2010年08月09日

東の起終点は品川

2027年に開業予定のリニア中央新幹線。東京から名古屋までの大まかな運行は決まった(ただし長野県のルートが未調整)ものの、東の起点である東京の駅はどこに置くかというのは実は決まっていなかったのです。
それが今日、JR東海によって発表され、東の起終点は品川駅にすることが固まりました

なぜ品川なのかというと、元々リニア中央新幹線は地下数十メートルに巨大な地下空間を作ることを前提にして動いていました。その候補として挙げられたのが、今回決まった品川駅と東京の拠点東京駅、そして新横浜駅でした。
新横浜駅が拠点から落ちたのは特に今回記載がなかったのですが、恐らく拠点駅としては不便すぎるという点に集約されるのかもしれません。

そして東京駅が落ちた理由が実に興味深い
まず、東京駅の地下空間が十分でなかったという点
東京駅の地下には、京葉線(JR)と東京メトロ・都営地下鉄といった地下路線が複数走っているからだと推測できます。また周辺に大きな建物が集中しているため、空間建築の際に困難が伴うことも容易に想像できます
じゃあ品川駅はというと、空間確保が取れた以外に、羽田空港へのアクセスを採っているようです。品川駅に据えることで羽田空港への乗り継ぎを良くするばかりでなく、東海道新幹線との接続の利便性を確保したいという一石二鳥的な発想があったようです。
そして、JR東海自身が品川駅を東京での拠点と考えているためという話もあるそうです。そのため、JR東日本の拠点である東京駅を敢えて外したという『対抗意識』(思惑)があったようです。

このことで、東北・長野(北陸)新幹線からのトランジットに大きな影響が出る可能性もあり、利便性の面と乗客確保の点で苦しくなる可能性もあります。


ただ、個人的には品川の方がありがたいと思う面も。

まず東京の南側に拠点が置かれることになるので、新宿や秋葉原、さらに都外の横浜に向かう際にも非常に便利なんですね。
そしてコミケの会場になるお台場方面も行きやすい
品川から次の大崎駅で乗り換えることで、りんかい線とダイレクトで行けることもあり、また新幹線の場合、東京で自由席がほとんど確保されてしまっている(指定席も空きがないケースもある)ことを考えれば、品川起点は席確保の面でも有利になるわけです。


まぁそうは言うものの、とりあえず恩恵にあずかれるのは少なくとも17年後なので、まだ先よのぉ・・・(遠い目)。



Posted by alexey_calvanov at 22:06│Comments(0)TrackBack(0) etc 

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