あれほど寒い夏になるんじゃないかと思われていたのに、今や非常に蒸し暑い夏、7月になりました。今年もいよいよ後半戦突入。今月も半ばを過ぎると、学生は夏休み突入になってくるわけですなぁ・・・。
それを当て込んで、ゲーム業界もプチゲームラッシュになってくるわけで、人気シリーズの最新作が出るのも、決まってこの時期。そのあたりも含めて紹介していきましょう。
今回はマルチ展開とPS2の作品・・・まぁ実質PSシリーズの紹介と思っても差し障りはありません(苦笑)。
まずは、人気シリーズパワプロ最新作「実況パワフルプロ野球2010」(PS3・PSP)は外せないでしょう。
しかしながら、今作はPSグループのみでの発売。初めてPS3で発売される一方、Wiiや同じPSシリーズでもPS2では今回出してこなくなりました。ここにも経費削減の波か・・・。
ゲーム内容はPS3とPSPで若干異なり、PS3版では立体表示、プレイのクローズアップ、成長カードという新たな成長要素も加えられています。また、パワプロくんの顔にエディットができるようになり、個性的な顔が制作できるようにもなりました。それ以外では、ハードディスクドライブへのインストールによる快適なローディングやオンライン対戦といった、これまでのコナミのPS3での野球ゲームで行ってきた仕様が初めて実装されました。
対してPSP版では、「実況パワフルプロ野球 ポータブル」のプチリニューアルという位置付けになっています。
サクセスモードは久しぶりに12球団対象になり、それぞれの球団に個性あふれるサクセスモードが付くことになりました。
また、パワプロシリーズおなじみのデータ交換も可能(一部は片方通行)。
特にPS3では初めてのパワプロということになり、オンラインでも遊べることもあって、久しぶりに盛り上がるのではないのかなと思います。ネットを介してのデータ交換ができるともっと面白くなるんでしょうが、これは次回以降のお楽しみということで・・・。
ちなみに、この作品のウグイス嬢をやっている人が、実はうちの地元のFMでDJやってる人だっただなんて、最近知った(爆)。
2つ目は、「ブレイブルー コンティニュアムシフト」(PS3・XBOX360)。
昨年稼働した同名のアーケードの移植。
今作では、新キャラの追加・システムの一新とバランスの調整の他に、初心者向けのモードを配し、機能が制限される代わりにとっつきやすさが向上しています。さらにコンシューマー移植にあたってアーケードで録り直されたボイスに加え新規収録(主にフルボイスのストーリーモード)されています。また、オンラインプレイのバランス調整・コンシューマー専用の新キャラ・チャレンジモードの追加といったことも行われているので、アーケードで遊び尽した人達にも十分楽しめるようになっています。
下火になったと言われながら、今でも盛り上がりを見せる格闘ゲームの起爆剤として活躍してほしいものです。
3番目は、「デッド トゥ ライツ レトリビューション」(PS3・XBOX360)。
犯罪多発地帯となった街を救うために活躍する刑事とそのパートナーの犬とで展開されるアクションゲーム。
サードパーソン視点で展開され、例えば犬を使って敵をおびき出し、主人公が叩くといった連係プレイが可能です。
洋ゲーらしく、残虐なまでの出血と暴力演出のあり、ストイックさの欲しい人にも受けあいとのこと。
最後は、花と乙女に祝福を~春風の贈り物~(PS2)。
昨年発売された18禁PC作品の移植。今年の1月にはアフターストーリーが出ているなど人気のある作品になっています。
今作では、新キャラの追加・シナリオの追加・CGの追加・アフターストーリーかからの人気シナリオの移植が行われています。
次回は、X様の作品紹介。