2010年01月13日

冬の新アニメ2010 その3 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド

冬の新アニメ3回目の今回は、メディアファクトリー刊のコミック誌「コミックフラッパー」原作の作品「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」です。アクション作品であるのですが、ロミジュリ(ロミオとジュリエット)的な禁断の恋を描いている側面もあるそうな。
ちなみに、ワールドワイドな展開もしており、アメリカやアジア諸国(韓国・台湾・タイ)でも読まれているそうな。あとこの作品も、「おまもりひまり」と同じく元々は18禁作品のマンガ家(ただし、この作品の作者はデビュー当時は一般誌の連載を持っていたことはある)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。


東京湾に浮かぶ人工の島、東京零号埋立地。唯一の連絡通路は1本のトンネルのみ。この埋立地が一体何なのか一切謎となっており、国はおろか関係者さえ一切口をつぐんでいた。

そんなある時、東京ではヴァンパイアが行ったのではないかとされる連続怪事件が発生する。それに対して検証しようとする一種のオカルトチックな番組が放送されることになった。
パネラーをはじめ観客もいぶかしがる展開。しまいにはヴァンパイアはいると言った役者でさえもいないんだと言う始末
ところがこれには大きな目的があった。
そう、単純に犯人をいぶり出すためと、ヴァンパイアはこの世に実在し、さらにあの埋立地の所有者かつあそこに彼らの『王国(バンド)』を築くことを内外に宣言するために・・・。

そんな埋立地のある東京に住んでいる一人の高校生鏑木アキラ。彼は子供の頃、真祖の血脈を受け継ぐヴァンパイアの女王に仕えるという盟約を交わしていたのだ(本人は初めそういうふうには思っていなかったが)。そして彼が子供の頃に会ったミナ(つまりは今の女王)に再会した時、物語は始まる。



というふう。


ところで、1回目は人物紹介を兼ねたイントロダクション的な作品に収まるところなんですが、いきなりバラエティ風な作風構成に大きくワロタ(番組タイトルは確か「アルテミスの天秤」)。この中に作者を紛れ込ませるとか、一体どんだけ小ネタ突っ込んでんだよ(爆)。

とはいうものの、番組そのものは至ってシリアス(個人的には面白いと思うコミカルな次回予告は除く)。それに一応世界観の説明には十分貢献しているので、全くダメだったということはない(むしろこういうのはアリだ)。あと主人公、影薄いな(爆)。<構成上仕方ないっちゅーの。


まだアクションアクションしたところがないので、こういう類は次回以降かなと思わせつつ、なかなか期待の持てる感じの作品に仕上がっていました。本当に不作と思しき中よく頑張っている作品です。
なお、ヒロインの一人の書くBL本が気になります(爆)。<そんな本編と関係ないことは聞かなくてよろしい。




「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」放送時間
【千葉】チバテレ(チバテレビ)
(日)24:00~24:30

【埼玉】テレ玉(テレビ埼玉)
(月)25:00~25:30

【東京】TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)
(火)25:30~26:00

【神奈川】テレビ神奈川
(日)26:00~26:30

【愛知】テレビ愛知
(水)25:28~25:58

【兵庫および大阪の一部】サンテレビ
(水)26:10~26:40

【CS】AT-X(アニメシアターX)
(木)9:00~9:30
(木)21:00~21:30
(月)15:00~15:30
(月)27:00~27:30


※青字は再放送。




Posted by alexey_calvanov at 23:44│Comments(0)TrackBack(0) アニメ・コミック 

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