今日の夕方にやっているニュースで、目の網膜に直接当てて、その残像効果で画面上に翻訳された日本語を映し出すという翻訳機が登場したそうな。
具体的には、相手の会話をレーザー光線に変換して、そのレーザー光線を目の網膜に当てる。その後光線を高速で動かして、目の錯覚(残像効果)を利用して映像を出し、そこに英文と和訳を掲載するのだそうな。ちなみに、目には悪い影響は出ないそうだ。
もちろんマイクからも和訳された文が(ロボットボイスながら)話されるようになっているので、聞いても理解できるようになっています。
現在NECが山梨県の観光施設を舞台にして実験を行っているそうな。
ただし、今のところ英語は英語でもアメリカ英語しか理解できないため、イギリス英語やオーストラリア英語は翻訳できないようで・・・。要はクセのある英語は難しいということですね(イギリス英語はきれいな方なのに(苦笑))。
まずは全ての英語に対応できることが重要なんでしょうね。言わずもがなコストの面も。
でも、この翻訳機は同時通訳レベルで相手が理解できるので、翻訳家がいらなくなるばかりでなく、訳間違いも格段に減るでしょうね(無論全くなくなるわけでもないと思う)。
コストが下がれば、手軽におしゃべりができそうですね。特にヘッドセットチャットに装着されれば、言葉の壁に悩むことなくオンラインゲームが楽しめたりと、副次的効果はかなり高くなるでしょうし、非常に手軽にコミュニケーションが取れるという点では、ノーベル賞モノなんじゃないかと大げさに言ってみる(笑)。
・・・いやぁ、欲しいねぇ(ニヤニヤ)。
参考:会話が見える夢の翻訳機?開発進む(「TBS News i」より)