2010年09月03日

レコゲー2010 9月 携帯ゲーム機編

ここからは携帯ゲーム機編です。
今月もPSPのほうがラインナップが多いものの、据え置き機と同じくベスト版の多いものになっています。それゆえに、ベスト版がほとんど並んでいないDSのほうがソフトラインナップとしては健全なのかなと思ったり。


そんな中、ダントツで注目されているのが、「ポケットモンスター ブラック」・「ポケットモンスター ホワイト」。今作は新しい地方が舞台になっています。
既に予約の時点でミリオンを達成し、販売時点では150万本までになっているのではないかといわれている作品です。
これまでのシリーズに比べて新要素が多く、季節の導入や通信対戦での新ルールの追加、DSiとDSi LLではテレビ電話のようなライブチャット機能が楽しめるなど様々です。
また殿堂入りするまでは新種のポケモンしか登場しないようになっているなど、既存ユーザーへの配慮も欠かしていません
予約の時点で100万本を超えるということは、それだけ期待されているということでしょう。当日買いの人達も含めれば、楽に200万本以上超えるのではないかと推測しています。

DSではこの作品の登場のためにラインナップが少ないという側面もあるのですが、その中で気を吐いているのが、「探偵 神宮寺三郎DS 赤い蝶」
シリーズ15作品目で、DSでは4作目の作品。
オリジナル作品とケータイアプリで配信された5作品の計6作品とコメディ作品になる「謎の事件簿」が5作品収録されています。
新システムとしては、パソコンのキーボードをタイプするパスワードシステムと2枚の紙を組み合わせて謎を解く暗号解読システムの2種類。そしてDSの2画面を利用したオリジナル機能(タッチパネルを利用した移動やファイル・人物・周辺調査)が搭載されています。
長期シリーズなので、固定ファンに多く愛されている作品。手堅いヒットが望めるでしょう。


続いてはPSPの作品。


たくさん居並ぶ中、最注目は「クロヒョウ 龍が如く新章」(★)
PSPでは初めてになるシリーズ最新作。
力のみを信じる少年が、魔窟とも言える神室町を舞台に繰り広げられるアクションアドベンチャーです。
リアリティさや様々なミニゲームはそのままに、少年という視点から神室町が描かれているのが大きな特徴でしょうか。これまでのシリーズとは一転違ったところも出てくる(例えば、アルバイトができる点)かと思います。その最たるものが、地下格闘場。主人公がこれから身を置いて行くところゆえに血なまぐさい感覚を得られるかもしれません。
携帯ゲーム機とは思えない機能・音声の充実ぶりだけでなく、本格的や役者を投入しているなど、据え置き機で出していた時と同じくらいで手抜かりはありません。注目すべき作品でしょう。

続いては、「英雄伝説 零の軌跡」
シリーズ最新作で、「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」において、「英雄伝説Ⅶ」と表記されていた作品にあたります。また、シリーズとしては初めてPSPのほうが先に(ないしはPSPのみで)発売される作品にもなります。
シリーズのウリであったアクションタイムバトルが進化し、仲間の一斉攻撃ができる他、移動中に攻撃ボタンを押すことで戦闘モードに突入できる、いわゆる奇襲のような機能「アタックエンカウント」が搭載されています。
PC版で楽しんでいた人には、少々歯がゆい思いがあるのでしょうけど、コンシューマー版から遊んでいた人達には、早く遊べるまたとないいい機会なので、買ってみてもいいかもしれません。


そして今月は、アニメ絡みの作品が多いのも特徴

その1:「デュラララ!! 3way standoff」(★)
今年の1月~6月まで放送していたMBSテレビ(毎日放送)系のアニメのゲーム化。
池袋を舞台に、様々な事件を作中のキャラと共に解決していく作品になっています。

その2:「けいおん! 放課後ライブ!!」
現在放送中(今年4月~9月まで)のTBSテレビ系アニメのゲーム化。意外なことに、この作品が初のゲーム化になります。
桜ケ丘高校軽音部の部員達が織りな日常をトレースしたリズムアクションゲーム。
ゲーム中で得たアイテムでちびキャラとのコミュニケーションを行ったりすることもできる他、最大5人でのセッション(協力プレイ)や置時計機能も搭載されています。
ゲーム内容は初音ミクの某作品と似ていますが(苦笑)、同じ人達が担当しているのだから目をつぶっておけ(ニヤニヤ)。

その3:「祝福のカンパネラ Portable」
元々はPCゲームだった作品の移植。現在放送中(今年7月~9月まで)のテレビアニメで話題になっています。なお、10月にはPCでファンディスクが発売予定。
移植に際して、サブストーリーなどのシナリオの追加や戦闘モードの変更(より展開の早いアクティブタイムバトルに)がなされています。

その4:「ドラゴンボール タッグバーサス」
1989年に放送され、2009年にリメイクされた「ドラゴンボールZ」をベースにした格闘ゲーム。開発はスパイク。
タイトル通り、2対2のタッグバトルが楽しめるようになっています。また2人同時で出せる協力技もあったりと、シングルでは味わえない一体感も味わえます。


携帯ゲーム機編 結論
勢いでいけばPSP、個々の作品の強さでいけばDSともとれる感じ。
色々かいつまんで楽しめるほうがいいなら、ラインナップの多いPSPがオススメ。特にアニメ作品絡みでの発売が多いので、ファンは購入しておきたいところ。



Posted by alexey_calvanov at 22:29│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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