2009年05月29日

夏の新機種出揃う2009 ドコモ編②

夏の新機種ドコモ編、今回はPRIMEシリーズの機種紹介です。


①N-06A
特殊なギミックを持ったリボルバー式ケータイのN-01Aと同じスタイル(3Wayスタイル)を採用した。
自宅や公衆無線LANのアクセスポイントを利用して高速通信を楽しめるようになっている(「ホームU」にも対応)だけでなく、Wi-Fiのアクセスポイントとしての利用も可能になっている。

個人的感想
機能的な面ではN-01Aよりもさらにブラッシュアップされている。特にカメラ機能の強化が著しい。
カメラスペックは810万画素ではあるが、無線LANを介してオンラインアルバムに展開する「ライフストレージ機能」を利用することができるので、撮った写真をリアルタイムに展示できて非常に即効性が上がったと思う。
また無線LAN機能だけでなく、Wi-Fi機能も使えるようになったことも大きい恐らくウィルコムの「どこでもWi-Fi」を意識しているものと思われる。新しくケータイを買う必要もなくケータイ利用の延長線上でかつ屋内外問わずに利用できるのが素晴らしい。
その他新iモードを搭載しているので、使い勝手も大きく向上している。


②N-07A
これまでドコモの携帯電話のデザインを手掛けたアートディレクターの佐藤可士和さんが監修自身初監修のスライド型ケータイでもある。
ランニング中に様々な機能や楽しいコンテンツが起動する「スポーティアプリケーション」が搭載されている。

個人的感想
画面側は全体に黒一色になっており、非常にシックな面持ちになっている。
機能的には「スポーティアプリケーション」なければ非常に一般的なものでこれといった特徴もないのだが、画面が大きくかつコンパクトにまとまっている点とオシャレなデザインは高く評価してもいい


③P-07A
通称VIERAケータイ。Wオープンスタイルを採用しており、このスタイルでは4代目になる。
大型のサブディスプレイを初めて搭載し、縦・横のオープンスタイルだけでなく、デジカメライクな撮影スタイル(つまり端末を開けることなく撮影)も可能になった。
その他カメラ機能もパナソニックのカデジタルカメラLUMIX(ルミックス)で使われている「おまかせiA」を搭載。VIERAケータイのメイン機能である「モバイルWスピード」も60フレーム/秒にまで精度が上がっている

個人的感想
今まではパナソニックの液晶テレビVIERAまでの機能しか搭載されていなかったが、今機種から同社のデジタルカメラLUMIXの機能まで搭載され、ますますパナソニックのグループ力が発揮されたケータイになったと思われる。
カメラ機能も810万画素にまで上がり、大型サブディスプレイを搭載したことで撮影スタイルもデジカメライクで撮影ができるようになり使い勝手が大幅に向上している
これまでも総合力が高かったケータイだったが、今回の改良でさらにポテンシャルが上がっているN-06Aと同様、今年の夏モデルの核になる機種と思われる。


④F-09A
タッチパネル対応の3.4インチ大型ディスプレイを搭載したスライド型ケータイ。富士通としてはF906i以来久しぶりに復活したヨコモーションケータイ(スライドヨコモーション)でもある。ギミック的にはN-06Aで採用されている3Wayスタイルに似ている。
810万画素のカメラには、富士通が一眼レフのデジカメ用に独自に開発したものをブラッシュアップした「Milbeaut Mobile(ミルビュー)」を搭載。また富士通のお家芸である指紋認識機能も搭載している。

個人的感想
久しぶりのヨコモーションではあるが、既にNECで似たようなものが出てしまっているので、新鮮味は非常に薄くなってしまったのが残念。また今回は複雑なギミックが災いしたのか、防水機能が非搭載になっている。
ただ、指紋認識機能が搭載されているので、そのあたりで差別化が計れているのが救いか。ぜひともヨコモーションでの防水機能も達成して、NECとのさらなる差別化を図ってほしいものだ。
なお、GPS機能が使えるのだが、電子コンパスが採用されているとのこと。近年では珍しい機能になったので、地図を見るのが苦手人や方向音痴な人にはオススメしたい。


⑤SH-06A
国内の携帯電話では初めて1000万画素のカメラ機能(1000万画素CCDカメラ。インカメは43万画素CMOS)を搭載した回転2軸式のAQUOS SHOTケータイ第1弾モデル。3.3インチのNewモバイルASV液晶搭載のフルワイドVGA液晶はタッチパネルになっている。
シャープのAQUOSハイビジョンレコーダーとの接続が可能になっており、レコーダーで録った番組を再生できるようになっている。
なお、6月に公開予定の「ヱヴァンゲリオン新劇場版:破」とのコラボモデル(Sh-06A NERV)も登場する。

個人的感想
カメラ機能が特に際立ったケータイになっている。
カメラ機能に関しては一般的なデジカメと遜色ないレベルにまで向上しており、特にケータイでは苦手とされている(ろうそくが灯っているレベルの)暗所での撮影能力が大幅に向上しているのが大きな特徴として挙げられるだろう。
またNERV(ネルブ。注:「ヱヴァンゲリオン新劇場版:破」で出てくる組織(特務機関)の名前)の官給品としてオリジナルカラーが登場することになっている。基本は同じだが、iコンシェルなど内装部分が作品仕様(一部コンテンツは庵野秀明監督および彼の立ち上げたスタジオカラー監修)になっている限定品なので、ファンには魅力的なアイテムになりそう。


⑥L-06A
韓国のLG電子が発売する回転2軸型端末。上り最大5.8MbpsのHSUPAに対応している。
既存のiモード以外にもGoogleに素早くつなぐことができるGoogleサービスキーを搭載。このキーを押すとYoutubeにも素早くリンクが可能になっている。
また、カメラレンズはドイツのメーカー「Schneider(シュナイダー)」を使用している。

個人的感想
LGとしては初めての回転2軸式のケータイ。ドコモの音声端末としては初めてHSUPAに対応しているので、動画のアップ時には非常に重宝しそう。そのためかGoogleサービスキーでYoutubeへのリンクも可能になっている。Youtubeをよく利用している人にオススメしたい機種でもある。
それ以外では平凡な機種であるものの、きれいにまとまっている印象が強く、以前の海外モデルになったローモデル的なイメージはあまり感じられなくなっている
韓国語にも対応しているので、同国での観光やビジネスでも重宝しそう。


次回はSTYLEシリーズの機種紹介です。



Posted by alexey_calvanov at 23:08│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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