2009年05月03日

レコゲー2009 5月 携帯ゲーム機編

さて、携帯ゲーム機編です。
携帯ゲーム機も大型連休に合わせて出してくるかと思ったらそうでもなく、落ち着いた印象がありますね。ただ据え置き機と状況が違うのは月末にかけてラッシュがあることでしょうか。
あとはここにきてDSがやや盛り返してきそうな勢いが付いてきました


では見ていきましょう。


今月一番の注目作はPSPだと「勇者30」、DSだと「逆転検事」でしょうね。
前者は30秒で1つのミッションをクリアしていく変わったタイプのRPG。RPGとは言ってもアクションやシミュレーションもあったりと豊富。しかもドット絵で描かれているというポリゴン使用が当たり前にできるようになった携帯ゲーム機らしからぬ作品にもなっています。
ある意味ファミコンでもできるんじゃないかと揶揄されそうな作品ではありますが、サクっとできるだけでなく、同時に達成感も感じ取れる非常に稀有な作品にもなりそうです。

後者は逆転裁判シリーズから初のスピンオフ作品
主人公は検事の御剣。相棒の糸鋸検事とともに真実を追い求めるアドベンチャー。
今作からは移動先で御剣自身を動かして捜索をするアクションタイプのアドベンチャーになっています。
もうひとつの特徴は推理の過程で浮かんできた証拠や状況を繋ぎ合わせるロジックという機能自らの想像力と発想の転換が大きくものを言う思考意欲を高めそうな機能になりそうです。
前作がややマンネリ気味ともキャラが弱いと言われていただけに、今作でどう化けるかが気になるところです。


実はDSは今月注目作がごろごろと飛び出してきて、この時期にしては大変な状況
RPGでいくと「キングダムハーツ 358/2 Days」
キングダムハーツシリーズの最新作で、DSでは初めて(過去にGBAで出していた経緯あり)。ディズニーとスクウェアエニックスとのコラボ作品としても有名になりました。
「キングダムハーツⅡ」のキャラであるロクサスが主人公で、彼がXIII機関に所属していた時期の出来事を描いた作品
今作は下画面のタッチパネル部分は使わないオーソドックスなものになるものの、大掛かりなものを仕込んでいるらしいです。
特徴として、1人で進めるストーリーモードと最大4人まで同時プレイができるミッションモードが搭載されているところ。
本体同梱版が出るので、ファンの方はお早めに・・・と言ってももうこの頃には瞬殺だったと言うべきでしょうなぁ

アドベンチャーモノでいけば、「ひぐらしのなく頃に絆 第三巻 螺(らせん)」と「涼宮ハルヒの直列」
前者は同人ゲームから端を発した人気アドベンチャーホラーの移植版。縦に持ってプレイするという文庫本スタイルで進行する本当にノベルを読んでいるかのように進行していきます。
今回は罪滅し編・皆殺し編・宵越し編・解々(ときほぐ)し編の4編からなるとのこと。
後者は学園で起こる怪奇現象をハルヒに悟られる前に、キョンが(ハルヒを除いた)SOS団のメンバーと共にもみ消していく作品。角川とのキャンペーンがようやく終わりますよ(苦笑)。
今回は作品がアニメ放送中に出ることになったので、状況によってはかなり盛り上がってくるかもしれないですね。その点は注目したいなと。

シミュレーションでは「プロ野球チームをつくろう!2」
携帯ゲーム機では第2弾目のやきゅつくシリーズ。
基本的には前作のブラッシュアップなんですが、新要素として「ひいき育成システム」というお気に入り選手を愛情込めて育てるシステムや、最大4人でのワイヤレス対戦(ドラフトで選手分配から始められるのも大きな特徴)ができるようになっています


それ以外で注目してもいい作品は以下の作品。

その1:「グローランサー」(PSP)
うるし原智志さんがキャラデザを担当したRPGで、1999年にPSで出た作品のリメイク。丁度今年でシリーズが10周年になるという記念作品にもなります。
PS版に比べてテンポアップされた戦闘とPSPの解像度の高い映像によってキャラのきれいさが比べ物にならないくらいよくなっています。

その2:「デイズ オブ メモリーズ3」(DS)
ケータイアプリで好評の同シリーズの第3弾。
ケータイアプリ7作目の「Days of Memories 〜僕と彼女と古都の恋〜」、8作目の「Days of Memories 〜風舞う都でつかまえて!〜」、9作目の「Days of Memories 〜世界で一番熱い冬〜」の3本が収録。シリーズ唯一の繋がりのある3作品でもあります。
また全3作品をクリアすると、オリジナルシナリオが展開される仕組みになっているとのこと。また初代アテナ(ファミコン版で出てきたあのアテナ)が登場するそうです。


携帯ゲーム機編 結論
5月だというのに意外とDSはジャンルが割れて揃っている。どのジャンルも一流どころの作品ばかりなので、遊んで損はないでしょう。
かたやPSPは少ないものの注目作が素晴らしいので、DSといい勝負になるのではないのでしょうか?




Posted by alexey_calvanov at 23:18│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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