2010年07月17日

名著、復活

先日予約を入れてきた「横井軍平ゲーム館 RETURNS ゲームボーイを生んだ発想力」が先日やっと入荷したので、取りに行ってきた。

この本は、1997年に発売した同著のリバイバル。そのため、内容に変更はないものの、2010年の最新事情に合わせて、ニンテンドーDSやPSPといったゲーム機・ブルボン小林さんなどの解説が追加されています。



作品の内容としては、横井軍平さんの半生(収録当時)、ゲームクリエイターとしての半生(収録当時)や商品の逸話、そしてヨコイズムからモノづくりの考え方や経営理念を説いたものになっています。


商品の一つ一つに非常に練られた構想があって、また偶然の産物で生まれたものも多いんだな・・・と読んでいて思いましたし、また改めて横井さんの発想力の素晴らしさを実感すると同時に、彼がもうこの世にいないことを改めて惜しく思わざるを得なくなってしまいましたね。

彼がもしこの世にいたら、現在のゲーム業界をどう思って見つめていたんでしょう。喜んでいたのか、憂いていたのか、はたまたまだまだチャンスがありそうだとニヤニヤしていたのか・・・。
そして、彼の考えていたことが、実際に起こっていることを考えると、彼の考えはいまだに古臭いものではないと実感できるでしょう。来年発売すると言われている「ニンテンドー3DS」しかり、リハビリ医療の中にはゲームを利用したものが出てきていることしかり。


この書籍もなかなか本屋に見かけないのですが、ぜひとも取り寄せて読んでもらいたい書籍の一つです。電子書籍化しても十分元が取れるはずなんですけどねぇ。



Posted by alexey_calvanov at 20:53│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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