2009年09月23日

広島旅行記 その2 カープファン永遠の聖地・旧広島市民球場編 前編

宮島から高速遊覧船で、一気に広島市内に。
ケータイの電池残量がかなりキテいたので、コンビニを探していると、いつのまにか旧市民球場前に。その前にあったコンビニで簡易充電器を買って、そのままそばにあった旧広島市民球場に入って行ったのでした。


旧市民球場の入口にある立て看板。
既に球場上面にあった『広島市民球場』は撤去されており、市民球場だとわかるのはこの立て看板くらい



正面玄関にある階段には、旧市民球場の歴史と奥田民生さんの同球場でのコンサート活動の模様を掲載した新聞記事が。そのそばにあったのが、当時の12球団監督のサイン色紙
こちらはパリーグ編。バレンタイン監督の下には特別メッセージが寄せられています。



こちらはセリーグ編。当然ながらブラウン監督の下に特別メッセージが寄せられています。
ちなみに、中日の落合監督は、「これからも天然芝で」というメッセージが・・・。移築に伴って人工芝になるのではという危惧を込めてのものなのだろうと推測。



中はかつての雰囲気がほぼそのままになっており、古きよき日本の野球場といった感じでしたね。
こういう雰囲気の球場は、かつては川崎球場・ナゴヤ球場などあったわけですが、川崎球場は取り壊され、ナゴヤ球場は中日二軍の本拠地および練習場として残ったものの、かつての面影はほとんど残っていないというふうです。
そのため、旧市民球場を見て、まずナゴヤ球場の雰囲気をオーバーラップしてしまったのが第一印象でしたね。
ちなみに、訪れた日は全世界から贈られた折り鶴の展示会と、そのきっかけになった佐々木禎子を偲ぶ展示会が同時に行われていました。



偶然にもスタジアム内に入れたので見に行くことに。 丁度少年野球の試合が行われており、熱心な野球ファンがバックスタンドを中心に観戦していました。




バックスタンドよりほぼ全景。
この真後ろに解説席のある放送室があるわけです。



1塁側からレフトスタンドを望む。
既に広告類は一切塗り潰されたり覆い隠されています。



一見見た目はきれいに整備されてはいるものの、往年の痛みは隠しきれず、このようにいくつかの席にはテーピングが・・・。
まぁ、川崎球場ほどのひどさはないが、甲子園球場のように大きな改修がなされていなかったことを物語る貴重な一コマでもある(ただし、試合進行に重大な影響を与えかねないため、バックスクリーンの照明や電光掲示などの施設面の改修はきちんと行っている)



1塁側奥からライトスタンドを望む。
ライトスタンドを含めた外野席は入場できなかったものの、ここがカープファンの聖地であることは変わらない。
ナゴヤ球場のように、何らかの形で残していただきたいものだ。



3塁側より。
この球場がいかに街のど真ん中に作られているのかがよくわかる一枚。
ちなみに、旧市民球場周りにはNTTグループの関連会社、メルパルクホールなどが密集している



そして、一部ではあるものの、売店のあったエリアも入れるようになっていたので、次回はそのあたりを取り上げていこうかと。




Posted by alexey_calvanov at 21:48│Comments(0)TrackBack(0) とっくしゅ~で~す | スポーツ

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字