2009年06月26日

マイコー!ポゥ!

今日朝起きて衝撃的な話を聞かされたなと思った方が大勢いたと思います。


80年代のミュージックシーンを席巻したマイケル・ジャクソン。かつてはグループシンガー・ジャクソンファイブとして70年代以降のブラックミュージックを変えた一人でもあったあのマイケル・ジャクソンが突然亡くなったのです。
ここ数年はかつての栄光は全く感じられないほどヒット作に恵まれず、7月予定のロンドンコンサートは延期するというふうだったそうです。この記事を書いている現在、はっきりとした死因は不明ですが、刑事事件的な要素はなく、心臓まひによる自然死ということらしいです。

私自身、ミュージックシーンを小学校のクラスメートの家で、当時は珍しいLDで見た記憶がありますね。その激しいながらも躍動感あふれる動きは誰にも真似できないなと思うほどでしたよ。
でもまぁ、ミュージックシーンに与えた影響とか、彼の生み出した曲がいかに世界中を席巻したかとか、ムーンウォーク大流行とかはすごく語られている部分なので、専門家でもなく詳しくもない私が語っても何の説得力もないので(笑)、それ以外のことで。


私がマイケル・ジャクソンと聞くとムーンウォーカーなわけでして。
映画も有名なんですが、ここで言うムーンウォーカーとは「マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー」なわけでして。

マイケル自身が企画(ベースは前述の映画)・制作に関与したこの作品随所に常人の思考とは逸した素薔薇しい発想(ギャハ)をした作品でして。
マジックを使って敵を弾き飛ばす(しかも、そのマジックはボタンを押す時間で変更される)わ、子供を救出するとライフが回復するわ(この一覧の行動を見て、幼児虐待疑惑がシロではないと思っている(爆))、ダンスアタックをすると敵(人だけでなく、犬やゾンビでさえも)が一緒に踊ってくれた揚句に踊り死ぬわ、コスモパワーという流星を取ると、メカマイケルに変身して破壊の限りを尽くすもうめちゃくちゃ(ニヤニヤ)。
しかしながら、マイケルの雄叫びボイスやダンスシーン、果てはマイケルの細やかな動きを忠実に再現していて、エンタテインメントとしては合格点です(ゲーム的には及第点ですが(爆))。
メガドライブ(注:かつてセガが出していたゲーム機)版が非常に有名ですが、アーケードでも同名タイトルで出ています(内容は別物)。

ちなみに、これだけ入れ込めたのも、マイケルが相当なゲーム好きで、日本来日の際にはセガを訪問して、当時最高の体感ゲーム機だった「R-360」を遊んでいっただけでなく、欲しいと言ってお買い上げしたなんて逸話もあるくらい。
そのため、セガとのパイプは相当太く2000年代(1作目のみ1999年)に発売した「スペースチャンネル5」シリーズではキャラ(1作目は隠しキャラ)の一人として登場したくらいです。後にミッドウェイ(日本ではセガ)から出た「レディ・トゥ・ランブル・ボクシング」にも登場しています。


とかく話題に事欠かなかったマイケル。
彼が亡くなったと報道されるや、追悼特集が組まれたり、マイケルの名曲が多数かかるなどエンターテイナーとして絶大な影響力を持った人物はそれほどいないと思います。
20世紀のエンターテイナーであるマイケル・ジャクソン、心からお悔やみ申し上げます。


実はまだ相棒として名を馳せたチンパンジーのバブルス君はご健在らしい。きっと亡くなった彼のことを思っていることでしょう



Posted by alexey_calvanov at 22:29│Comments(2)TrackBack(0) ゲーム系 

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この記事へのコメント
かのんさん>マイケル・ジャクソンは何が起こってもスターなんだなと改めて実感しましたよ。
それを成し遂げられられたのも、日頃の並外れた努力だというのをテレビで見て、ああ納得と思いましたね。
人々に期待されているとわかっているからこそ、日頃の努力だけでなく、過激なパフォーマンスに繋がっていくんだと思うと、かわいそうな人なんだなと思います。

ちなみにバブルス君は、ウィキで調べると2008年現在ご健在ということがわかりますよ。
Posted by アレックス at 2009年06月28日 00:57
心からご冥福をお祈りしますが。
彼に関しても
人々に過剰に注目され続けていたアーティストとして
ありとあらゆる苦労も多かったんだろうな…
そしてやっぱり
わたくしの友人もこの話でまず
『あのおサルって。どうなったんだろう…』
そうですか。
ご健在のようで安心しました
Posted by かのん at 2009年06月27日 05:51

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