどうか、監督というポストを手に入れるために楽天サイドの要請を受けるか、荒木コーチの度量が試されるところです。



Posted by alexey_calvanov at 23:12│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

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