2009年11月10日

冬の新機種出揃う2009 ウィルコム編

いよいよ新機種が各キャリア(ケータイ会社)出揃いました。
各キャリアごとで様々な新情報などありますが、それに関しては各キャリア内で語っていくとして、今回もできるだけ先行発表順に進めていきたいと思います。
ただ今回はほとんどのキャリアで冬と春のモデルを一気に発表するというふうになりました。そのためどうしようかとも思ったんですが、ドコモ以外は冬と春の区切りが明確なので、ドコモ以外は来年の2月以降に紹介できればと思っています


では今回はウィルコムの新機種から。

とはいっても今回の機種もこれまで出た機種のモデルチェンジ版と言ってもいいかもしれません。
ただ機能面やサービス面では大きな変化がありました

まずはケータイでは初めてtwitter(ツィッター)を公式に導入した点
twitterとはつぶやきサービスとも言われ、「今何してるの?」との呼び掛けに規定文字以内で、ああだこうだとつぶやくサービスのこと。
それこそ出かけてる途中だの学校にいるだの職場で休憩中だのアミューズメントパークにいて遊んでいるだのとブログ的な扱いをするのが基本で、そこから緩やかなコミュニティーを作りだしてダベる、つまりはチャットやSNS的なことを行うこともできるわけです。
このサービス、アメリカでは大ヒットを飛ばし、イランでは反体制派とされる人達のデモ情報の交換ツールとして使われたのは記憶に新しいことでしょう。最近日本でも徐々に利用者が増え始め、広瀬香美さんの発言で一気に有名になったと思われます。

もうひとつは、いわゆるガク割にあたる中高生半額プラン
新ウィルコム定額プランを中高生在籍の最大3年間の間は半額(1450円)で利用できるようになっているものの、パケット通信と通話料が割高(最大2倍)になっているので注意が必要です。また申し込みは期間限定なので注意


それでは新機種の紹介に行きましょう。


①WX330J E(WX330J-Z E)
カメラ非搭載のストレートモデルで、2008年に出たWX330J(WX330J-Z)のマイナーチェンジモデル
紛失の際、遠隔操作で電話機能のロックが可能。また使用者以外のウェブ・メールの使用を制限することも可能になっている。
なお、法人モデル(WX330J-Z E)の場合、内線電話として利用できるようになっている。

個人的感想
ボタンがドームキー状になり、押しやすくなっている。全体的に小さくても、そのことで押す触感は悪くない。ただ、最大のウリだった防水機能が外されてしまったので、前機種よりも価値が落ちてしまった
また法人利用も想定されているのに、色が白のみなのも少々いただけない


②HONEY BEE3(WX333K)
同モデルとしては3代目のモデル。今回もストレートモデルなものの、twitterを標準装備。さらにウィルコム初のダブル(ツイン)カメラを搭載している(ただしテレビ電話はできない)
アウトカメラで撮った風景にインカメラで撮った自分の姿を合成できる「どこでもコラージュ機能」が搭載され、ちょっとしたプリクラ感覚が楽しめる。

個人的感想
メインターゲットの女子中高生を意識してか、遊び心のあふれた機種になっている。カメラ機能(イン・アウト共31万画素)は昨今のメガピクセルを見ると正直心もとないが、今回のウリである「どこでもコラージュ」を生かすには十分だと思う。
カラーリングも豊富で、twitterもすぐできる。さらにJavaも新機能になりゲームも豊富なので、エンタメ重視ならオススメ。ただ機能面はいただけない。


③HYBRID W-ZERO3(WS027SH)
シャープ発売のスマートフォンであるW-ZERO3シリーズの6代目(WILLCOM 03(WS020SH)も含む)のスライドモデル。OSはWindows Mobile 6.5 Professionalとなっている。
SIM STYLEかつ音声通話付端末で初めてW-SIMだけでなくWILLCOM CORE 3Gにも対応しており、またW-ZERO3シリーズでは初めてQWERTYキーボードが外された機種にもなる。
オプション品のW-SIM型のSIMモジュールと海外対応のSIMカードを装着することで海外での通話(GSM)が可能になる。
料金プランはこの機種専用のものになるとのこと。

個人的感想
ドコモとのMVNOで利用しているWILLCOM CORE 3Gだけでなく、無線LANも利用でき、当機を介してルータ代わりにできるなど様々なシーンに対応できるのは利用価値をこれまで以上に高めている
ディスプレイはタッチスクリーンになっているので、QWERTYキーよりも直感的に入力はできるものの、iPhoneを意識している感は否めないし、それ自身をW-ZEROシリーズと銘打ったのはなぜかという疑問符は付く
海外でもW-SIMをいじることでGSMでの通話が可能だが、W-CDMAを積んでいるのであれば、そちらでの通話、そして通信も対応できたのではないかという疑問は残る


次回はイーモバイルの新機種紹介。



Posted by alexey_calvanov at 21:30│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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