2010年09月24日

バンナムは本気のようです

今から14年前、世間は次世代機・格闘ブームに沸いていたその頃ナムコ(現在のバンダイナムコゲームス)から登場したのが、「ダンシングアイ」
これは立体になった「クイックス」ともいえるもので、立体状の面で敵を避けつつ切り取るというもの。ただ「クイックス」と違うのは、動けるのが自由ではなく、指定された部分しか動けない点が挙げられます。
しかし最大の特徴は、ただ立体状になっているのではなく、『立体的な女性キャラの衣服をはぎ取る』という脱衣まがいの点
これが、その系統が好きなメーカーがやったのなら、今でも伝説のゲームと語られることはなかったでしょう。それを他ならぬナムコがやってのけたので、ナムコを古くから知るユーザーは『ナムコご乱心』とまで揶揄されるに至ったのです
そのご乱心ぶりは、キャッチーなキャッチコピー、過激な宣伝ポスター、過去のゲーム作品をパロディ化した作品内の音楽など列挙いとまがありません。
そして、この作品を伝説化させたのは、そのゲーム内容に由来するもので、あれだけ立体表現にこだわった作品であったのに、その立体表現を十分に生かしたPSに移植されなかったことから来ているのではないのでしょうか
それから時代はPS2・PS3に移っていき、「ダンシングアイ」を置くゲーセンも次第に減っていき、名実共にこの作品は『知る人ぞ知る作品』になっていったのです


ところが、先日のファミ通を見た人はわかっているのではないかと思いますが、新作ソフトのリストの中に「ダンシングアイ」の文字が・・・
何と、PS3で発売が決定したのです!タイトルはまだ仮題になっているものの、「ダンシングアイ」になっていました。発売日・価格はまだ未定で、唯一わかっているのは、パズルゲームでPS Move対応ソフトになっているという点だけ。
それでも、今まで物置の隅に置かれていたような感じの作品が発掘され、日の目を見たのですから、ファンはもちろん当時の狂想曲を知っている人にも懐かしくうれしいことでしょう


ちなみに、来年発売になると、稼働から15年という節目の年になります。出すならそっちの方がいいな(苦笑)。



Posted by alexey_calvanov at 22:24│Comments(4)TrackBack(0) ゲーム系 

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この記事へのコメント
カイズムさん>バンナムの公式サイトにある発売リストの深いところ(苦笑)の一番最後に書いてもあるので、間違いないでしょう。

これが「何かの冗談」で済まないように、心の底から発売実現を祈りましょう。そして来年ゲームショウで出てきたら、しこたま遊んでやりましょう(爆)。
Posted by アレックス at 2010年09月26日 00:53
天倉ケイジさん>ゆめりあは知ってますけど、ピストル大名の冒険は知らなんだので、調べてみましたよ。

・・・何かすげー(棒読み)。<興味ないのか(爆)?

個人的には、ゆめりあのほうがインパクトはありましたね。
それこそ、硬派なナムコがまたおかしくなったとか言われてましたし(苦笑)。
当時ゲーム屋で働いている時に、このゲームは売れるのかと聞かれて、難しいとまで答えましたし(汗)。結果的にはスマッシュヒットしたような・・・。
Posted by アレックス at 2010年09月26日 00:50
マジですか(°□°;)
密かに好きだった私は楽しみです
Posted by カイズム at 2010年09月25日 15:13
ナムコ
ご乱心シリーズと言うとあとはピストル大名の冒険とゆめりあかしら?
Posted by 天倉ケイジ at 2010年09月25日 12:09

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