
これ以外にも今回のシングルの中に入っている4曲全てがA面という他のアーティストでもまれな曲構成になっています(そのためカラオケモードが未収録)。
で、メイン曲になる♪夢幻は、1月に出た♪深愛の状況をより昇華したものになっているらしいのですが、切ない雰囲気というよりも思いを燃え上がらせているふうになっています。曲調通りといえばその通りなんですが(汗)。某氏いわく「メスの臭いがする」のかはご想像にお任せします(爆)。
その曲調は♪深愛ほど演歌っぽくないんですが、やはり歌謡曲調。決してJ-POPではない(苦笑)。
ではここからは残りのA面の曲をば。
2曲目の♪天空のカナリアは「テイルズオブシンフォニア」のオープニングソング。自身が演じるヒロイン・コレットの状況をイメージして造られたものとのこと。
曲調的には1曲目と似たものですが、歌詞の重さは1曲目以上とも。
3曲目の♪Dear DreamはTBSテレビの「カード学園」エンディングソング。
曲調はどちらかというとロック調。またノリのいいテンションを上げたい時に使いたい曲ですね。
もっと明るくポジティブにというのを前面に押し出されています。
4曲目は先日行われた日本テレビ系の全日本大学女子駅伝中継(「第27回 杜の都 全日本大学女子駅伝」)のイメージソング。
候補曲が60曲ある中、彼女自身も参加して一から歌作りに係わった曲だそうです。
スポーツを題材にした曲なので、全体に爽やかな印象が漂っていて、彼女の曲調にはない部分が出てきているので新鮮だと思いますね。

この曲は2種類出ていて、写真のものは初回盤になるBlu-spec CD。
このCDはソニーミュージックエンタテインメントが開発したBlu-ray Diskの素材と製造技術を応用して作られたものだそうです。そのため通常より高音質が通常のCDプレイヤーでも視聴可能だそうです。
そういう点ではSHM-CD(スーパーハイマテリアルCD)とほぼ同じ原理で作られているのかもしれません。
で、肝心の曲なんですが、ものすごい切ない歌だわ。聞いてて苦しくなる曲というのが如実に感じられるのは久しくないですね。この時期だから特に感じるのかもしれないですね。
主人公のヒロインの由綺の心境を表した曲かもしれません。
カップリングの♪私だけを見つめても切ない。
こちらはどっちかというと失恋モードに近づきつつある曲というべきなのか?最後の歌詞がとてもいじらしく思えるのですけど、曲全体を聞きまわってもこれはあかんやろうという雰囲気を漂わせている中でこれですから、余計にいじらしさが強調されていて切なさ炸裂です(爆)。
・・・いや、これ下手したら泣ける曲だよ、どっちも。
ただ、どちらの曲にも言えることですが、あまり○○だから・・・というこだわりを持たずに純粋に聞いてほしいと思います。