ITmedia Gamezの記事の中で、非常に気になるものがあったので、今回ここで紹介。
それは、「Yahoo!知恵袋」の中に寄せられたこんな質問から。
それによると、生活保護を受けている母親から寄せられたもので、子供がマジコンを持っていないために仲間外れにされかけているとのこと。毎月1~2本買い与えるゲーム代もバカにならないのと、子供のことを考えて、マジコンを合法化して未成年にはゲームを無料で遊べるようにすべきで、さらには生活保護受給者にはマジコンを無償配布すべきという主張をしています。
はっきり言えば、色々と言ってやりたい部分があるのですが・・・。
こういうことをすれば、余計にゲーム業界が厳しくなって、しまいには子供達の遊んでいるゲームそのものが無くなりかねないよと言ってやりたいのがまず一つ。
もう一つは、マジコンそのものは違法行為そのもので、それを認めるなんて言語道断。
あまつさえ、マジコンありきで動いていること自体おかしなもので、子供にはそういうものを持たないことが逆に正しい考えであることを教えるべきだと思えてならないです。それでいじめられようが、間違ったことを正当化することの方が大きな間違いであるということを子供には解くべきでしょうし、本当に子供のことを思うのであれば、そういった現実に対して相手の親はどう思うのかを問うべきだとも思うわけです(もし強く出られないのならば、せめて子供にはマジコンの不正な部分を説いてあげてほしいものです)。
そもそも論として、生活保護というのは、生存権の下に支給される健康的で文化的に送るための最低限の資金。趣味に割くなとは言いませんが、それに使うのは根本的におかしいわけです。
いくつかの質問の内容から整合性が見受けられない(生活保護受給者なのに、本来使うべき資金以外の出どころが多い)ため、確かにこれは釣りとも考えたくなりますわね・・・。
でも、生活保護受給者の疑いがある中、バイトをしているばかりか男にうつつを抜かし映画とかの趣味で散在している女がいるというのを聞いたことがありますし、あながち釣りとも思えない部分も・・・。
いずれにせよ、マジコンを使うことを推奨するのではなく、マジコンがいかにまずいものなのかを説くことの方が、親としての正しい答えなのではないかと思います。過去の経験上、マジコンや不正改造ツールが大ウケなのを知って愕然としているのもあるので。