やっと見に行けましたよ。
去年の24時間テレビ以来ず~っと何かしらの宣伝やら何やらで登場してきていたので、劇場公開し始めてからというものいつ行こうと思っていたんですが、なかなか時間ができず・・・。今日ようやっと見に行けました。
今回は、ディズニー・ピクサーの映画「カールじいさんの空飛ぶ家」です。
あらすじは、子供の頃に後の愛する妻とオンボロ家屋で知り合うことがきっかけで、一緒に南米のパラダイス・フォール(パラダイスの滝)に行こうとしていたものの、夢実現するその直前に妻が病に倒れ、そのまま他界。
その後一人遺されたカールじいさんは、遂に家が立ち退きに遭うと知り、家にたくさんの風船をくくりつけ、空の彼方へ飛んでいくのですが・・・。
というふう。
この映画は、実質2部構成になっていて、最初の数十分間で、妻と過ごした半生を描いて、いかに妻の存在が大きかったかを引き立たせてから本編の妻と一緒に行くはずだった南米に赴くふうになっています。
この最初の数十分間を見てると、もうそのシーンだけで泣けてくるわけですよ。でもそれで終わるわけじゃないから、泣くに泣けない(苦笑)。
それゆえに、これまでのディズニー・ピクサー作品と違い、泣かせる路線かと思ったら、「しむらー、うしろうしろ!」的なコメディーも相変わらず(笑)。アメリカ特有のウィットなジョークも出てくるわけで。
もちろん感動できる作品なんですけど、ちゃんとコメディーも忘れない、と。劇場内ではゲラゲラゲラゲラ笑ってしまいましたよ(無論周りも大笑いですが)。
今作は、字幕以外にも吹き替え、さらに3Dグラスを付けると飛び出す映画になるという仕組みにもなっています。
個人的には、吹き替えより字幕(テレビで見る分には一向に構わないのだが、やはり劇場で見るなら字幕がいい)、3Dより2Dのほうがいいなと思っていたので、なかなか字幕で放映してくれるところとその時間に苦慮しましたが、そういう形態を気にしないなら、すぐにでも見に行ってほしい映画です。