2010年07月20日

世紀末オカルト学院の聖地・松代と長野を訪ねて

14:46に上田を発ち、15:09に屋代で長野電鉄屋代線に乗り換え、15:16に屋代発。15:29に松代に着く。


松代にやって来た理由はただ一つ。
現在放送中の「世紀末オカルト学院」の舞台、皆神山に向かうことだ。
実は、これまでの聖地巡礼と呼ばれるものは、作品が終わって、ある程度ネタがわかったところで向かっているのだが、今回は初めて放送最中に向かっている。そのため、分かっているシーンでのみしか撮っていない。
ちなみに、7/13はオカルトの日だそうな。


ここでも、お世話になったのがレンタサイクル。
本来は松代地区の観光巡りに使うためのもの。
この松代地区は、池田満寿夫美術館などを始め様々な美術館などが軒を連ねている文芸地区でもある。
どうしても皆神山、ひいてはオカルトに目が向きがちなこともあったわけです。また大本営本部の移設計画もあったことから、あの「新世紀エヴァンゲリオン」では当初の第2新東京市の設定がここの予定(後に松本市に設定変更)だったこともあり、SFの舞台にもならんとしていたらしいのもあり、何ともサブカル臭い雰囲気もありました

まぁ、本来の目的と違い、皆神山に向かう足にしたのだから、笑うに笑えない


しかし、皆神山まで舐めてかかってた
これまでの蓄積疲労も考えず、皆神山まで向かおうとしていたのだ。
しかも運の悪いことに、レンタサイクルの貸し出し時間が夕方の5時までということもあり、1時間半しか借りられなかったのだ。


何とか盛り返そうと皆神山まで向かったものの、まただらだらと続く上り坂にしてやられる(汗)。


皆神山。
しかしながら近すぎたため、全景ではなく一部分に・・・。それだけデカい山なんですよ。
周囲には沢があるんですけど、先日の豪雨で水が茶色く濁っておりました。



そして、ここが皆神山の入口。
作品設定では、ここからエレベーターがあったりと結構整備されているんですけど、無論そんなものはない(爆)。
しかも、ただ細い道があるだけということを考えれば、作中の設定は別の場所を利用したものないしは作者の空想の可能性も考えられる。
ちなみに、第1話でタクシーで向かう際に映った道に竹やぶがあるふうになっていますが、皆神山には竹やぶと思しき竹林はない模様



ここまで着いたはいいが、時間はもう午後4時前徒歩でふもとから山頂まで往復すると1時間はゆうにかかる(案内版より。ちなみに車の場合は5分で山頂に向かえる)。そして蓄積疲労、貸し出しのタイムリミットもある。

以上のことを鑑み、山頂は行けなさそうと判断し、断念
貸し出しが2時間ならば、十分に戻って来れると思ったが、30分削られたのが痛かった。絶対リベンジしたい。
できるだけチャンスを作って、頂上の模様をお届けしたいと思います。すんません。


お詫びと言っちゃ何ですが・・・という画像を一つ。
これは信州松代ホテル
そう、第2話で神代マヤが、父親の家に住む前に宿泊したホテル。このように実在しています。
松代駅からは歩いて約10分。長野インターのそばにあります。
作中の舞台の1999年には恐らく何もないところだったのでしょうが、今は近くにスーパーもあればコンビニもあるので、非常に便利になっています。
しかし、マヤはかなりの金持ちなんだろうと思わせるシーンでもある。



松代駅前には、童謡♪汽車ポッポの作曲者が松代出身だそうなので、その曲の歌碑が置かれています。



ちなみに、松代のアクセスは以下の通り。

長野駅から電車で行く場合
①長野電鉄長野線に乗り、須坂駅にて屋代線乗り換え
②しなの鉄道に乗り、屋代駅にて長野電鉄屋代線に乗り換え
③川中島バス(アルピコバス)で松代行に乗って直行


安い順に③→②→①の順。
早いのは恐らく②。①はカネはかかるは時間はかかるわでオススメできない。③は時間はかかるものの、最も安くわかりやすいので、このルートもオススメ。
そういうことを考慮すれば、マヤは少なくとも長野駅からタクシーで向かっているから、かなりの金持ちなんだろう。さすが(両親が離婚しているとはいえ)学長の娘なんだなぁ・・・。


この後は、以前にも書いた通り、1時間電車待ち。この日の松代は祇園祭で盛り上がっておりました。


松代駅のホーム。
実は路線利用が変則的になっていて、左端の3番線が須坂方面・2番線が屋代方面なのだ(1番線は未使用。先に線路がないことから、恐らく起終点用)。



その証拠に、屋代行の列車が右側の出口になっている。
日本の列車の法則でいけば、奥の3番線に停まるはずだが、さにあらず。もしやオカルト現象(笑)?



そんなことは置いといて(苦笑)、17:41に松代を発った後、17:56に屋代で乗り換え待ち。18:04にしなの鉄道では珍しい快速電車に乗って、最終目的地の長野市内に。


では、第1話に出てきたところの紹介。 長野駅周辺はこの善光寺口と言われるところになる。
このあたりが、主人公のマヤが立っていたアングルじゃなかろうかと。

右側にある建物は、MIDORIという駅ビル(否「よりどりミドリ」のミドリ電化)。
左側は、例の温度計付き広告看板。
ちなみに、この時の気温は29゚C。第1話の気温は20゚Cとなっている。この時期にしては少々涼しすぎないか?時間帯にもよるけど。



この写真は第1話の最初のほうに出てきたビル。
平安堂という長野では有名な本屋がメインで入ってるビル。モニターにあたる部分は今は映像は映しておらず写真広告に置き換えられている。



第1話で出てきた引いたアングルではないものの、分かりやすいかなと思い撮った善光寺口全景。
第1話のような全景は恐らく1階に土産屋のあるホテルの最上階にあるコーヒーレストランから撮ったのではないかと。



善光寺口も少し変わっていて、かつてあった善光寺口のアーケードは歩道工事でなくなっていて、最上階にコーヒーショップのあるホテルにあった長野放送の広告もなくなっていた(abn長野朝日放送と朝日新聞の広告看板は健在)。
何か昔の面影がなくなって少し寂しくなっちゃったなぁ・・・。まぁ、2年前にも来ているけど、聖火リレーのデモ関係でそれどころじゃなかったしなぁ・・・。
そんなことを思いつつ、そばをすすって名古屋に帰るのだった。




おまけ。

いやぁ、アトリエシリーズのザールブルグやグラムナートってここにあったんですね(ニヤニヤ)。
みなさん、ここがザールブルグ・グラムナートですよ(ギャハ)!

・・・と冗談は置いといて、ここがそのアトリエシリーズを生み出したガストの本社。ケイケンビルの中にあります。
場所は長野駅善光寺口から、ながの東急を抜ける道を歩くとすぐ(だいたい5分もかからないところにあるかと)。






Posted by alexey_calvanov at 23:27│Comments(0)TrackBack(0) とっくしゅ~で~す | アニメ・コミック

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