春の新アニメ、6回目は新進気鋭のマンガ家かきふらいさんが書いている連載マンガが原作の作品「けいおん!」です。
この作品、連載そのものの新しく、今から数年前に開始されたばかりのもの。かなり速いスピードで連載されています(ちなみに最速は「初恋限定(はつこいリミテッド)。」。半年だけ早い)。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
私立桜が丘高校には3年生が全て卒業してしまったために廃部寸前の部活、軽音楽部がある。
桜が丘高校に入学した幼馴染み同士の田井中律・秋山澪はは、4人集まらないと廃部になるという事実を知り驚きを隠せずにいたが、すぐに新入部員集めのために奔走することになる。
そんな中、同じく今年入学した琴吹紬は、合唱部に入部するつもりで部活見学に来るつもりが、間違えて軽音楽部に来てしまった。最初は入部する気はなかったものの、律と澪のやり取りを気に入って入部してくれることになった。
あと一人を集めるために、彼女達はポスターを作って必死の勧誘活動を行うことに。そのポスターを見て、やはり今年入学した何もやることが思い浮かばず入部申し込みも書けずに焦っていた平沢唯は、軽はずみな動機で軽音楽部の門をたたくことに。
しかし、軽はずみな動機では済まされないほど本格的な部活だと知り、入部を辞めようかと思ったものの、彼女達の真剣な眼差しと「あまり上手ではない」ながらも何かしらの心の琴線に触れさせた演奏を聞いて、唯は入部を決意する。
しかし、唯は楽譜も読めないばかりか楽器はカスタネットしか叩いたことがないという相当な初心者。それでも新しい軽音楽部の第一歩を踏み出すことになったのだった。
というふう。
見た感じ、原作が「まんがタイムきらら」系の雑誌で連載されている4コママンガということもあってか、どこかしか「ひだまりスケッチ」のようなにおいがするのは気のせい?
思うところに、舞台設定(高校生)・4人が主人公・原作が4コママンガ・緩い雰囲気・・・などなど。
しかし、同じ雰囲気なのに、どことなく違うものを上手く引き出せているのは、やはり音楽の力から来るものなのだろうかと少々考えてしまいますね。引くところや押すところが絶妙で、思わずクスクスとなってしまうんですよ。
なお、ここで流れる音楽は非常にいいデキ。1話の挿入歌が♪翼をくださいだなんて泣かせますなぁ・・・。
またオープニング・エンディングもロックしてていいですねぇ。特にエンディングがヘビメタ(ハードロック)風で思わずノリノリですよ。
で、もうひとつ、作画は京アニこと京都アニメーションが担当。しかし、地上波は4:3の額縁放送。きれいなグラフィックで名を売ったといってもいいくらいな京アニに4:3は失礼なような・・・。ハルヒの時は元々地デジ開始前後だっただけに仕方のない部分もあるのですが・・・。ホント京アニの無駄遣い(ギャハ)。