白石駅から歩いて15分くらいで今回の最初の目的地白石城に。
町の中の小山の上にある昔ながらのお城(平山城)です。
城の中には神社もあり、城の入口は神社のそれも兼ねているようです。
城に入って少し行ったところに資料館と売店があり、売店は食堂が併設されています。
そこではこの地域の名物温麺(うーめん。もしくはううめん)が頂けます。
この温麺、江戸時代に病弱の父親に食べさせたいと修行の末作ったものがきっかけ。
製法の中で油を一切使わず、そうめんよりも短い、また主に冬場でなくても温かくして食すことが多いのが特徴。
写真はごぼうの揚げ物が入った「小十郎うーめん」。ダシもさることながら、味も非常にあっさりしています。
その売店では、「戦国BASARA」絡みのものが売られておりました(笑)。
お酒の飲めない方はこのようにソフトドリンクが3種用意されております。
上から、「真田幸村 カシス&オレンジドリンク」・「片倉小十郎 烏龍茶」・「伊達政宗 スポーツドリンク」。
こちらは「戦国BASARAビール」。
地元の地ビール(ピルズナー)を詰めたもの。ちなみに、他のビールに比べると100円高いのに、もうほぼ売り切れ状態。
他の場所でも見かけたのですが、既に完売状態。恐るべしキャラモノ(汗)。
資料館には、白石城の歴史と当時の鎧や刀、食風景などが展示されています。3階にはシアターがあり、常時上映されています。
「戦国BASARA」ブームは留まるところを知らず、地元の新聞河北新報でも取り上げられているほど。また城の至るところで同番組の宣伝とDVD発売の告知ポスターが・・・。
一緒に行っていた人いわく、「このままDVDもここで売るんじゃないか」なんてことまで。
そういえば、いわゆる歴女(注:歴史好きな20代~30代の若い女性)が多かったような気が・・。
恐るべし、「戦国BASARA」。
こちらが天守閣。
白石城は江戸時代でも一国一城の中でも残った珍しい城でもあります。
急な階段を上った末にある天守からの眺めは絶景。
幸か不幸か高い建物がないので、これほど見開けた景色が楽しめます。
恐らく蔵王方面の山ではないかと。
少し雲がかかってますが、まだ雪が残っています。
城の一角にはこんなものが。
・・・すごく不思議な光景が思い浮かぶんですが(苦笑)。
想像してみて下さい。
この畳の左側に小刀を腹に刺さんとする人がいて、右側には刀を振り上げて討ち取らんとする人が思い浮かびませんか(ニヤニヤ)?
とあるサイトでその風景を収めている(私が撮りました(ニヤニヤ))ので、お願いすれば見せてくれるかもしれませんよ(ギャハ)。
この後、白石城周辺の散策コースを回っていくことになります。