今年の5月に行われるという上海万博。
開催前から、上海では景観美化を守るために、パジャマ姿での往来を禁止したり、洗濯物を干すなという政令を打ち立てたりと、正しいんだかおかしいんだかで市民の翻弄させられている姿がかねてから報道されていましたが、遂にここに来て中国らしい話が舞い込んできました。
上海万博のテーマソング、ジャッキー・チェンさんなど中国の著名タレントらが総出演で歌っているものなんですが、このテーマソングがどうやら岡本真夜さんの♪そのままの君でいて(1997年発売のシングル)の盗作ではないかという疑いがかけられているからです。
聞いてみると、確かによく似ている。メロディーの高低の違いなので、よく聞かないとわからない(特に最初に聞いた時には「おや?」という)レベルなものの、耳が慣れてくると明らかにおかしいレベルというのがわかります。
かねてから中国はパクリ天国というふうに言われています。
北京オリンピック前後に飛び出した石景山遊楽園(ドラえもんやミッキーマウス、ハローキティのパクリなどが飛び出した国営の遊園地)しかり、マクタッキー(ケンタッキー+マクドナルドのファーストフード店。まずいらしい)しかり、まぁひどいひどい。
そのため、一時期中国政府がパクリや怪しいものに関しては一斉取り締まりを行っていたそうですが、またこれだよ(苦笑)。
作詞者いわく、部屋を折るいていた際にインスピレーションで思い浮かんだとか、完成まで6年かかったとか言ってますが、どうも「ネットで流行っていたから」そのまま拝借・・・というのが事実なんじゃないかと思えてならんのです。
著名人まで歌わせてイメージソングで使っているのですから、ダメージは相当のはずです。そして、『中国=パクリ』という公式がまた一段と強固なものになってしまったのだから性質が悪い。
これはどうしたらいいものやら・・・。これが品質の向上に繋がっていけばいいんですけど、かねてからの行動を見ていくと、その動きは全くない・・・(泣)。
で、こういう話題が出てくると、中国とほぼ同化しかけていた(爆)某サイトの管理人の動向がものすごく気になってきます(ニヤニヤ)。