
まずは新長田一番街商店街。新長田の駅前から阪神高速3号神戸線まで伸びるL字型の商店街です。

この商店街の道路には、商店街の震災復興のために尽力した著名人の手形がはめ込まれています。

なぜ三国志なのかというと、この作品(「横山光輝 三国志」)の作者で、「鉄人28号」の作者でもある横山光輝さんの故郷が、この長田区だからという縁もあるからです。
横山さんは、幼少時代(戦時中を除く)から漫画家として上京するまでの間、この長田区に過ごしていました。そのため、長田区の商店街の人達が、この地に作品紹介をしようと思い立ったそうです。
そのため、この周辺は「三国志」に関してのモニュメントが多く、秋(10月)には三国志祭も行われます。
・・・こういう話をすると、某サイトの管理人が、ヨダレを垂れらして見に行くんじゃなかろうかと(笑)。
あ、もう見に行ったんでしたっけ(爆)?
中は、三国志関連と横山光輝さんの生涯や作品紹介が行われています。
入場無料で、中は一部を除き(個人利用目的での)写真撮影が可能になっています。
なお、ゲームでは「真・三國無双」・「三国志演義」は簡単に紹介されていますが、「三國無双」・「恋姫†無双」は軽くスルーされています(爆)。<前者はともかく、後者は題材が(以下自主規制)。

ああ、もう某サイトの管理人が(以下自主規制(爆))。

ここ以外にも、六間通商店街には周瑜(しゅうゆ)、本町筋商店街には劉備と孔明の石像があります。
このギャラリーの裏手には、阪神・淡路大震災に関する展示が行われている「震災ミュージアム」があります。
長田区は阪神・淡路大震災では最も壊滅的な被害を受けた地区で、最も立ち直るのに苦労した地区でもありました。
しかしながら、この新長田商店街界隈は、仮設店舗群パラールを建てて、1日でも早くかつてのにぎわいを取り戻そうと努力していました。
震災後の神戸を知る上で重要な場所の一つだと思います。ただ個人がやっている関係か、開場時間がやや遅め(早くて10時半頃)なので注意。

その中にある食堂で、長田名物のぼっかけうどんを食べることに。もちろん、ぼっかけそばやぼっかけラーメン、そして一時期ブームになったそばめしも名物ですが、泉麻人さんのエッセイでこのうどんが取り上げられていたのもあり、こちらをチョイス。
ちなみに、ぼっかけとは牛すじの煮込んだもの。
価格はいずれの種類でも380円とリーズナブル。それでいて牛すじの旨味とだしの旨味がけんかせずきちんと調和されているのだから、すごいなぁと。
できれば、ぼっかけコロッケも食いたかったなぁ・・・(嘆)。

先程も書いたように、三国志の街としても有名な新長田界隈。
写真のように、三国志なりきり看板なるものが計50ヶ所置かれています。
とりあえず、一番マヌケそうなやつをチョイス・・・と(ニヤニヤ)。
この後、再びJRに乗り込み、神戸駅で下車。もう一つの目的地のハーバーランドとメリケンパークに行ってきます。