
非常にか細いものの、力強く燃えている。
ちなみにその種火には、宮島で弘法大師が燃やしたとされる「消えない火」も含まれています。


奥には原爆ドームが見える。

「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と。
われわれ日本人だけでなく世界中の人々がが戒めなければならない一言でもある。

ガイドブックにもなかなか載っていないが、貴重な平和を祈るモニュメントの一つである。
このモニュメントが掲載されていないのは、もしかすると落書き事件があったからなのかもしれない。痛ましい限りである。
ちなみに、この辺りは春になると桜が咲き乱れ、広島市民の花見の名所になるのだそうだ。原爆死没者にとって憩いの風景になるのかもしれない。

当時としては斬新なフォルムらしい。
入場できるのは本館と東館のみで、西館に当たる広島国際会議場は入場不可になっています。

中にあるデジタル部分に、被爆からの日数と最後の核実験が行われてからの日数が刻まれている。そして下の歯車は最下部の歯車が回るようになるまでになると、自爆するという発想で作られているものだそうだ。それほど核というものが危険なものだという戒めの意味でもあるのだそうだ。

下の部分は再びゼロに戻ることのないようにしてもらいたいものだ。
中に関しては、大人50円・子供40円で入場できるので、広島に訪れた際は必ず見に行くべき場所であると訴えたい。
はっきり言って悲惨以外の言葉が思い浮かばない。それほど人々の望みを打ち砕き絶望の淵に追いやったのが、かの日に落とされた原子爆弾であることを忘れてはならない。そしてそこまで追いやった当時の連合国、そして日本政府は十分な猛省を促したいものである。
勝ち負けは関係ない。そのために何人の人が血を流し、死に絶え、亡くなった者に対し涙したのかを。

次回は、その他平和公園の周りを見ていこうかと思います。