8月現在175万ほどの契約数を得て、現在は音声端末よりも通称100円PCといったデータ通信端末とのセット販売で実績を上げているイーモバイル。
しかしながら、今まで販売戦略は家電量販店がメインで、個別に店を持ってサポートなどを行う専売店(キャリアショップ)業務は全く行っていませんでした。
ただ、契約数が順調に伸びたことでサポート業務の必要性に迫られ、かつさらなる純増を狙っての積極的な広告戦略を兼ねて、いよいよイーモバイルも今月から専売店(キャリアショップ)をオープンさせました。
記念すべき第1号店の場所は東京の赤坂。専売店以外に併設でネットブックやモバイル関連の周辺機器などを販売する女性をターゲットにした販売店「L-MOBILEDO」も同じ日にオープンしました。
このような形態にするのか、専売店のみの形態にするのかは不明ですが、10月以降東名阪や主要都市にに専売店を展開していくとのことです。
まぁ、2年半・契約数175万になってやっと設置したのかという思いがまずあったのと、相当トラブルを抱えてたんだじゃないかなぁと邪推してしまうほどです。
1番あり得そうなのは、設定トラブル、その次に機器そのものの初期不良や修理関連かなと。
この2点が買った家電量販店やサポートダイヤルの業務を少なからず圧迫していてもおかしくはないし、修理関連に関しては専門店がなくて上手く取り扱ってくれないというのに不満や不安を持つ人は少なからずいたと思うので、この方針は歓迎したいところですが、先述のとおり時既に遅しじゃないのとも。
とにかく専売店ができたことで、修理関連の業務が滞りなくできてほしいし、その他の面でのサポートも行き違いが減るように願っております。
そして何より、さらなるサービスの拡充(例えばSIMカードのみの販売や買い増し業務の追加、EMチャージ業務など)が行われるようになってほしい(要はネットでしかできないサービスが専売店でもできるようになってほしい)なぁとも思います。あとはMVNOで買った機種のサポートも行ってもらいたいものです。
これで専売店がないのはUQ WiMAXを扱うUQコミュニケーションズのみとなったのですが、内容から爆発的に増える可能性を秘めているので、イーモバイル以上に早急な専売店による拡充とサポート体制の確立をエリア拡大と共に行ってほしいものです。