2009年03月19日

またフィデルがお怒りのようだ

先日の韓国戦に負けた日本。そのため再びキューバと戦うことになったわけですが、今回は岩隈選手を中心としてピシャリと抑え、無難に勝ち上がりました
苦しんでいた打線も、この日はよく繋がっていましたし、何より限界説がささやかれていたイチロー選手に当たりが戻って来たのは好材料。次回の韓国戦でも徹底的にマークされ抑えられてしまう場面もあるかもしれないですが、今日のようなバッティングができれば、その間隙を縫って打って出られるものと確信しています


ところで、前回の日本戦に負けたのが悔しかったのか、フィデル・カストロ元国家評議会議長、機関紙グランマを通じて以下の論文を出したそうです

いわく、「(日本は)時計のように精密であるが、勝てない相手ではない」と。また積極的に投手は交代していくべきだ・積極的に打っていけと言いつつも、(早いカウントで打ったことで打ち取られてしまったり三振に終わったことを反省してか)何でも振ってはいけないなどと球の見極めをしていくように諌めたりもしました。同時に日本チームはキューバの選手を冷静に分析していると高く評価し警戒していました

そこまで言ったのに、彼らは勝てなかったわけです。世界ランク1位、かつ打線は世界最強とまで言われ、チーム打率が4割近くあったといわれたキューバが消えたのは、運が悪かっただけなのでしょうか?
キューバは、投手陣がしっかりすれば本当に怖いチームです。日本も韓国も一ひねりできるチームです。それでも負けたのは、投打の軸がかみ合わなかったことが最大の原因ではないかと個人的には思っています。




しかし、今回のトーナメント(ダブルエリミネーション)、まるでベーコン・白菜・ベーコン・白菜・・・と層になって盛り付けられた鍋食わされてるようだ(爆)。
ベーコンのようなキューバの肉々しい野球に、白菜のように、繊細ながらも存在感のある韓国の野球。これを繰り返し食わされていくような感じだなぁと。

もっとも、その鍋は白菜の水気とベーコンの程よい脂から出るダシのおかげで、非常に美味しい鍋になるんですけどね(笑)。
次回の韓国戦は、その美味しい鍋のスープのいただけるくらい勝ってほしいものです



Posted by alexey_calvanov at 23:23│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

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