そして、塩釜に向かおうと思っていた同行者に無理を言って、たっての願いをして、松島から多賀城に。
そしてそこからタクシーを拾って向かった先は七ヶ浜町。
・・・もうピーンときましたね?そうです、「かんなぎ」の里です(爆)。「かんなぎ」の主人公仁が住んでいた神社のモデルになったとされる鼻節神社に『聖地巡礼』して参りました。

この地図は後々ビックリすることが起こります。

最初の鳥居の先には舗装された道と未舗装の道との二股に分かれています。
私達は何も知らずに未舗装の道に。
途中蛇も出てくるこの道、実はその道こそが表参道。一雨降ったらとたんに道が悪くなりそうなふう。


まだまだ急峻な階段が控えておりましたとさ(ギャハ)。
日ごろの運動不足が祟っている方、脚力に自信のない方は素直に裏参道で参拝しましょう。

苦労する甲斐はあります。

恐らく主人公仁の家とされるものなのではと推測。

おさい銭箱が新しく丈夫になってました(苦笑)。

写真は裏参道中間にある三月田稲荷・天神社。
再び入口に戻ってきて、今度はやや下り気味の道(表参道と同じく未舗装)へ。
今度は神社そばにある花淵灯台に行ってきました。

東北初の無線装置付の灯台だそうだ。

この灯台から帰ってくると、なぜか最初の写真の立て札のかんなぎMAPが2枚貼られている状態に。
実は付近住民の有志がボランティアで定期巡回していらっしゃるようで、かんなぎMAPを貼ったり配ったりしているのだ。
実際、ファンの方々と思しき『巡礼者』が多いので、このような地道な配慮はありがたい。しかも町の人達が応援してくれているのは、ファンの皆様よ感謝すべきです。
しかし、「私達はこのあたりに住む浮浪者です」という文言には参った(汗)。
本当にお疲れ様です。そして本当にありがとうございます。
この出逢いがあったからなのか、あれだけブーブー言って、今頃寿司なのになとか言っていた同行者の一人は、絶景に感動したばかりか町ぐるみの協力にも痛く感動し、「こういうのはいいよね」と言い出す始末。もう手のひらを返したかのような(以下略)。
なお、鼻節神社までのアクセスは、七ヶ浜町のサイトによれば、バスではJR仙石線下馬駅から歩いて10分にあるバス停に乗車、そこから20分乗って舘下で下車。さらに徒歩20分かかるそうです。
そこでオススメしたいのがタクシー。
下馬駅もしくは多賀城駅前からタクシーで20分くらいで鼻節神社の入口まで着きます。できれば快速も止まる多賀城がベター。
片道2630円(進み具合で差があり)かかりますが、複数人で行く場合は非常におトク。もしくはレンタカー(駅から乗れる「トレン太くん」など)を借りていくのも一つの手段かも。レンタカーの場合なら、松島ばかりでなく、石巻や気仙沼もぐっと近く感じるかもしれません。
そして、散策をする際は帰りのタクシーは必ず呼びましょう。タクシーはなかなか捕まらないですからねぇ。
七ヶ浜で意外に楽しんだ後、「智代アフター」の痛車を横目に再び多賀城へ。そこから本当の目的地の塩釜へ向かいます。