2010年09月22日

アキバの顔、建て替えへ

秋葉原駅の電気街口にある秋葉原ラジオ会館。
1962年に建設、1972年に増築をした地上8階・地下1階のアキバ初の高層ビル
かつては家電などの販売店が軒を連ね、1980年代からはオーディオやコンピューター販売店にとって代わり、現在はフィギュアやアキバ土産などを販売しているコトブキヤや同人誌販売のK-BOOKSなどが入居し、時代と共に変化を遂げたアキバの象徴の一つでもありました。

そのラジオ会館が、2011年の夏に一旦閉店。その後2013年まで建て替え工事に入るとのこと。
当初は多くのテナントが契約更新になる2013年に閉店して、2014年から改築工事に移るつもりだったものの、建築してから50年以上経つため建物が老朽化している点と、東京都の建築基準に達していないため、早急な対応を求める東京都の指導により急遽前倒しになったのが今回のいきさつ。
ラジオ会館側は、再入居を求めるテナント側のために早急に代替施設を探すとしてテナント側を説得しているものの、寝耳に水だったテナント側の一部で、東京都との交渉に余地がなかったのか・具体的な提案がないという理由で渋い顔をしているらしい。

ちなみに新しいビルは、これまでとほとんど同じ大きさ(地上9~10階)になるとのこと。


アキバ自身ここ数年相当大きく変わっていて、最も大きい変化が駅前にあったアキバデパート(アキハバラデパート)の閉館
それに続いて、秋葉原UDXの建設・駅前広場の新設・ヨドバシAkibaの建設・ヤマギワソフトの消滅→ソフマップの再編・相次ぐ家電販売店の閉店・・・と挙げても挙げてもきりがない

また古いアキバの顔が消えるのは寂しいですが、老朽化もしていて耐震化を図るためならば仕方のないこと
新しいビルがこれまでと変わらずに愛され続けるよう願うだけです。



Posted by alexey_calvanov at 23:17│Comments(0)TrackBack(0) 真面目なモノ 

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