2009年03月20日

さて、どんなものにすればいいのやら・・・

実はどうしようか悩んでいることがある。
4月から、名古屋市全体で、スーパーでくれるビニール袋(俗に言うレジ袋)が有料化されることになったのだ。

実際のところ、名古屋ではゴミになるレジ袋をできるだけ減らそうという理由で、既に同市緑区では2007年10月から、名古屋市東部(守山・名東・千種・昭和・瑞穂・天白・南の7区)では2008年10月から実施されているのですが、遂に残りの8区でも4/4より開始されることになり、これで名古屋市の全てでレジ袋の有料化されることになったわけです

そのために、エコバックを買ってこないといけなくなるわけですが、さすがに仕事の帰りに買うことが多いわけですから、かさばるものはダメだし、派手なのやかわいらしいものもどうかと思うし、しばらくは他のスーパーでもらったレジ袋や紙袋で対処すればいいといえばそれまでですけど、その間に穴が開いたりしたら、もう使えなくなるわけですし・・・。
そうなると、シンプルな麻袋みたいなのが一番なわけです。ただ、どのくらいの大きさにすればいいのかとか、生ものや冷やしたものを持っていく時どうしようとか些細ながらも悩んでいます。しかも長いこと持っていくには不向きだよなぁとか(麻袋だとにおい移りしたりあった冷えたものが冷めてくると温度差でできた水蒸気が袋に染みるわけですし・・・)
そういうふうなので、あまり大きくなくてコンパクトにできるものをどこかで探して来ようかと思ってます。生もの用も入れれば2種類は用意したほうがいいのか?


ところで、このレジ袋有料化をするのは多くに2つの理由があるからでして。

一つは昨今言われ続けている地球温暖化問題
レジ袋はポリエチレン(さらにその原料はナフサというもの)など石油を原料としたもの。今回の施策を行うと、名古屋市だけでも7700万トン近くが削減できるとのこと。これはガソリン車2500万台程になるということです。

そしてもう一つ行う理由は、名古屋市が抱えるごみ問題にあるとも思えます。
このレジ袋有料化が緑区で始まる10年ほど前の1998年、名古屋市のごみの受け入れ先だった最終処分場の愛岐処分場の処理能力が残り2年ほどしかないという異常事態が話題になり、同時に最終処分場候補になっていた藤前干潟が貴重な環境資源であることから処分場建設反対運動が起こり断念(1999年)したことがありました。そのため、松原市長(当時)が「ごみ非常事態宣言」を出し、徹底したリサイクル活動を行おうということになったのです
今でも他の自治体の人達は口を揃えて名古屋のリサイクルの徹底ぶりを言うことがありますが、背景としてはそのようなことがあったわけです。

ちなみに、ごみ問題を特集していた地元のローカル局では、マイバッグだけでなくマイ容器を持参して、プラスチックを原料にしたパックなどの削減を推し進めていけばいいのではと番組内で提案していました
実際試してみると、衛生上の理由で安全が確保できないという理由で断った1件以外はすべてOKだったそうです(ただし、OKなものの蓋付の容器でないとお断りするというケースも含む)。
その取材仮定の中で一番驚いたのが、マニュアルを引き合いに断るだろうと思っていた大手コンビニのセブンイレブンでは、おでんのマイ容器での持ち帰りを認めていたことでしょうか(ただし、どれだけキレイであっても洗うことを了承するのが条件。東海地域では今までなかったそうだが、関東の下町では日常的にあるというのを聞いたことがあると対応した店の人は話していましたね)。


ただ、この有料化は百貨店とコンビニなどの一部で実施しないということを発表していますが、地球環境とごみ問題にきちんと当たっているという誠意があれば、逆に受け入れることで低迷・横ばいする売上向上に貢献できるのではないのかなとも思っています。




Posted by alexey_calvanov at 22:56│Comments(0)TrackBack(0) 真面目なモノ 

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