近年では猛烈な台風になる台風18号が本州に近づいています。
既に沖縄や鹿児島・宮崎など九州の一部で被害が続出しています。
特に今回のコースは、奇しくも50年前に甚大な被害を及ぼした伊勢湾台風とほぼ同じ道筋をたどっているだけに、これから東海・近畿・北陸地方、状況によっては関東地方では大いに警戒が必要でしょう。
大げさすぎるんじゃないのと言うかもしれませんが、逆に大げさすぎるぐらいに動いたほうが(今回に関しては特に)いいと思っています。
伊勢湾台風当時と今とでは、マスコミの運営状況が違うので単純な比較はできないですが、事前に警戒はしてはいたものの、停電などで十分な情報が伝わっていなかったため情報が行き渡らず、結果として甚大な被害に繋がったとされています。
それゆえに、大したことがないと思っているうちに、早めに対策を打って動くことが大事なのだと思います。
既に接近している今では、大がかりなことは難しいですが、マンション等に住んでいるならば、ベランダに出している物干しざおや鉢植えといったものを引っ込めるだけでも随分と変わるものです。
一軒家の場合、基本的に低地や水はけの悪いところに住んでいるのならば、上層階がある場合は上層階へ、平屋などの場合は、行政の悲観勧告を待たずして早めに非難することをお勧めします。
家に留まることを選んだ場合、役所等で土のうを貰っていると思いますので、玄関など水の浸入しやすいところに設置しておきましょう。それでも行政の避難勧告が出たらすぐ移動できるように、必要なもの(ラジオ・ワンセグ・懐中電灯・ライターやマッチなど火の付けられるもの・ろうそく・医薬品(薬や包帯・バンドエイドなど)・乾パンなどの携帯食料や乳幼児・介護者のいる場合などの専用食など)を揃えておくことが肝心です。
明日職場へ向かう人は、余裕をもった行動をして下さい。既に休みが決まった場合は、無理な外出はしないようにして下さい。
災害を舐めてはいけません。喜んで見ていられるのは子供の時だけです。